第4話 集団戦と推し
別に死ぬこと自体は問題じゃ無い…てかいつのまにか死ぬことに慣れてる自分が怖い。
まあいい、ただこの廃墟に来た理由はもう1つある。
それをやるまでは死なないな。
それに、早くやらないと取り返しがつかなくなるかもしれない。
ならまずはここをどう切り抜けるかだな。
バンッ!
避けられるか。
数は5匹、攻撃を全て避けながら倒し切るのは流石にまだ無理があるな、それなら。
さっき拾った残りの爆弾これを逃げながら投げるのがいいか。
ダッ!
出来るだけ速く距離をとる。
「ガァ!」
よし!いいところに着弾!なっ!
2匹逃したか、ただ1匹はもうぼろぼろ、これならやれる!
まずはすれ違いざまに弱った方をっ…斬った!
「ガッ!」
もう1匹に右腕が噛まれた。
でもこれは好都合、『バン!』頭に命中。
討伐完了
ふう、なんとかいけたな。
「っ"…痛えな」
まあいいや、それよりここに来たもう1つの目的だ。
その目的とはこの廃墟にいる推しに会うためだ。
しかしこの子はストーリーが進むと最終的に自分で殺さないといけなくなる。
だから何としても主人公に会わせてはならないのだ。
そしてその子、ムーナはもう見つかった。
ただ問題がある。
それは、さっきの爆発で集まって来た狼に囲まれているところだな。
数は7匹、さてどう助けるかな?
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