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黒髪の英雄  作者: カイトK
10/18

《10話》

誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします。

「この辺……何だがな」


魔人を探していると


「ん?彼奴か?」


彼方の視線の先にいたのは、二つの角が生えた男。そして、コウモリの様な翼があり、1本の剣を手に持っていた。彼方は、神眼で魔人族の様な男を鑑定する


《神眼》


ーーーーーーーーーーーーー

【名前】『アマラ』

【種族】『堕天使』

【ジョブ】『魔法剣士』


【Lv】『983』

【体力】『680750/680750』

【魔力】『750853/750853』

【耐久】『839578』

【敏捷】『358788』

【筋力】『457066』


【スキル】

『闇魔法LvMAX』『風魔法LvMAX』

『魔力操作』『闇の魔眼』『覚醒』

『剣術LvMAX』『無詠唱』


【称号】

『中級堕天使』『残虐者』

ーーーーーーーーーーーーーー


俺よりレベル低いな。でもまぁ、これ位のレベルなら国の一つや二つ簡単だろな。


「よし! 、行くか」


「何者だ!」


ヤベェ。気づかれた


「出てこぬか……仕方ないなら死ね《テンペスト》」


ちょっ待った


巨大な竜巻が現れ、彼方が隠れていた場所は辺り一面何も無くなっていた


「弱かったですね」


堕天使は確実に殺したと思った。すると


「危ねー」


堕天使は耳をうたがった。何故なら、堕天使が放った魔法は、国すら一瞬で消滅させられる魔法だ。だが、堕天使が聞いたのは、「危ねー」だった。堕天使は思った、伝説級魔法を避けられる、あるいは、打ち消す事など出来るのは上位堕天使やそれに並ぶ力。あるいは、魔王以上の存在だけ。


「何故生きている!」


「 えっ?………秘密」


彼方は、堕天使が放った伝説級魔法を《神速》で避けたのだ


「まぁ良い。貴様は、此処で俺に殺されるのだから」


良いのかよ!


「行くぞ!」


堕天使は、剣を振りかぶり彼方に切りかかる


「俺さぁ、試したかったスキルとか魔法あるんだ……………お前で試させて」


「《神刀=アマテラス今我の元に顕現せよ》」


彼方の右手にアマテラスが出現し、堕天使の攻撃を弾き返す。堕天使は弾き飛ばさせたが、翼を使い着地する。


「次行くぞ【神器創造】『神刀=ツクヨミ』」


彼方の左手に紫色の刀が現れる。彼方は、ツクヨミを鑑定する


《神眼》


ーーーーーーーーーー

[神刀=ツクヨミ] <幻想級>


【効果】

『破壊不可能』

『絶命』

『月力』

『融合』

『HP吸収』

『魔力吸収』

『顕現』

『人化』

ーーーーーーーーーーー


月力?融合?アマテラスに無い効果だな。説明見るか


[月力]

『満月の夜にツクヨミの切れ味が100億倍になる』

[融合]

『同じ神刀同士で融合して、神刀のその先に進化する。(解除可能(アマテラス限定)』


どれもスゲェ効果だな。んー…………やってみるか


「まず、彼奴を拘束するか。《ロンズライトバインド》」


堕天使の足元に魔法陣が現れ、光輝く鎖が堕天使を拘束する


「な、何だこれは!?っ外せぬ。貴様この鎖を解け!」


「少し待っていろ。」


彼方は、目を閉じる。そして、大きく深呼吸をして


「よし!《太陽の神器、神刀=アマテラス。月の神器、神刀=ツクヨミ。太陽の神器と月の神器よ今一つとなりて神刀を超越せよ!》『融合!!』」


すると、地面に魔法陣が現れ、アマテラスがオレンジ色に光だし、ツクヨミは黄色く光り出す。そして、光り出したアマテラス、ツクヨミは同時に魔法陣に吸い込まれる。すると、彼方の目の前に黄金の刀が現れる


