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ねずみくんのたなばた  作者: 秋本そら
ねずみくんの日記 7月6日のお話
7/17

ねずみくんとかえるくん

「ふう、やっとついたね」

「もうびしょぬれだよー」

そういうかえるくんときみに、ぼくは「ちょっとまってて」っていって、あわててタオルを3まい、とりにいった。

「はい! このタオルつかって」

「ありがとう!」

きみはよろこんでかみのけをふきはじめたけど、かえるくんは「いらないよー」っていった。

「ぼく、ほんとは雨のなかでくらすどうぶつだもの」

「たしかにそうだね。じゃあ、これでささをふいてくれる?」

「うん!」

かえるくんにささをふくのをおねがいして、ぼくはぶるぶるってかるくみずけをとばしてから、からだをふいた。

「ね、ねずみくん!」

すっとんきょうなこえがきこえてふりかえると、そこにはせっかくかみのけをふいていたのに、またびしょぬれになったきみがいた。

「あっ……ごめん」

「もう、まわりをちゃんとみてよ!」

きみはぷんぷんとおこる。

「……そうだ! 雨でからだひえちゃったよね? もしよかったら、おふろ、はいる?」

ぼくがふと思いついてそうていあんすると、きみはすぐにうなづいた。

「うん、はいる!」

「じゃあ、ついてきて」

きみをおふろにあんないしてから、ぼくはかえるくんのところにもどる。そのときには、ささはきれいになっていた。

「ありがとう、かえるくん!」

「いえいえ!」

ささはげんかんにおいて、ぼくとかえるくんはリビングに向かった。

「かえるくんもひえちゃったよね? あったかいミルクティーいれるけど、のむ?」

「のむ! ぼく、ねずみくんのミルクティーだいすきなんだ!」

正面からそんなふうにほめられて、ちょっとてれちゃった。あと、ちょっとはずかしかったなぁ。

ぼくはよく手をあらってから、ミルクティーを3人分つくって、リビングにもっていった。

「はい、ミルクティー!」

「ありがとう!」

かえるくんはマグカップをうけとると、すぐにミルクティーをひとくちのんだ。

「……うーん、やっぱりねずみくんのミルクティーはおいしいね」

「そういってもらえると、とってもうれしいよ」

ぼくもミルクティーをのんだ。きょうのミルクティーは、なんだかいつもよりもおいしくかんじた。

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