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251 新米女王


「抜け道、見つけたよ~~♪」


 探索組が戻ってきた。


 ファラ、レンカ、もちろんフィン。


 館の、入ってすぐの広間、その左奥の扉は、レイマールの居室すなわちガザードの部屋につながる、山賊たちが財産を貯めこんでいた場所だったわけだが。


 右側の扉の方は、厨房や倉庫などに続いていて、そこに隠し扉があり、奥へ続く洞窟が伸びていたそうだった。


 あの長身痩躯のガザードが万が一の時にはそこから脱出できるように、またフィンが入りこんでくるのに十分な広さはあって、炎が突っ走った後ではあったが穴自体は崩れておらず、さらに出口を隠すための岩を支えていた木材などが焼け落ちていたため、割と楽に外に出られたのだという。


 ただ、大柄な者は厳しいし、亜馬たちも一頭ずつ持ち上げて押し出さなければならない、牛獣人はどうやっても無理など、色々制限がある。


 同行していたドランがゾルカンに、どの辺りに出てこの山をどう下っていくのか説明し――。


「『赤のろし』を上げといた。案内に三人出したいんだが、余裕あるか?」


 山の、遠くの方で、糸のように細い、赤い煙が立ちのぼり始めたのが見えた。


 どうやら、他の案内人たちに救援を求める合図であるらしい。


 人員の犠牲と怪我人の多さ、そしてグンダルフォルムの大きさからいって、人手はいくらあってもいいだろう。


 ……その者たちが到着すると、交渉は案内人陣営が有利になるのは間違いない。物を運ぶためにはどうしても人数が必要だからだ。


 ゾルカン、セルイ、ライネリオ――この後にやりとりするだろう者たちが、すでに視線で火花を飛ばしあっていた。





 それはともかく――葬儀が行われた。



 今回は、バルカニア人の死者はひとりだけ。


 ここまでせっかく生き延びた客のひとりが、踏みつぶされていた。

 もう一人重傷者がいたが、そちらはカルナリアの力で命をとりとめている。



 案内人たちは、砦で死んだ者に、ガンダたち外で殺された者も加えての葬儀となった。

 ギャオル、シャルガも――ひとまとめにして弔われる。



 そしてカラント人は――ものすごい人数が、命を落としている。


 遺品を収めた穴、その上に人数分の墓標を立てるなどとても不可能で、フィンに手伝ってもらって岩床に太めの丸木を一本立てて、それでまとめることにした。


 祈るのはもちろんカルナリア。

 白い布があったので、それを肩口から腰に回し、幾重にも巻いてふわりとした(ひだ)のある衣装にした。前に外国の使節がそのような衣服を身につけていて、真似してみたことのある経験がここで生きた。


