《2話》
誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします。
「おや?500年振りですね、人間が私の所まで来るのは」
ボス部屋の扉を開けるとそこには、背の高い銀髪で赤い目に頭に角がある者がいた
「あんた誰だ?」
「私ですか?これはこれは失礼しました、私はこのダンジョン《ヴァルハラ》の管理者、ウィハール・ルイスと申します。どうぞよろしくお願いします」
え?管理者?最後のダンジョンボスじゃあないの?
てか此奴強いのか?管理者って言ってるけど、俺には只の貧弱なイケメンにしか見えないけどなぁ………よし世界本で調べるか
………………マジか
「あんたまさか……魔人か?」
彼方は《世界本》でウィハールの特徴を《世界本》で検索し、ヒットしたのが魔族の上位種族魔人族、並外れた魔力と身体能力に、魔力操作に長けたエルフさえも凌駕する魔力操作で、世界最強の種族と呼ばれ、今代の魔王も歴代の魔王も全て魔人族なのだ。
「ご名答、私は魔人族です」
一応此奴のステータス見とくか
《【スキル創造】『神眼』》
《神眼》
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【名前】『ウィハール・ルイス』
【種族】『魔人』《エンペラーヴァンパイア》
【ジョブ】『管理者』
【Lv】『754』
【体力】『73056/73056』
【魔力】『924580/924580』
【耐久】『35480』
【敏捷】『42537』
【筋力】『56399』
【スキル】
『火魔法LvMAX』『闇魔法LvMAX』
『魔人の威圧』『身体能力強化』
『魔力支配』『再生』『吸血』『夜目』
『眷属化』『体術MAX』『魔眼』
『隠蔽LvMAX』『詠唱短縮』
【称号】
『ヴァンパイアの皇帝』『魔王配下』
『限界突破』『夜の支配者』『ヴァルハラの最終ボス』『ヴァルハラの管理者』
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強くね!、しかもエンペラーヴァンパイアってヴァンパイアの皇帝って事?
それにLv754って高すぎ、俺勝てんの?しかも、此奴がダンジョンボスかよ!
「今、私のステータスを見ましたね?」
バレた………
「目を逸らしましたね、なるほど、貴方は鑑定のLvが高いかもしくは、……神眼を使ったと言う所ですか」
「確かに俺は神眼でお前のステータスを見たよ」
「ほぉー神眼ですか、それじゃあしょうがない神眼とは、全ての真実を知る眼それが神眼、神眼を使われてはいくら隠蔽のスキルがLvMAXだからと言って欺けるはずもないなですから」
なるほど………
「なぁヴァンパイア」
彼方はどうしても知りたい事があった
「何でしょ?神眼持ちさん」
「その呼び方辞めろ! コホンでは、ヴァンパイアお前を倒したら転移魔法陣のある部屋が開くって本当か?」
彼方が創造した世界本が本当に正しいのか確かめる為ダンジョンボスであるウィハールに確認する
「開きますよ、まぁ貴方がもし私を倒せたらの話しですがね」
「それで十分だ、それじゃ始めようかヴァンパイア」
「えぇ始めましょ」
「「殺し合いを!!」」
「行きます!」
ウィハールは、クレーターが出来るほどの脚力で地面を蹴り上げ、彼方の背後に回り込む。そして、ウィハールは彼方に向けて全力の拳を放つ。しかし
「何故!?私の全力の拳が受け止めれているのだ!?」
彼方はウィハールの全力の拳を受けとめていた。
そして、ウィハールは、バックステップで、彼方と距離をとる。
「冥土の土産に教えてやる、何故お前の全力の拳を受け止められたか、それは俺があるスキルを創造したからだ」
「何!?」
「その効果はあらゆる物理攻撃を無効にする。だから、お前の全力の拳が受けとめれた訳だ。分かったか?ヴァンパイア」
「そしてもう一つ俺は、隣の部屋の安全エリアを出る前【物理攻撃無効】以外にあるスキルを創った一つは【経験値倍増LvMAX】に、【無詠唱】そして、最後は【全属性魔法】だ」
「全属性魔法ですか……まさか、魔王様以外に、全属性の適正者がいるとは。」
あ、魔王も全属性の適正者なんだ。
「全属性の適正者ならば本気で行かないとダメですね」
「俺も、本気で行くぜ」
「いざ!煉獄の焔よ灼熱の裁きを与えよ!《インフェルノ・ノヴァム》」
そう言うと、ウィハールの周りに、無数の火の粉が現れ、彼方に向かってくる。
「その火の粉は、触れた者の皮膚から、体内に入り込み、最終的には、爆発して燃やし尽くす。」
マジか!どうすれば…防御魔法か!
