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微睡み-2

 ――彼女は、彼がこの場所へやってくるであろうことを理解していた。

 それが、『彼』の望みなのだから。

(……でも、違うのよ)

 そう伝えたくとも、今までは伝えることが出来なかった。

 何故なら、彼女は既に実体を持っていなかったからである。

 二十年前の事件で、彼女は電波塔へ『幽閉』された。

 身体はその時に捨てたのだ。

 否、捨てさせられた。

 二十年前から、電波塔自体が彼女の身体であり、流れている電気信号が彼女の意識になっていた。

 そう仕向けたのは、今現在目の前に立っている彼、英田であり。

 彼女――イヴの身体は、電波塔から菱川紗羅の身体へ替わっていた。

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