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MAGIC LANTERN〜転生亡者は無様に踊る〜  作者: 玉雫
第2幕 死を司る者
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第19話 呪術師と悪魔の話し合い ②

 「まず貴方のことを教えてちょうだい」


 「わかった」


 俺は転生者であることやこの体の元の持ち主『レイ』のこと以外は話さずに死の力のことだけを話した。 


 ちなみに生まれとかに関しては亡者になる前のことはわからないと行って誤魔化した。


 「今代の王の力ねえ。ていうか貴方はなんでその力の正体を知ってるのよ」


 「ガストンが教えてくれたんだ」


 「ふ〜ん、なんであんなおじいちゃんがそんなこと知ってるのかしらね」


 ゲームでも今代の王『ロー・デスペア』、つまりラスボスのの情報はストーリー進行で何回か教えてくれたが正体自体は明かされなかった。


 まあ、ネットとかでは言動や装備からして側近だったんじゃないかとはいわれていたが。


 「よくわからないな」


 「そう、じゃあ次は私の番。まず私の亡者化について軽く説明するわね。

名前は『呪奏の亡者』効果はまあ、さっき見た通り呪いを弾にして飛ばしたり翼から抜け落ちた羽根に呪いを付与して飛ばしたりできるわ」


 そこら辺はゲームと同じだな。


 「ただ、副作用として使っている間は精神が呪いに支配されて戦闘狂になってしまうわ。だからさっきもいきなり襲いかかってしまったの。ごめんなさい」


 「別にいいよ。気にしてないし」


 「ありがとうそう言ってもらえると助かるわ。次は私の生まれとかについてね。ただこの話はお姉ちゃんがいた方がいいわね。…私達の家に招待するはついてきて」


 「いいのか?」


 「ええ、そっちの方が話しやすいもの。ただ場所に関しては他言無用でお願い」


 「ああ、わかった」


 それにしてももうこいつの姉に会えるのか。


 ゲームではかなり終盤の出来事だったからな。


1時間後


 「結構長かったな」


 「まあ、そうね。ここが私たちの家『メリメア大教会跡』よ。ここの地下に2人で暮らしてるの」


 「お邪魔します。…それにしてもでかいな」


 ゲーム以上の迫力だ。


 俺はアエリアに着いて行き地下室に入り目の前の女を見た瞬間瞬間異様な気配を感じた。


 その女は金髪の聖女のような見た目をしており胸の辺りから露出した心臓から伸びる血管や肉塊に縛られているのだ。


 「紹介するわね。この人が私のお姉ちゃん。メリメアよ」

この小説は『カクヨム』様にも投稿していますのでそちらもぜひよろしくお願いします。

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