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詩(漢堂朔夜名義)

胃の中の欲望

作者: 漢堂朔夜

あと少しで次の日になる。


明日も早いので寝なければ……そう思っているのに、胃袋は否定している。


早く食べ物を、飲み物を、俺の欲望を満たしてくれと叫んでいる。


私は頭の中で否定した。


今は必要がない、お前の欲望を満たしたら、次の日の朝蓄えたものが残ってしまうのだ。


しかし、彼は叫び続ける、俺の欲望を満たせと。


私は黙らせつつ、走り回った。


そうだ、お湯をかければ静かになるはずだ。


私はお湯をかけて、彼を静かにした。


……明日は胃もたれだ。

静かにしたいのなら、暖かくして、横になって、目を閉じましょう。

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