「私も……お父様に……祈らせていただけません……か……」


 フードをかぶり、首にも黒い布を巻いたトニアが、姿を見せた。


 縛られてはいないが、逃げようとはしない。

 その時は確実な死しかないと、もうわかっている。

 首に巻いた布は、フィンおよびカルナリアの奴隷の立場だということの表明だ。


「どうぞ」


 カルナリアは、自分の真後ろに並ばせた。


 トニアと、レイマール兵の生き残り六人が横一列。


 セルイたちは、レイマールに殺されかけた間柄であるし、そもそもの仇敵にして貴族ということもあり、その後ろに並んで形式的にのみ祈るかたちをとった。

 彼らが真摯に祈るのは、彼ら自身が立てたファブリスとジスランの小さな墓標に対してだ。

 無論カルナリアも、後でそちらに深く祈らせてもらう。


 ゴーチェはいまだ目覚めないので寝かせたまま。

 目覚めた後で、共にモンリークのために祈ることになるだろう。


 カルナリアは、全力で、祈り、唱え、舞った。


 実の兄、今ではごくわずかな肉親のひとりだったレイマール。

 騎士ディオン。魔導師バージル。レイマールに忠実だった臣下たち。祖国へ帰りたいと願っていた彼ら。

 様々ないきさつがあったが、今となっては、みなの魂が良き風に乗り故郷へ戻ることを祈る以外の思いはない。


 カルナリアは、ガザードはじめ山賊たちのためにも祈った。

 どのような形であれ死者は(いた)むべきであり、またここには彼らのために祈る者はいないだろうから、自分だけでも。


 ファラが魔法を使った。

 水――霧と、冷気。

 白いものが大いに舞った。

 顔に、肌に、冷たいものが降り注ぎ、岩の地面に撃ちこんだ墓標にも降り注いでいった。


「…………」


 白いものが降り注ぐ中、ふわりと、フィンが移動した。


「どちらへ?」


「私が弔ってやらねばならない相手がいるからな」


 フィンの向かう先には――巨蛇(グンダルフォルム)があった。


 自分が討ち果たした相手に、彼女なりの弔いをするのだろう。

 フィンは住んでいた小屋や山、土地にも感謝する風習の持ち主だということをすでに知っている。ここでグライルの主のために祈ることに不思議はなかった。


 カルナリアも、心の中でひそかに、最期の瞬間にとてつもない恐怖に襲われていた知恵ある巨蛇の魂に、安らかなれと祈りを捧げた。




      ※




 死者のための儀式が終わると。

 生者のための儀式が始まる。


 会議、とそれは呼ばれる。




 セルイが言ってきた。


「王女殿下、お時間をいただきたく存じます。重要な話をしなければなりません。カラントの未来について。我々の行く末について」


「………………はい」


 ついにこの時が来たかと、カルナリアも気持ちを引き締めうなずいた。




 確保した、大きめの天幕。

 フィンとカルナリア、セルイとファラ、レンカ、グレンが入り、兵士たちが外を守る。

 話が終わるまで、ゾルカンであっても絶対に近づけないように、と。


 彼ら元レイマール兵は、王宮で、以前からカルナリア王女の姿は見知っていた。

 だが――だからこそと言うべきか、このような場所で突然現れカルナリアだと紹介された奴隷の小娘を、レイマール生存時には、実はまだ本当に王女と認めることができていなかった。


 しかし、最強の魔獣襲来と惨劇に心が壊れ――祖国へ帰るためにとはいえ、不可能の代名詞だったグライル越えに突然参加させられ、敬愛する主君や最強と信じていた上司たちのほぼ全員が食われてゆくところを目の当たりにしたために、彼らを支えていた様々なものが根こそぎ消滅して。


 そこに、カルナリアの存在が入りこんだ。


 何も考えられないまま周囲から言われることだけをやっていた昨日が終わり、わずかなりとも精神が回復し、ものを考えられるようになった彼らは。

 今の葬儀に際しての、祈る美麗な声、見事な所作、祈りを終え死者たちの乗る白い風を身にまとった、気品に満ちた少女の姿に、この方は紛うことなきカルナリア王女ご本人と納得して。

「これからどうするのか」という問いへの完璧な返答を得た。

 すなわち、きわめて忠実な親衛兵と化した。


 心の支えなどというものをはるかに超えた、絶対的な存在。

 それが今の彼らにとってのカルナリア王女殿下。

 彼らはカルナリアを守るためなら何でもするだろう。本当の意味で、どのような真似でも、喜んで。



「私は、何がどうなろうと、カルナリア様に従う以外にありませんので……」


 トニアは、そう言って同席を拒み、怪我人の治療とダンたちの監督に戻っていった。




 天幕内で、六人が車座になる。


 ――話の前に、セルイが手ずから、香りのいい野草を煮出した、少し酸味のある茶を人数分用意してくれた。


 どういうつもりか、毒か何らかの薬でも入っているのではと警戒したが――。


「単刀直入に申し上げます。私は、カルナリア様、あなた様にカラント王になっていただきたいと考えております」


 いきなり言われた。


 茶を()れたのは、そういう意見であることを態度で示すという意味もあったようだ。


「あなたは、どこまでも反逆者ガルディスの臣下なのではありませんか?」


「はい。もはや隠すことはいたしません。カラントのため、沢山の人々のために、私はどこまでも、ガルディス様およびあの方の抱く変革の志に忠実に、これからも生き続ける所存にございます」


「そういうあなたが、わたくしを、王にしたいと?」


「はい。計画はそのまま、レイマール殿下の役割を、カルナリア殿下に果たしていただくだけです」


「わたくしに、王となってカラントへ戻り、貴族たちをまとめあげ、ガルディスに決戦を挑んで、負けて、死ねと」


「いいえ、求めるのは、決戦を挑む、まででございます」


 セルイは策士の顔を徐々に取り戻しつつ言ってきた。


「少女にすぎないあなた様が、戦場に立たれないことには何の不思議もございません。参戦を求めるならば、フィン様がどのように動かれるかわかったものではございませんし。私たちはもちろん、ガルディス様も含めて全てをぶった切って、おしまいにしてしまいかねません」


