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ねずみくんのたなばた  作者: 秋本そら
ねずみくんの日記 7月6日のお話
6/17

スーパー五穀の前で

ささをもってあるいていたら、スーパー五穀がみえてきた。いま、わすれないうちにスーパー五穀に行ってそうめんをかいたいきもちは山々なんだけど、ふたりでささをかついでおかいものにいったら、ほかのみんなのめいわくになるから、あきらめた。

「……にしてもさあ、ちょっとつかれてきたね……」

「うん……」

ふたりでそういっていたら。

「おーい、ねずみくんたちー」

とつぜん、ききなれたこえがきこえてきた。

ふりかえるとそこには、やっぱり。

「かえるくん!」

「やっほー! こんなところであうなんてぐうぜんだね!」

スーパー五穀からかえるところなのかな、レジぶくろをもったかえるくんがそこにいた。

「それ、おっきいささだね!」

「そうなんだよ……ふたりでもつのもたいへんでさあ……」


と、そのとき。

とつぜん、ぽつぽつって音がして、そのつぎのしゅんかんには、雨がざあざあってふりだしてたんだ!

「わあっ、雨だ!」

「いそいでささをいえにもってかえらなきゃ!」

きみとぼくであたふたしていると「ぼくもてつだうよ!」ってかえるくんがそういってくれたんだ。

「いいの?」

「うん! ぼくね、ねずみくんとたなばたのしたくがしたかったから、どっちにしろねずみくんの家にいくつもりだったんだ」

「ほんとに? ありがとう!」

こうしてぼくたちは、いそいでぼくのいえにむかった。

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