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世にも不思議な短編集

偽善者でのオアソビ。

作者: 沙由梨

即興で書いたものです。


見るのは全て自己責任でお願いします。


内容がごちゃごちゃです。


よくわからないです。


それでもよければどうぞ。


『偽善者』


なんてうるさい。

なんてしつこい。

なんて醜い。


人気者になりたくて、恩を売りたくて、敵を作りたくなくて。


それだけのために偽善者になるなんて、なんて馬鹿馬鹿しい。


別に一人でもいいじゃないか。

別に友達がいなくてもいいじゃないか。

別につまらなくてもいいじゃないか。


どうして一人でいれる嬉しさがわからない。


いや、わかりなくないのか。


まあ、偽善者にわかってほしくもないのだが。


君は言った。


「一人で寂しくないの?」


私は答えた。


「どうして寂しいの?」


君は言った。


「寂しくないなんて可笑しいよ」


私は答えた。


「友達がいても楽しいとは限らないじゃない」


君が言って、私が答えて、君が言って、私が答えて、君が……その繰り返し。


ああ、なんて堂々巡りなんだろう。

ああ、なんて時間の無駄なんだろう。


やはり偽善者は嫌いだ。


だからこそ、私はこうして笑みを浮かべているのだろう。


もし偽善者が偽善者をやめたくなるのは、どんな時なのだろうか。


ああ、見てみたい。とても見たい。


そんな私に、同志は言った。


「やっぱり壊れてるよ」


だから私も、こう答えた。


「あなたもでしょう?」


すると同志は頷き、静かに立ち上がる。




さあ、オアソビを始めようか。




偽善者(オモチャ)を見つけ、確かに私の頬は紅潮した。



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― 新着の感想 ―
[一言] この小説に書いてるのって偽善?と疑問が出てしまいます。 偽善とは本心からではなくうわべの善のことを指します。(偽善の定義が決まってるわけではないので明確には言えませんが) 1人は寂しい、寂…
[一言] とりあえず、久しぶり。沙由梨様。 元気にしてるかい? 病気したり、怪我したり、落ち込ませたりする馬鹿はいないかい? そんな奴らは私が抹殺しに行くから教えておくれ。 アスナ「普通だったのに、怖…
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