偽善者でのオアソビ。
即興で書いたものです。
見るのは全て自己責任でお願いします。
内容がごちゃごちゃです。
よくわからないです。
それでもよければどうぞ。
『偽善者』
なんてうるさい。
なんてしつこい。
なんて醜い。
人気者になりたくて、恩を売りたくて、敵を作りたくなくて。
それだけのために偽善者になるなんて、なんて馬鹿馬鹿しい。
別に一人でもいいじゃないか。
別に友達がいなくてもいいじゃないか。
別につまらなくてもいいじゃないか。
どうして一人でいれる嬉しさがわからない。
いや、わかりなくないのか。
まあ、偽善者にわかってほしくもないのだが。
君は言った。
「一人で寂しくないの?」
私は答えた。
「どうして寂しいの?」
君は言った。
「寂しくないなんて可笑しいよ」
私は答えた。
「友達がいても楽しいとは限らないじゃない」
君が言って、私が答えて、君が言って、私が答えて、君が……その繰り返し。
ああ、なんて堂々巡りなんだろう。
ああ、なんて時間の無駄なんだろう。
やはり偽善者は嫌いだ。
だからこそ、私はこうして笑みを浮かべているのだろう。
もし偽善者が偽善者をやめたくなるのは、どんな時なのだろうか。
ああ、見てみたい。とても見たい。
そんな私に、同志は言った。
「やっぱり壊れてるよ」
だから私も、こう答えた。
「あなたもでしょう?」
すると同志は頷き、静かに立ち上がる。
さあ、オアソビを始めようか。
偽善者を見つけ、確かに私の頬は紅潮した。