詩 睡眠拒否
掲載日:2026/03/15
眠れない。
夜、どうしても起きてしまう。
寝よう寝ようと思うほど、目は覚めてしまうのだ。
「休まないと、疲れるのは自分なのに」
焦るが、昼夜逆転だけはどうしようもなかった。
試しに昼寝をしてみたが、上手くいかない。
他の家族が寝ている側で、自分だけがごそごそと動く。
何をするわけでもなく、ぼうっと過ごす。
時間の無駄じゃないのか?
分かっているが。やることが何もない。
勉強もこりごりだった。
頭は悪くないほうだったが。かつて解いた参考書などを見ると、胃がむかむかしてくる。
「よく、こんなのやってたな」
自分で自分を慰め、落ち着かせる。
勉強なんか嫌い。いらない。
それよりも、自分の好きな道を歩きたかった。
もう小学生の時点で、自由に未来を選択できるようにしたほうがいいと思う。
そうすれば不登校やいじめが、少なくなるはず。
無理に箱に入れようとするから、おかしくなるんだ。
子どもの自由を奪うな。
良い子でいた分、大人になってから困るんだよ。
ああ、自分らしく生きたい。
でも、それって何? 楽すること?
自分でも分からなくなってきた。
寝よう。
それが1番の対処法だった。




