131 危険人物
上体を起こしたモンリークは、従者たちに制止されるのを無視して立ち上がり、自分の体の具合を確かめた。
衣服の、腹のところが切られて、染みができており、それが何の染みなのかを理解したようでこわごわと手をあてるが、痛みも傷もないことで安心したようだ。
「動けるのかよ」
間違いなくこのあと悶着に巻きこまれるレンカが舌打ちする。
「具合悪いままでいられると、フラフラ歩いて、また怪我されるかもしれないからね。二度目なんてごめんだから、一度きりで完全に治しておいたんだよ」
「斬っちゃいけないんだよな」
「いけません」
「命令すんな」
レンカはカルナリアを忌々しげににらんできた。
刺したあなたが悪いのです、とカルナリアも視線でやり返しておいた。
「あの者たちはどこにおる!?」
服を着替えたモンリークが従者たちに訊ね、決まり悪げにカルナリアたちの居場所が示された。
従者たちはずっとこちらに注目し続けていたので、認識阻害の効果は発揮されなかったようだ。
「うむ、あれか」
モンリークが向かってきた。
カルナリアはため息を漏らし、レンカとファラは露骨に顔を歪めた。
従者たちは、モンリークから自分たちを守ろうとしてくれてはいるのだろう、歩き出した彼の左右にぴったりついている。
またモンリークも、剣を持ってはいなかった。
「客人。またおかしな真似したら、今度こそ……ですぜ」
ゾルカンが声をかけた。
首を絞められかけたモンリークは、顔を引きつらせた。
カルナリア、ファラ、レンカの三人と、モンリーク、左右の従者たち、ちょうど三対三のかたちで向き合う。
「争うつもりはない! それが許される場所ではないことがよくわかった! だが貴族として言っておかねばならぬことがある!」
モンリークはまず、レンカに向いた。
いつ斬りかかってくるかわからないとおびえている。
それでも居丈高に言った。
「小童! 平民の分際で貴族に手をかけたその罪、決して許されることはない! カラントへ戻った時にはその首は必ずや胴体から離れることとなるだろう! 覚悟しておけ!」
「首が体と離れるの、そっちの方だと思うけど」
「減らず口を! 国王陛下にその無礼を言上し、必ずや正しき風の裁きを与えてやるぞ! おぼえておれよ!」
「国王、ねえ……あのおっさんのことかい」
「無礼者!」
「それが何だ? オレは無礼者だから貴族も平気で殺すぞ」
モンリークは赤くなった――が、さすがに刺されて死にかけた恐怖が上回ったか、それ以上わめくことはなかった。
次いで、カルナリアに向く。
「カルス、と申したな。お前が、平民魔導師に、私を治療するよう頼んだと聞いた。先に我が従者に亜馬を譲ったことといい、その殊勝なる心がけ、実に天晴である! 貴族を救おうとしたその正しき行いは、必ずや風神の祝福を浴びることであろうぞ! これからもその心を忘れず、主ともども、礼儀をわきまえて生きるように!」
「……はい」
カルナリアは頭を下げてそれだけ言った。
「血、出さないで殺しちゃだめか?」
レンカが言い、周囲が強く警戒した。
「やめてください。もう治療をお願いする方法がないのですから」
「お前が言うなら、やめておいてやる」
レンカのその言葉はモンリークへの挑発。
奴隷の頼みで、貴族への攻撃をやめる、という……。
だがここでも、モンリークは自制した。
というより、レンカを意識から外したようだった。
完全に無視。
そんな者はそこにはいない、とすることで、恐怖を抑え威厳を保つことにしたのだろう。