「そうだな」


 と、動かないまま、フィンが言った。


「私のものを、勝手に死なせる算段などつけるようなら――」


「はいはいはいはい! うそでーっす! 言葉のあやっす、ちょっと説明足りなかっただけですこの人そういう人ですからハイごめんなさい取り消しです!」


 ファラが大慌てで背後からのしかかってセルイを無理矢理謝罪の姿勢にさせた。豊かなものは遠慮なく押しつけられていた。


「どきなさいファラ……重い……」


「ひどいっす!」


「あなたの重さは、寝台で感じるだけにさせてください」


「…………ばかあっ!」


 真っ赤になり身悶えするファラ。


 カルナリアは、甘いものでできた拳を無理矢理口にねじこまれたような心地に陥った。


「……お互いに愛し合う同士で、そのまま、幸せに生きていけばよろしいのではありませんか?」


「まったくだ。うぜえ」


 レンカも同意してくれた。


「いえいえ。私が何もしなければ、カルナリア様、あなたのこの先には、困難と苦労と衰亡しかありませんよ」


 ファラの胸と体を押し返しつつ身を起こしたセルイの顔つきは、美しいが実にうさんくさい、策士そのものに戻っていた。

 これまでに比べると、まとわりついているもののせいで説得力も怪しさも半分以下になっていたが。


「まず、単純な事実の確認です。いまは十二歳にすぎないカルナリア殿下ご自身がどれほど望まれたとしても、あなた様を新たな国王として仰ぎたい者は、決して多くはない」


「……その通りです」


「逆にある意味、支持が集まるだろうとは想定できます。あなた様ならば言うことを聞かせやすいと見た貴族たちが、こぞって……ガルディス様の配下からすら、離反者が出かねない」


「そうですね。何もわかっていない小娘ならば好き放題できますもの。

 優秀な『元』王太子の下にいるよりそちらの方が……と考える野心ある者は、わたくしの想像よりも、ずっと多いことでしょう」


 カルナリアが言うと、セルイは想定外のものに出くわしたように目を見開いた。

 一瞬だけではあったが。


「その上でなお、あなた様は王とならなければならない。目指す以外に、安寧に過ごせる道はない。逃れようとなされたところで、ガルディス様の刺客が放たれ、あなた様を求めるカラント貴族たちが延々と追い続け……安寧な生活など、決して望めないからです」


「その通りですね。もう、わたくしは、覚悟を決めています」


 カルナリアは間を空け――昨日の、抱いたものすべて……感じて、考えて、思って、結論づけた、そのすべての過程と、結論と、それに付随するものを思い出しつつ、告げた。


 その場の全員に、全カラント人に、告げた。


「わたくしは、必ず、王になります」


 言い切った。


「すでに、そう決めております。覚悟も固めました。それ以外に道はありません。ガルディスのような親殺しの外道にも、レイマールのような自分勝手な増上慢にもなることなく、わたくしなりの、良き国の、良き王となるつもりでおります」


 兄たちを呼び捨てにし、見下して、自分の道を固めた。


 ただ――カルナリアが思うほど、みなの反応はなかった。


「ま、お前なら、そんなとこだろ」

 あっさりレンカに言われてしまった。


「がんばりな~」

 ファラにはヒラヒラ手を振られた。


 グレンは無言でうなずくだけ。


「ありがとうございます。では――」

 とセルイはさらりと流して話を続けようとした。


「とても大事なことを言ったのですよ。何か、もう少し、こう……」


「レイマールに堂々とタンカ切ったの、みんな聞いてんだよ。今更だ」


 レンカに言われてカルナリアはうぐっと喉を鳴らしたが、気を取り直して胸を張った。


「……よいのです。こういうことは、宣言することが大事。

 わたくしは、セルイ、あなたの補佐があろうとなかろうと、良き王を目指して歩み続け、ガルディスよりも良き王になってみせますからね」


「はい。カラントの民にとって幸せならば、それもよろしいでしょう」


 これもまた流されてしまった。

 カルナリアは頬をふくらませた。


「ですが、私の補佐があった方がはるかに楽というのは事実でありましょう。今のあなた様では、私がいないと何をしていいかもわからないというのが本当のところではございませんか?」


「その通りです」


 カルナリアはそれも認め、セルイが淹れた茶を口に運ぶ。


 恥ずかしくも悔しくもなかった。王自身が何でもできる必要はない。できる者がいるのならまかせてしまえばいい。王の仕事は、認めること、許すこと、責任を取ること……そして、まかせることのできる臣下を確保することだ。


「知恵を貸しなさい、セルイ。わたくしはこの後、どうすればよいですか? カラントへ戻るべきなのでしょうか」


 その態度に、セルイはまた驚きを示した。


「……いえ、バルカニアへ向かうのが先です」


 言われて、カルナリアは考えた。


「バルカニアに事情を明かして援軍を乞う――いえ、違いますね。それではわたくしがバルカニアの傀儡(かいらい)となるだけ。

 カラントがカラントであるためには……ああ、レイマール兄様がバルカニアへ伴った者たち、ですか」


「はい。バルカニアへ伴われたのはレイマール宮に属する騎士三百、兵一千、その従卒や輸卒、侍従や侍女たちも。レイマール王子がグライルに連れてきたのはその中の百ほどのみ。残された者は、レイマール王子の影武者を警護しつつ、バルカニアに留まったままのはずです。それぞれ優秀で、位階も高く、今後のカラントのためにも、カルナリア様のためにも、失うには惜しい者たちにございます。

