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MAGIC LANTERN〜転生亡者は無様に踊る〜  作者: 玉雫
第1章 強さを求めて        第1幕 この世界で生きる基盤
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第8話 侵入者と力に呑まれないために

さて、平和な世界的を作ると言ったはいいもののその為にはハイドをどうにかしないといけない。


 というのもこのゲーム、バッドエンド以外のエンディングは主人公にとってはハッピーでも世界にとってはバッドのエンディングしか無い。


 それならもうハイドをこちら側に取り込むか絶望させて廃人にするしか無い。


 しかし皆殺しエンドに向かう時の主人公は覚悟を決めてガストンに協力している。


 だからハイドをこちらに取り込むのはほぼ無理だろう。


 そしたら絶望させるしかなくなる。


 正直一度絶望して亡者になってしまったこのレイの体でハイドを絶望させるのは思うところがあるが………別に絶望させなくても力の差を見せつけて話を聞いてもらうでもいいか。


 それならひとまず100回倒してみればいいか。


 それなら尚更レベルアップしたいな。


 幸い俺の中には色褪せてはいるが『幻灯のカケラ』があるこれをなんとか戻せれば………ん?


 うげ、ハイド来ちゃった…ん?何かおかしい逃げてる?


 は?ドラゴンに追われてるのかよ、これ死んだか?


 ん?後ろに何か…っ⁉︎この赤黒い繭は、何かが侵入してくる。


 うわまじかよ、ラスダンで手に入る装備してる。


 あっぶね!『気術』の『気弾』飛ばしてきやがった。


 っあっつ!


 いやハイド死にやがった。


 ドラゴンと侵入者に挟まれたらもう終わりよ。


 いや、諦めたらダメだなこんな時こそ亡者化を試す絶好の機会。


 っ!やっぱり死が近づいてる気がする。


 実際この力に呑まれたら本当に死ぬんだろうな。


 呑まれるな意識を強く持て意識を強っ…首をはねられた⁉︎


 ハハ、無理…だっ…


 意識が途切れる直前俺の目には少し焦りの表情が見える侵入者の姿が映っていた。

 


 

この小説は『カクヨム』様にも投稿していますのでそちらもぜひよろしくお願いします。

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