そしてモンリークは、いよいよとばかりに大仰に腕を広げてファラに向いた。
「ファラ・リスティスよ! 私はこの通り、あれほどの怪我が、もはや完全に治っている! すばらしい治癒魔法の腕前! 平民にしては見事である! タランドン家の名をもって、賞賛するぞ!」
「あ~、ども~、まあ、頑張りましたから~~。それに、治しはしましたけど、体の中に悪いものは残ってるんで、今日、明日ぐらいは無理しない方がいいっすよ~~~」
へらへらするのは、気に入られないためだろう。
だが通用しなかった。
「うむ! 心配りも見事である! この恩義に報いるために、ぜひともお前を、我がタランドン家に迎え入れたい!」
やっぱり、とファラはつぶやいた。
「いや、無理っすよ~。私、もう雇われてる身ですし~」
「そんなことはどうでもよい! この私が、歓迎すると言っているのだ! それも十三侯家のひとつ、タランドンだぞ! 平民には望むべくもない名家だ! 光栄に思うがよい!」
「タランドン家、ねえ…………おじいちゃんが聞いたらどんな顔するか」
本家、当主たるタランドン侯爵ジネールと直接会っているファラは白けきって言ったが――もちろん、モンリークに通じるわけがない。
「そなたの雇い主はどこだ!? この栄誉を伝え、すばらしき腕の魔導師を我が家に迎え入れる支度をさせなければ!」
「いやいや、それならばこのイバン・オン・アランバルリがファラ嬢を迎え入れる! 我が息子の妻に!」
横からいきなりバルカニア貴族が割って入ってきた。
モンリークと同じ班の者である。従者も連れている。
「お主の息子はすでに妻がふたりいるではないか。その点このパクィト・オン・ミラモンテス、ファラ嬢を望む限りの好待遇で迎え入れることを炎神に誓いますぞ」
別なバルカニア貴族も名乗りを上げた。
貴族班ではなかったが、最初の朝に、もしかしたら貴族かもしれないと判別した者だった。
これまで身分を隠していたのが、ファラを他の貴族に取られそうだと見て、出てきたのだろう。
「カラント人ならば我がタランドン家の重みはわかるはず」
「バルカニアの貴族たる我が家の方がこの先なにかと」
「待遇ならばお二方では我が家以上のものを提供できるとは思えませんが」
貴族三人は、当事者たるファラではなくお互い同士で言い合う。
ファラは平民。ならば貴族の自分たちが望んだ以上は従うのが決定事項。誰のところへ行くのかということだけが問題。
そういう認識での、貴族だけが相手の言い合いだ。
「……あのさー、人の話、聞いてくれないかなー」
ファラが口調を変えた。
「私はもう雇われてるし、あんたたちの誰にも従う気なんかないって言ってんだけど? この通りの平民で、口も態度も悪いし貴族の家なんか真っ平ごめんだよ? 聞こえてる?」
「その程度のことは教育でどうにでもなる! 礼儀作法がなっておらずとも、その魔法の腕があれば、いくらでも優秀な教師をつけてやれるというものだ!」
「その通り、バルカニアへ赴こうというのならば、カラント貴族などよりも我らバルカニアの貴族の元に来た方が賢明というもの」
「口や態度がどうであろうと私はまったく気にせぬ、安心して我が城へ来るがよい」
「いやだって言ってるんすけど~~。耳ないっすか~? あたしゃ、お偉い貴族さまんとこなんかご遠慮つかまつります、いやです、お断りします。何度でも言わせてもらいますけど~~」
「おお、何ということだ! これは何としてもまともな教育を受けさせねばならぬな! 魔法の腕だけでは世の中を渡ってゆけぬぞ! 正しい作法を知り、道理を学び、礼儀を身につけるには、やはり我が元に来るしかないではないか!」