「これが……アマテラスとツクヨミが融合した姿……」


彼方は、融合した刀を鑑定する


《神眼》


ーーーーーーーーーー

[超越王神刀神=陽月刀]<超越級>


【効果】

『絶対破壊不可能』

『神殺し』

『絶対絶命』

『超越HP吸収』

『超越魔力吸収』

『絶対破壊』

『人化』

ーーーーーーーーー


スゲェチートだな。まぁ説明見るか


[絶対破壊不可能]

『絶対に破壊されない』

[神殺し]

『不老不死の神さえ殺す』

[絶対絶命]

『絶対に絶命させる(不老不死には効かない』

[超越HP吸収]

『相手を切ると相手からHPを吸収する』

[超越魔力吸収]

『相手を切ると相手から魔力を吸収する』

[絶対破壊]

『相手の武器を絶対破壊』

[人化]

『アマテラスとツクヨミが融合した人間の姿になる』


おーけおーけ分かってたさ、最初からチートだったアマテラスとツクヨミが融合すれば更にチートになる事さえ……


「まぁ、いいや。行くぞ!堕天使」


彼方は、陽月刀を強く握り堕天使に向かって陽月刀を振り下ろす。


「バ……カ……な……」


堕天使は、彼方の鋭い一太刀を食らって絶命した


「終わったな。融合解除っと」


彼方は、融合から解除したアマテラスとツクヨミをアイテムボックスにしまい。ギルマスに報告しに帰ろうとすると……


「誰だ!?」


彼方は、誰かの視線を感じた


「まさか気づかれるとは。さすが、中級堕天使を殺すだけはありますね」


現れたのは、1人の男。その男はさっき殺した堕天使と同じく二つの角がった。ただし、さっきの堕天使とは違うのが、目の前にいる堕天使と思われる男は翼が6枚あった。


「さっきの堕天使とは別格見たいだな」


「えぇ。先程の堕天使は中級堕天使。そして、私は上位堕天使です」


「なるほど。だからか、それで?俺と殺るのか?」


「いえ、今回は遠慮しておきますよ」


「どうせお前の上にいる奴に報告するんだろ?」


一瞬驚いた表情をしたが、直ぐに元の表情に戻った


「何故分かったのです?」


「カマかけただけだが?」


「これはこれはまんまとやられましたね」


「確かに私、いや、我々の上には王が存在します」


「魔王っか?」


「違います。魔王何ぞ我々の王《大皇堕天使 ルシファー》様に比べれば天と地の差です」


「そんなに強いのか」


「おっと、長居をしてしまいました。それでは、私はこれで失礼」


そう言って、上位堕天使は闇えと消えて行った


大皇堕天使か……


「さて、報告して帰るか」


彼方は、ギルマスの所に報告しに行く


《冒険者ギルド》


「ギルマスいる?」


「あ、カナタさんこんばんは。ギルドマスターなら2階の応接室にいますよ」


ルリアが笑顔で答えてくれた


「ありがとう。ルリア」


2階に上がり応接室の扉の前に着き


コンコンコン


「入るぞ」


「おう」


中へ入ると、ギルマスは勿論居たが、もう一人見よ覚えのある人物が居た


「何で第一王女がいるんだ?」


「ダメでしたか?旦・那・様♡」


笑顔で言ってくる。第一王女ことユリス・カルド。この国、カルド王国の第一王女だ


「ダメとかじゃあなくて、良いのか?第一王女が城から抜けて」


「大丈夫よ」


「なぁカナタくん。私に用があるのではないか?」


「忘れてた。ギルマス、魔人討伐したから」


「うん、りょ………………マジで?」


「マジでだ」


「そ、そうか………」


「疑わないんだな」


「まぁな…………それに、ガルムナ平原方面から二つの強力な魔力が感知されたからな。疑わないさ」


「そうか。でも、さほど魔力は出してなかったけどなぁ」


「おいおいマジかよ。あれでさほどかよ」


「そんじゃあ俺、帰るわ」


「あ、あぁ」


「バイバイ、旦那様♪」


《彼方の屋敷》


「ただいまー」


「お帰りなさいませ。カナタさん」


「ただいま。エリスみんなは?」


「他の皆なら、お休みになってます。皆さんカナタさんをお待ちになってたのですが、眠気には勝てない用で」


