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微睡み-1

 ――夢を見ていた。

 何人もの白衣を着た人間が、幼い少女を観察している。


《あれは、かつての私。初めて成功例として認められた機械人間》


 どこかで説明する声が聞こえたけれど、疑問に思う間もなく、場面が切り替わった。

 今度は一人の白衣の男性が目の前の、成人までには至っていないであろう少女と会話をしているようだった。


《初めて会って、初めて話をした》


 二人は楽しそうに何かを話していた。


《外に出られるようになったら何がしたいか聞かれた。そんなことを聞かれたのは初めてだった》


 また場面は切り替わる。

 かなりの時間が経過したのか、かつての少女は成長していた。

 その少女――女性は白衣の男性に何かを訴えている。


《止めようとした。けれど、間に合わなかった》


 そこで急に画像が乱れ――。


 紗羅の意識は、ここで途切れた。

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