表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼっちな俺が美女になった!  作者: ミトン55
女になった俺
6/21

第5話 女になって初めての朝!

素人なりにがんばって書きました。よければ読んでいって下さい。

 神田の家にお世話になって迎えた初めての朝。

 夏が近いのに布団をかぶって寝てしまったから、汗の量がすごい・・・。

 ふと、自分の体に視線を移す。

 汗で所々が透けていた。


(やばいやばい、16歳の男には刺激が強すぎる)


 鼻の奥が熱くなるのを感じながら、視線を自分の体から外す。

 女性用の下着を持っていない、俺はもちろん上は着けてないし下は男用だ。

 今日の俺のやるべきことが決まった。

 女性用の下着を買うことだ。

 他の人の視線を感じるのももちろんだが、俺自身の身体がもたない・・・


 今日の予定をある程度決めた俺は、視線を時計にむける。


「「6時30分」」

 

 いつも通りの時間だ。

 そういえば、神田は起きただろうか?

 気になった俺は部屋を出ようとしたが自分の服装を思い出す(見れないから)。


「着替えるか・・・」


 神田が昨日用意してくれていた、お姉さんの服に着替えることにした。


~10分後~

 予想以上に色々な服があり、悩んでしまった。

 階段を降りて台所へ向かう。

 そこには、高校の制服に身を包んだ神田の姿があった。

 意外に似合ってる・・・

 神田が俺に気づいて、


「あ、太矢ちゃんおはよう」


「おはようございます」


 笑顔であいさつされても、俺は敬語でしか返せない。

 神田はトーストを自分で作っていたらしくそれをもぐもぐと食べていた。

 イケメンがパンを食べている光景は新鮮だ。

 まぁ、そんなことはおいといて俺も朝食をいただこう。

 目の前に並んだパンとサラダ神田が作ったものらしい。

 パンを食べていると神田がニコニコしながら俺の朝食シーンを見てくる。

 さすがに気になるので、

 

「あの、何か?」 

 

「いや、可愛いなって思って」


 こいつはよくそんな恥ずかしい台詞を面と向かって言えるな(ドキッとしてしまった)。

 俺は恥ずかしさを紛らわせるためにパンとサラダを一気に食べ終えた。

 俺は神田に今日下着を買いに行くと伝えると、


「え?持ってないの?」


「恥ずかしながら・・・」


「姉ちゃんの下着あるけど・・・」


 神田の視線は俺の胸へ向けられていた。

 そして、


「・・・うん、買いに行った方がいいね」


(今の間はなんだ?)


 疑問に感じたがあえて聞かないことにした。

 時間も七時を回っていて、神田は慌てて朝食を済ませ


「ごめん、学校行かなきゃ」


 神田はどたどたと二階へ上っていき、鞄を持って玄関へ猛ダッシュしていた。

 俺もそれに釣られるように玄関へ向かった。


「はぁはぁ。じゃぁ行ってきます」


「行ってらっしゃい」


 神田が笑顔で言うのに対して俺も笑顔で言っていた(精一杯の努力)。

 だが、神田はドアを開けたところで何か思い出して


「あっ家の鍵はこれ使って」


 そう言いながら自分の鞄から鍵を取り出して俺に渡してきた。

 俺は勢いに負けそれをもらった。

 

「じゃっ」


 短くそう言うと神田はドアを閉めて、学校へ向かった。

 取り残された俺はひとりで食器を洗おうと台所へ向かった。


~10分後~

(今は8時だから開いてる店あるかな?)

 しかしこの家は店などが建ち並ぶ地域と離れているため、早めに出ることにこしたことはない。

 俺は、財布や必要最低限な物(携帯など)を持ち玄関を出て鍵を閉め店へと向かった。


 歩いて10分くらいの所に小さな服屋があった。

 下着さえ手に入ればよかった俺はその店に入ることにした。


 中は案外広くできており女性物から男性物までいろいろ置いてある。

 俺は下着コーナーへ足を運んだ。

 恥ずかしさもあったが、ノーブラでいるよりはましなため地味だが白い下着を買った。


 店から出ると今が丁度通勤時間の人が多く混んでいた。

 特にすることもなかった俺は、町をぶらぶら歩いていた。

 昼食がないためコンビニへ行ったり本屋でいい物がないか探していると時間も10時を回っていた。

 そろそろお昼になると思い帰路へ着いた(神田の家への)。

 

 帰ったら何をしようか色々と悩んでいると、携帯が鳴った。

 俺は何も考えないままその電話に出てしまった。


「もしもし?」


「あなた、誰!?」


 母さんからの電話と気付いたときにはもう遅く、声を発してしまった。

 この状況どう乗り切ろう・・・。

 

楽しんでいただけたでしょうか。次回の更新もできる限り早くしますのでよければ読んでいって下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