「そっか、分かった。エリス出迎えありがとう」


エリスの頭を撫でると


「あ、ありゃがどうごじゃいます」


真っ赤にしながら、ありがとうございますを噛むエリスいいね


《彼方の寝室》


「さて、寝るか」


ベッドにダイブしそのまま彼方は寝た


《???》


「ん〜……何処だ此処?」


真っ暗な空間だが、上を見ると無数の星が輝いていた。見とれていると、5人の男女が姿を現す


「お前ら誰だ?」


「私は、五天神柱の1柱にして、生と死を司る女神フィーナです」


「同じく、五天神柱の1柱にして、鍛冶と武器を司るゼルザルです」


「同じく、五天神柱の1柱にして、武術と魔法を司るギルスです」


「同じく、五天神柱の1柱にして、光と闇を司るマラザです」


「そして最後は私、五天神柱の1柱にして、戦の女神マナリーです」


「ふぅ〜ん。お前らマジで神なの?」


そう言うと、マラザが


「そうでございます。我らがお呼びしました。我々の王」


「……………俺、お前らの王になった覚えないぞ」


「そうでした。まだ、彼方様は神格化をなさってなかったのでした」


「神格化って、確かレベル解放でレベルMAXの時に解放されたスキルの事か?」


「そうです。彼方様が解放されたスキルは、どれもチート級の代物でしたが、レベルMAXで解放された。スキル、神格化《覇皇神》は我々神の頂点に君臨する。神、全ての創造主になれるスキル」


「なるほどな。でも、俺が神格化使ったら今の覇皇神はどうなるんだ?」


「…………………覇皇神様はもう50億年の間おりません」


「何故いないんだ?」


「それは………」


何か言いたくない事なのか?


「私がお話します」


そう言って来たのは、戦の女神マナリーだった


「分かった。話してくれ」


「承知しました」


「50億年前、まだ初代覇皇神様がおられた頃のの話です」


《50億年前》


「覇皇神様大変です!」


「どうした」


「邪皇神が大軍を連れ神界に攻めて来ました!」


「何!?分かった迎え撃つぞ!」


「はっ!」


《神界》


「雑魚が邪魔だ!」


「邪皇神様、もうすぐ覇皇神のもとです」


「分かっておる」


覇皇神の元に行かすまいと、邪皇神の前に神、天使達が立ち向かう


「貴様ら邪魔だ《混沌の槍『カオススピア』》」


邪皇神の周りに火、水、氷、風、雷、光、闇の属性の5千本の槍が現れ神、天使達を貫いていく


「雑魚共が」


そして、邪皇神は覇皇神のいる部屋の前に辿り着く


「此処に覇皇神が………」


邪皇神が部屋の扉を開けると


「よく来たな。邪皇神」


「あぁ。楽勝でここまで来れたぜ」


「………それで、何故此処に来た。邪皇神」


「お前を殺す為だ」


「何故俺を殺す?」


「フンッ。そんなもん。お前を殺して全てのあらゆる者の頂点に立つ為だ!」


「なるほど………即ち自分の欲の為か?」


「そうだが?何が悪い?」


「お前は自分に逆らう神、天使がいたらどうする」


「そんなもん、殺すに決まってる」


邪皇神は不敵な笑みを浮かべた。それを見た覇皇神は


「分かった。ならば、俺は貴様を……殺す!」


「やれるもんなら殺ってみろ!」


「行くぞ!《超越神剣=エクスカリバーゼルよ今我の元に顕現せよ》」


黄金輝く剣が、覇皇神の前に現れる。そして、邪皇神も同じく武器を顕現させる


「来い!《超越魔神剣=ゲル・ヘルズよ今我の元に顕現せよ》」


邪皇神の前に禍々しいオーラの剣が現れた。そして、覇皇神と邪皇神は顕現させた剣を取り、邪皇神が覇皇神に斬り掛かる


「はぁぁぁあ」


「遅い!」


邪皇神は斬り掛かるも覇皇神にカウンターをされ左腕が切り落とされる。が、邪皇神の超越再生で切り落とされた左腕は再生し再び邪皇神は斬り掛かる


覇皇神と邪皇神の攻防は激しく、神界が覇皇神、邪皇神の力を受け止めることが出来なくなっていた。そして、覇皇神と邪皇神の戦いは続き、お互い体力が残りわずかしか残っていない時、邪皇神が最後の一手にでる