「おっさんどもに興味はないっす。こういう可愛い子たちといちゃいちゃしてるのが私の夢っす」
左右に腕が伸び、レンカは逃れたが、カルナリアは捕まえられた。
抱きしめられて、胸が押しつけられた。
さすがにこの状況では味わうことはできない。
「ふむ。ならばそやつも一緒でよい。奴隷一人くらいどうということもないわ。金貨の数枚も払えばあのおかしな主人も手放すだろう。なっておらぬ口のきき方や無礼な態度も、我が家においてきちんと教育を施すことでまともになるであろうしな」
「その奴隷、我の見る限り、かなりの器量よしだな。磨けば光るのではないか。どれ顔を見せよ」
「子供が好きというのならいくらでも手配してやるぞ。我が城下から連れてくるのはたやすきこと。いくらでも遊ぶがよい」
先ほどまでの商人たちとは違い、貴族であるために、互いを怒鳴りつけるような無様な真似はしない。
むしろ余裕たっぷりにふるまおうと、表情だけは穏やかだ。
だが張り合う相手が同格の貴族であるために、引くこともしない。
ファラは平民なので、彼女の意志は一切無視される。
「ここまでしつこいやつらは珍しいなあ。どうしたものかね~~~」
「あ、あの……?」
カルナリアは異様なものを感じた。
密着させられたファラの、きわめて豊かな胸よりもっと奥の、体内。
魔力が動いているのは、魔導師ならば当然だが。
その量、動き方が、尋常ではない。
渦巻き、逆立ち、荒れ狂っている。
そういうものをカルナリアは知っている。
自分に向けられたことがある。
タランドン城で。
ギリアに。
感情を暴発させた魔導師に。
あの時はファラが抑えてくれたが、それでも室内のものが粉々に吹っ飛んだ。
今は――抑えてくれる者が、いない!
「あ~~、そっか、わかっちゃうんだった」
ファラはカルナリアを離し、ニッと笑ってみせた。
「大丈夫だよ。あの時みたいなことにはならない。こういうのは何度も経験あるからね。やる時はレンカちゃんに言えば簡単に片づくし、引き下がらせる切り札もあるし。何より私はまともで、落ちついてる人間だからね~~」
「…………」
「なんでそこで黙るかなあ。私がどれほど落ちついたお姉さんかわかるまでわからせてあげてもいいんだけどなあ。ファラおねーちゃん大好き以外言えなくなるまで徹底的に」
苛立ちを抑えるためだろう、うけけけと変な声で笑った。
だが三人の貴族は気づくことはなく、引き下がってもくれなかった。
「はやく貴族に認めてもらえた礼を言わぬか」
「奴隷よ、顔を見せい」
「あなたのために用意させる部屋は、さてどのようにいたしますかな」
「……これはもう、案内人さんたちに頼るのが賢いかな。なに言ってもこいつらには通じそうにないから、止めてもらって――」
「そ、それがいいと思います」
カルナリアはおののきながら言った。
ファラの表情はそれほど変化していないが、体内の魔力は少しも落ちつく様子を見せない。
思えば、ギリアは、王女たる自分の専属魔導師たちに匹敵するか、それ以上の魔力を備えた人物だった。
そのギリアの感情的な大爆発を、ファラは抑えこんだのだ。
つまり彼女の能力はそれ以上。
そんな人物が、今にも炸裂しそうになっていて、それをぎりぎりのところで我慢している状態。
我慢の限界が来て炸裂したら、恐らく、この岩屋根の下の空間、全てが炎上する。
岩屋根そのものが吹っ飛ぶかも。
当然、ここにいる全員が…………!