「なら!《ガニュメデスの聖杯》」
彼方が魔法名を唱えると同時に足元から黄金色に光る魔法陣が現れた。その魔法陣からは、神々しいまでの光を放つ杯が現れ彼方を優しく包み込む。
「何だそれは?!だがまぁいい、行け!インフェルノ・ノヴァム!」
すると、火の粉が彼方に襲いかかる。だが、火の粉は、彼方に触れる前に消滅した。
「バカな!?インフェルノ・ノヴァムが、消滅しただと」
「次は俺の番だ、行くぞ!《ロンズライトバインド》そして《レーヴァテイン》」
彼方は、ロンズライトバインドを発動して、ウィハールの足元に魔法陣が、現れ光輝く鎖が出現し、ウィハールを拘束した。そして、彼方は、火属性の神話級魔法レーヴァテイン発動する。そして、彼方の右手に紅蓮の剣が現れた。
「っ何故破壊出来ぬ!」
「それは、伝説級魔法だからだ」
「何!?伝説級だと!?クソッ」
そして、彼方は、手に持つレーヴァテインをウィハールに振り下ろす。
《【ヴァルハラ】の管理権が三日月彼方様にうつりました》
女性の声でそう聞こえた。
そして、部屋の奥の壁が動き出し隠し通路が現れ。彼方は、隠し通路をと通って広い空間に出と。そこには、巨大な魔法陣があった。彼方は、この巨大な魔法陣が地上に行く為の転移魔法陣なのだろうと思い、彼方は神眼を使い魔法陣を調べた。結果、地上に行く為の転移魔法陣だと分り、起動するには魔力が必要だということも分かった。
しかし、彼方はウィハールとの戦闘で魔力を消費し、残り少ないと思い絶望したが、ウィハールを倒したい事によってレベルアップしたのだと思い出す。そして、彼方は自分のステータス確認する。
《神眼》
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【名前】『ミカズキ カナタ』
【種族】『人族』
【ジョブ】『無職』
【Lv】『353』
【体力】『53870/53870』
【魔力】『90125/90125』
【耐久】『29047』
【敏捷】『36587』
【筋力】『69054』
【スキル】
『万物創造』『世界本』『神眼』『物理攻撃無効』『経験値倍増LvMAX』『全属性魔法』『無詠唱』『蒼炎』『眷属化』『神炎魔法LvMAX』『神水魔法LvMAX』『神氷魔法LvMAX』『神風魔法LvMAX』『神雷魔法LvMAX』
【Lv開放】
[Lv50]『蒼炎』
[Lv100]『眷属化』
[Lv150]『神炎魔法』
[Lv200]『神水魔法』
[Lv250]『神氷魔法』
[Lv300]『神風魔法』
[Lv350]『神雷魔法』
[Lv400]『未開放』
[Lv450]『未開放』
[Lv500]『未開放』
[Lv550]『未開放』
[Lv600]『未開放』
[Lv650]『未開放』
[Lv700]『未開放』
[Lv750]『未開放』
[Lv800]『未開放』
[Lv850]『未開放』
[Lv900]『未開放』
[Lv950]『未開放』
[LvMAX]『未開放』
【称号】
『異世界転移者』『何者にもなれる者』『ヴァルハラ攻略者』『ヴァルハラの管理者』
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「Lvめっちゃ上がったな、352レベルも上がったのかよすげぇな。流石【経験値倍増LvMAX】だな。あ、そう言えばまだ見てなかったな【Lv開放】ってどんなのだ?」
彼方は【Lv開放】をタップする。すると
【Lv開放】とは、一定のレベルを上げると開放され新たなる力が手に入る、そして、最後のLvMAXは何者にも負けぬ力を手にいれる(神さえ劣らぬ)
「マジか……まぁレベル上げて未開放のスキルを開放するか、LvMAXのは、気になるけど今は置いといてまず先に地上に転移だな」
彼方は転移魔法陣に魔力を込めて、魔法陣が光だした
「光ったってことは起動したのか?」
「……………起動したみたいだな」
彼方は光る魔法陣に乗りそして魔法陣は起動する