「《カオスブレイク 》を《魔神剣=ゲル・ヘルズ》に付与」


「はぁぁぁあ死ねぇぇぇぇ」


邪皇神は、覇皇神に斬り掛かる


「そんな物俺に効くかーぁぁぁぁあ」


覇皇神は超越神剣=エクスカリバーゼルで邪皇神の攻撃を受け止めるが


「くっっっ」


「このまま死ねぇぇぇぇ!!!」


覇皇神は邪皇神の攻撃を何とか受け止められていた


「くっそ」


「これで終わりだぁぁぁあ」


「まだだぁぁぁぁあああ」


覇皇神は邪皇神の剣を跳ね返し


「グハッ」


邪皇神は吹き飛ばされ覇皇神は


「邪皇神、俺はお前を倒す事は無理の様だ。だから、俺はお前を最後の力で封印する!………すまないみんな。みんなの仇とれなかった……行くぞ邪皇神……【完全封印魔法】《絶対封印》!!」


覇皇神が、魔法名を唱えると何もない所から漆黒の鎖が現れ、邪皇神に向かって行き、漆黒の鎖は邪皇神に絡みつく。そして


「クソックソックソックソッ何故外せぬ!」


「邪皇神貴様を……ある…惑星に……封印する……その鎖は……貴様を……封印するた………っめの鎖だ…そして………その鎖は…絶対に………破壊は……出来ぬ………」


そして、覇皇神は最後の力を使い邪皇神を封印した。そして、覇皇神はそのまま死に覇皇神の魂は色んな世界の現世をさ迷い覇皇神の力を受け継ぐにあたいする者に力を継承させ覇皇神の魂は消えて行った。そして、その継承者とは三日月 彼方であった。


「とっ言う訳で、初代覇皇神様から今代まで覇皇神様はいません。ですが、代遂に覇皇神様になり得る人物が現れたのです」


「それが俺って訳か」


「そうです」


「なるほど………それで俺を此処に呼んだと」


「はい」


覇皇神ねぇ


「なのさ、大皇堕天使って知ってる?」


「………………………知っております」


「へぇー強いの?」


「…………はい。今いる神、天使全員を集めても勝てません」


それは強いな。チートだな


「なぁ、今の俺で大皇堕天使に勝てるか?」


「不可能です」


「何故だ?」


「大皇堕天使は神を超越した存在。ですが彼方様はまだ人間。ステータスは、神を超越していますが、まだ大皇堕天使には届かない」


「なるほど。それで、俺が勝てる方法はあるか?」


「一つあります。それは、神格化する事です」


「神格化したら何かあるのか?」


「はい。ですが、それは神格化をやってのお楽しみです」


「分かった。俺が、神格化しなければ大皇堕天使には勝てないって事が…………良いぜ神格化してやる 」


これから、大皇堕天使が何らかの動きがあるかもしれない。そんな時に、弱かったらダメだ


「…………良いのですか?神格化をすれば人に戻れなくなりますよ?」


「あぁ大丈夫だ」


「分かりました……ではステータスに有る神格化に触れてください」


彼方が神格化《覇皇神》に触れると


《神格化しますか? YES/NO》


勿論、YESだ!


すると、《封印を解除します………………………解除に成功しました》


「これで神格化終わりか?」


「はい。終わりました。では、ようこそ2代目覇皇神様。我々神一同は2代目覇皇神様を御歓迎します」


「う、うん。よろしく」


いつの間にか神達が増えてる!


「あ、ステータス確認して良いか?」


「はい。どうぞ」


「サンキュー」


《神眼》

ありがとうございました。

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