表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ねずみくんのたなばた  作者: 秋本そら
ねずみくんと私達
3/17

そのノートの中身は

「——ねずみくん! 遊びに来たよ!」

 私たちがねずみくんの家に行って声をかけると、ねずみくんは「わっ!」と叫びました。飛び上がりそうになるくらいびっくりして、尻尾はまっすぐになって固まり、全身の毛が逆立っています。

「びっくりしたよ、そらちゃんたち!」

「ごめんごめん。何してたの?」

 私が問いかけると、ねずみくんは何やらノートのようなものを見せてくれました。

「日記をつけてたんだよ」

「へー! 見せて見せて!」

 私がせがむと、ねずみくんは少しだけ迷ってから。

「んー……ま、そらちゃんたちになら、いいかな」

 その日記を差し出してきました。

「ありがとう!」


 ——そこに記されていたのは、七夕の日のことでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