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7F列車 特定地方交通線
追憶シリーズ第2作です。白糠線は短いので、2分程度で完結する予定ですが、引き伸ばされる可能性も大です。それではどうぞお楽しみくださいませ。
北海道。そこはもともと鉄道路線の宝庫であった。根室本線などをはじめとする幹線鉄道路線が多数敷設され、そこから枝分かれする路線がたくさん展開していた。だが、いまそのほとんどは見ることすらできなくなってしまっている。それは人が自分で作りながらも切り捨てた証拠である。その中に北海道一経営の厳しかった路線がある。その線路の名は白糠線。知る人ぞ知るすべてが失敗に終わった路線であった。今回はその不運も語りたい。
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