「でも、案内人さんたちに止めてもらえるのはグライルの中だけで、向こう行ったらもっとひどくなるんだよねえ。それを思えば、いっそここで……」
「や、やめてください! ご主人さまが怒ります!」
「だよねえ。怖い怖い。やらないよ。やるならカルちゃん離れてから、一滴も血ぃ出さないように消し炭にしてやるよ」
「それもどうかと!」
「う~~ん、可愛い子のおびえる顔ってのもいいもんだねえ。気持ちよくなってぐにゃぐにゃしてるのもいいけど、こっちはこっちで実にそそる! 生きてるーって感じするねえ」
カルナリアは、自分がいじられることで周囲を助けられるならと、ファラに弄ばれるのを受け入れた。
相手の体内に渦巻く恐ろしいものを感じ続けながらだが――ファラは愉快そうにしているので、ギリアのようにはならないだろうと耐え続ける。
「おーい、やるか? もういいんじゃねえか?」
レンカもマントの中に手を入れ――明らかに、主武器であるあの双剣を抜き放つ準備をしていた。
「い、いけません! だめですよ!」
目の前で首が飛ぶところなど、二度と見たくない。
血は流さないとしても、殴りつけて骨がへし折れ手足がおかしな具合に曲がり泣き叫ぶ人間の姿を見るのもいやだ。
まして、それでモンリークが死んでしまっては、自分がファラに懇願したことも必死の治療もすべてが台無し。
「チッ。じゃあどうすんだよ。こいつら、口で言っても絶対に引かねえぞ。手ぇ出すなって言うなら、お前が何とかしろ」
「切り札というものがあるのなら……!」
するとファラにまたあきれたように言われてしまった。
「そう簡単に使えないから切り札なんだよ。それに、人のものを使わせようとするんじゃないの。そういうとこだよ、お姫さま」
「……申し訳ありません……」
他人をいいように使うご主人さまの境地には、まだまだ遠い。
(それでは……やれることは……!?)
ファラを矢面に立たせたままでいるのは、「自分では何もしないカルちゃん」でしかない。
さんざん嘲弄された悔しさもある。
何かをしなければ。
自分の力で、この状況をどうにか。
カルナリアはファラから離れて、前に出た。
「いい加減になさってください。ご本人がお断りなされているのを無視するのが貴族のあり方ですか」
バルカニア貴族ふたりは、ぎょっとして、それから奴隷に口をはさまれたことでみるみる怒りの色を浮かべた――が。
「ふむ。雇われているというのであれば、雇い主に命じる方が話が早いか」
モンリークは、カルナリアを完全に無視した。
従者ふたりが青ざめ、主を止めようと身構えたが。
モンリークの視線は、カルナリアの頭上を飛び越え、ファラに向いたまま。
文字通り一瞥たりともよこさない。
奴隷の声など貴族の耳には入らない。そういうことのようだ。
「あの!」
「さて、ファラよ、我が家に迎え入れるにあたってのそなたの希望を聞くとしようか。給金というだけでは浅ましいな。望むならばタランドンの本家への推薦をしてやることも――」
カルナリアが腕を振り回してアピールしても、モンリークはまったく対応しない。
いや――。
「アルバン。どうもうるさい虫がいるようだ。追い払え」
「え」
言われた筆頭従者のアルバンはうろたえ――。
横でレンカがびくっとした。
敵意、あるいは攻撃態勢ではなく…………恐怖……もしくは恍惚……。
カルナリアも、ひやりとした感覚をおぼえた。
レンカからでも、背後のファラからでもなく、カルナリアから見て斜め前方、すなわちモンリークたち貴族の背後から。
認識はできないが、まず間違いなく、フィンの殺気。
自分に手出ししてきたら、次の瞬間、動く。
どう動くのかは想像もつかないが――。
「カ、カルちゃんカルちゃん。気持ちはわかるけど、悪手だよそれ。自分の立場、わかりなさい」
ファラが焦った声音で言ってきた。
「何か言えば聞いてもらえると思ってるでしょ? その考え方がもう、これじゃないんだよ」
ファラの手がカルナリアのフードの上から、背中側にある首輪の合わせ目をつかみ、引っ張ってきた。
首輪。
すなわち、今の自分は奴隷であるということを、その感触で教えてくる。
