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ストーカー

〜保健室〜


「これでよし」

保健室に来たものの肝心の先生がおらず仕方ないので俺と水無月で簡単に薬を塗りテーピングをした。



「まだ痛いと思うけど我慢してね」



「は、はい!!あ、あありがとうごございますす!」

今だに女の子は動揺していた感じだった・・・



「それより、聞きたいこと私達あるんだけど」



「は、はい。」



「あなたその制服から見る中等部の子よね。なんで中等部の子がこんな時間にいるの?中等部は今日早く終わったはずよね?」



そう中等部の子達は高等部と違い今日が入学式で午前中には家に帰れていたはずなのだ。早く終わっていたはずなのにどうしてこの子はここにいたのだろうか



「え、えーとその私は・・・・」


「おい、水無月そんなに一気に問い詰めなくても・・・。えっと君無理しなくて言わないでいいからね」



「ふぅ朝倉あんたはまだまだ甘いわね。この子がもしかしたら私達のスパイだったらどうするの?実際隠れてこっち見てたわけだし」


「いや、どうするのって聞かれても・・・」





「あの!!」

俺と水無月が会話しているなか急に女の子は声を張り上げてまさかの台詞を口に出して言った



「朝倉先輩好きです!!」


「あれ?なんで俺の名前って・・・えーーーッ!?」

本当に突然の事だった。突然の事で俺は固まってしまった



「フフ、朝倉あんたってやっぱりモテるのね」



「あの、あの私朝倉先輩が中等部にいる頃からずっと見てて、そのそれで・・・本当に朝倉先輩のことが大好きなんです!」



「中等部の頃から見てたって全然気づかなかった。・・・あ、もしかして今日俺が掃除中感じてた視線ってもしかして・・・」


「あ、それ私です。朝倉先輩が高等部の校舎に行ったから探すのに苦労しました。」



「はは、そうなんだ・・・」

「さて朝倉どうするの?」


「いや、どうするって言われても・・・」


正直困っていた。こんな経験初めてだしどう言えばいいのか・・・



「あの、駄目ですか?」



「えっと、俺まだ君のこと全然知らないし、ていうか名前ですら知らないし・・・そのぉ、今はごめんね」




「・・・・」


俺が断りをいれると女の子は黙った。やっぱり言い方が悪かったかな。



「あの、朝倉先輩今は駄目ってことは私のことちゃんと知ってくれたらまだチャンスはあるってことですよね?」



「え、あ〜まぁそういうことになるのかな?」



「だったら私先輩に私のこといっぱい知ってもらいますよ!よし、じゃあこれからは先輩にアピールしまくっちゃいます!」



「フフ、よかったわね朝倉」

「本当によかったんだろうか・・・」



「あ、まだ名前言ってませんでしたよね?私は中等部3年の相沢美琴あいざわみことです!美琴って呼んでください!」


美琴は今さっきと違って元気に自己紹介をした



「あぁ、んじゃよろしくね美琴」


「はい!よろしくお願いします朝倉先輩。えっとそれで気になってたんですけど朝倉先輩の横にいる人は?」



「私?私は水無月彩音。朝倉の相棒よ」



「いやいや、誰が相棒だよ・・・」


「なるほど。水無月先輩もよろしくお願いします」



「えぇ。よろしくね美琴」


「さて、じゃあ自己紹介も終わったことだし、そろそろ帰ろうか」



「そうね。いつの間にかこんなに遅くなってるし」



時計を見てみると時計の針は5時半をさしていた。

そして俺たちは保健室を出て校門の方まで行った。





「朝倉先輩、水無月先輩、私は先輩達とは逆方向なのでここで」



「そうか。じゃあまたね」


「あの、朝倉先輩!」


「ん?」



「え〜と、そのぉ・・・」

なぜか美琴は何かを言いにくそうにもじもじしていたもしかして・・・



「美琴明日からは隠れて見てるんじゃなくてちゃんと普通に話しかけていいからね」



「あっ・・・。はい!!」


「フフ。」



「それじゃあ朝倉先輩、水無月先輩、また明日!」


美琴と別れを告げ俺と水無月も家へと帰っていった。








「ただいま〜」



「空君おかえり。遅かったから心配したよ〜」

「ごめん、姉さん。ちょっと色々あってね」



「色々って?」



「えっとだから色々だよ!あ、それより姉さん風呂もう入れる?」


「うん、入れるよ。ご飯もできてるよ」



「じゃあ風呂の方先に入ってくるね」



「うん、じゃあ支度して待ってるね空君」


なんとか姉さんをごまかして風呂へと入っていった










「ふぅ〜疲れた〜。ほんと今日も色々とあったな」


俺は湯船につかると今日あったことを振り返ってみることにした。生徒会の橘先輩には追いかけられ、生徒会長の菜穂先輩には生徒会に入れられそうになりそして居残りで掃除をさせられて一つ年下の美琴には告白される・・・・



「はぁ〜ほんと今日だけで色々あったな。まだ高校生活2日目なのに・・・。明日もがんばらないとな」



この後かなり疲れていた俺はしばらく湯船にもつかっていた。

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