 まずはその者たちを掌握し、グライルへ連れこみます」


「グライルへ? 風神の息吹(ナオラルフューラ)を通り、グラルダンの門を開くようにタランドン侯爵と連絡を取るのではないのですか?」


「その前に確実にバルカニアに捕捉されます。バルカニアがカラントで起きたことをどこまで把握しているかにもよりますが、あのアランバルリがバルカニアに着けば、全て知られてしまいますし、そこからどれほど急いだとしても、風神の息吹(ナオラルフューラ)に入る前に追いつかれ、全滅させられるでしょう。レイマール王子が言っていた通り、カンデラリオというカラントの王位継承権を主張できる存在がすでにいるバルカニアにとって、カルナリア様及び優れた戦士たちをこの世から消すのは、むしろ当然のこと。

 ですからグライルなのです。

 彼らは、本物のレイマール王子と連絡を取るためにも、それほど離れた場所にはおらず、バルカニア側からグライルを見てみたいなどと理由をつけて、すぐ近くの保養地かどこかに陣取っているだろうと推測できます。それもまた、グライル入りを選ぶ理由です」


「ですが……グライルに入るというのは……色々と……」


「その通りです。障害がありすぎます。

 ですが今だけは、それが可能になります。

 カルナリア様、あなた様がここにおられ、あなた様とつながりの深いフィン様がおられ、そしてあのグンダルフォルムがある、今だけは」


「…………」


 カルナリアは考え――先ほどゾルカンから聞いた話と合わせて、理解した。


「あれを売るのを条件にするのですね。

 鱗、体毛、骨、爪。肉も血も、どうやら毒はなく、すごい効果があり、高く売れそうだと聞きました。ならば、それを代金として、案内人さんたちを集めるだけ集めて、二千人近い者たちがグライルを通りカラントへ帰る、その手助けをお願いする」


「はい。

 あの巨体を、我々だけで食べて、切り刻んで、持ち運ぶわけにもいきますまい。有効に活用するべきでありましょう。

 案内人だけではなく、バルカニアにもそれなりの量を流し、食料や物資を調達させます。ライネリオの商会が大いに役に立ってくれるでしょう。

 また、それで得た資金や分配先の選別などにより、バルカニア国内に不和の種を蒔き、バルカニア軍が国の総力をあげてグライルに突入してくる、などということのないようにもいたします」


「……なるほど。あなたが最も生き生きとしそうな展開ですね」


「はい。楽しみでなりません」


 セルイは目を輝かせていた。

 想像するだにろくでもない謀略や詐術の連発に違いないのだが、そういうことが好きでたまらないのだろう。


「そのためにも、カルナリア様にはバルカニアへ到着していただく必要がございます。

 使者や手紙のみでは、レイマール王子が亡くなったと伝えられたところで、レイマール宮の者たちは納得なさいますまい。

 納得したとしても、一丸となってグライル入りするかと言うと……四分五裂して、風神の息吹(ナオラルフューラ)を目指す者、誘いに乗ってグライルに入る者と分かれてしまい、ひどいことになるでしょう。

 まとめる者、長となる者がいなければならないのです。それも貴族階級の者たちが認めるだけの存在が」


「……そうですね。わかりました。あなたの考えについては、理解できましたし、それが最もカラントにとっていいことであると、わたくしも同意いたします。一千人以上の者たち、それもわたくしの親衛隊となり得る者たちを、バルカニアでむざむざ殺させるわけには参りません」


「ありがとうございます」


「ですが……わかった上で話しているのでしょう?」


「はい。ここまでの話は、あくまでも、ある条件が満たされた上での話にすぎません。それが成されない限り、私にしても、()()()()()()()、無力な一個人にすぎないのです」


 そしてセルイは――カルナリアもほぼ同時に。


 フィン・シャンドレンに向いた。




 全ては、この人物次第。



ゴーチェに続いて、カルナリア本人に従う臣下ができた。さらに増やすために、グライルの向こう側へ。

しかしカルナリアに取り巻きができると、このぐうたら者はどうするのか。カルナリアのかたわらにいてくれるのか。次回、第252話「前代未聞」。



※余談

 セルイが関わると、とにかく文章量が増えます。次回もぺらぺらよくしゃべる。

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