「これつけてるってことは、何言ってもきいてもらえない、何か言うことだけでも罪、何をされても文句言えない……それが今のカルちゃんなんだよ」
「…………はい」
持ち上げていた腕を下ろした。
そうだ、自分は奴隷なのだ。
奴隷であるとはこういうこと。何をする資格もない、何をしても相手にされない、人として扱われない……。
しかし、ではこの場をどうすれば。
「……まあ、落ちつきなさいな」
ファラが顔を寄せて、カルナリアにだけ聞こえるように言ってきた。
フードをかぶっていなければ耳に息を吹きこまれてゾクゾクしていただろう。
「そろそろ、うちの鬼上司が動くから。多分、いくつか持ってる身分証のどれかをチラ見せして、実はこいつらより上の位階ってのにおわせて、引っこませるっすよ」
「…………」
カルナリアは自分の懐にあるエリーレアの身分証を思い出し……悔しさをおぼえた。
結局のところ、自分の力では何もできず、他人の身分、あるいは身分証、権威、そういったものに頼るしかない。
今は自分も幼く小さく、奴隷に偽装しているから仕方ない……ですませてはいけない。
こういう身、こういう立場でも上手くやれるようにならなければ。
フィンに心配をかけなくてすむように。
「まあそれまでの間…………むふ、ぐふ、むふふ、ぐふふ、ここに、あれが、カルちゃんの大事な大事な、硬ぁいものが収まってるんだよね……」
ファラの気配が一気に変態と化した。
気がついた時には捕まっていた。
指が、首の後ろから前へ進んできて。
首輪の中、喉のところにある、それをまさぐってくる。
「やっ、やめてください!」
「いやあ、こんな、近いとこで感じさせられたらぁ、がまんできないよ……ご主人様に怒られるようなことはしないからさあ、ちょっとだけだよ、ちょっとだけ、もうこの指先にビンビン来ちゃってるからさぁ……ほんとにちょっとだけ、カルちゃんの敏感なあそこより優しくさわるからさあ……!」
「ひぇぇっ!」
厚手の衣服の上からなのに、おぞましい感覚が肌を這い回る。
フードで見えていないのになぜか目を血走らせ口角をいやらしく吊り上げ舌なめずりしている変態の顔がはっきりわかる。
(逃げなければ!)
逃げても目の前にいるのは貴族たちでそこに飛びこむことになるのはごめんだからレンカのいる横へ何とか!
――その時だった。
「埒が明かぬな。この者の雇い主に命じるとしよう。なに我らに名乗らぬということは平民か、貴族であっても下級の者、どうにでもなるわ」
バルカニア貴族の片方が、従者に言った。
「おい、お前たち、あのライズという者を少々痛めつけてやれ。血は流さぬようにな」
「怖くない怖くない。じっとしてればすぐ終わるよ。ほんとにちょっとだけだから。ああ。感じちゃう。これヤバい、カルちゃんの大事な大事なカッチカチの――」
逃れようとするカルナリアに腕を絡みつかせて首輪をまさぐっていた、興奮に上ずるファラの声が――突然途切れた。
「?」
いやらしい笑みを浮かべたまま。
何かに怒った、激しく感情をたかぶらせた、キレたといった様子は一切示さず。
ファラの全てがいきなり停止した。
あの麻痺の指輪を、ひそかに近づいていたフィンが使ったのかと、カルナリアは瞬間的に思った。
「!」
衝撃。
そこからは一瞬のこと。
まず、同時にふたつのことが起きた。
ひとつ。自分は、レンカに体当たりされ、そのまま真横へ飛んでいた。レンカの足には緑の光が輝いていた。岩屋根の外。雨滴が体を打つ。
もうひとつ。
何かが動いて、ファラが、固まった笑顔のまま別方向へ――これも岩屋根の外、雨の中へ吹っ飛んでいった。
赤い光が尾を引いた。
そして次の瞬間。
雨煙の向こう、灰色の斜面の下で。
赤い光が落ちていった、ずっと先の方で。
大爆発が起きた。
一番危ない人物は、モンリークなどではなく、他の貴族でもその従者たちでもなく、メガネ魔導師だった。久しぶりの、赤い光と緑の光。すなわち『流星』。それで飛んだ先で何が起きる。次回、第132話「滅びの泥」。
※カルナリアも知りませんが、レンカは国王を討ったその戦場にいました。第47話参照。
ファラの暴発については第97話参照。ちゃんとおぼえていて、実際に動けたレンカはすごい。




