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赤ボタン、青ボタン。  作者: D・E・R
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ぶっ壊れ。

この小説のジャンルって「エッセイ」なんですよね。

で、僕今まで生きてきた中で小説3冊しか読んだことないので「エッセイ」って何のことかわからなかったんですけど、とりあえず何でもいいかな...みたいな感じでジャンルをその「エッセイ」にしたんですけど。


気になって今日「小説を読もう!」でジャンルを「エッセイ」で検索したら物語な感じじゃ全然なくて。

なんというか日記みたいなのに近かったんですよね。

まあ日記とは違うと思うんですけど、そんな感じでびっくりしたけど特に変更はしないというお話です。

木島は目を終始開けていたはずなのにその瞬間何が起こったのかわからなかった。

本当に一瞬の間にバケモノに大量の光の槍のようなもの刺さっていたのだ。


自分の後ろから冷静そうな女性の声がする。

「一人は死んでしまったようね」

木島は今の状況が全く理解できなかった。

すぐそこに焼け焦げて内臓が飛び出した人たちがいて目の前で青年を破裂させたバケモノに光の槍が刺さっていると思えばさっきまでいなかったはずの女性があらわれていた。


そして今バケモノが灰になって消えていっているのと同時に空も晴れているようだった。

木島は開いた口がふさがらなかった。

ただとても心の底から安心していた。


すると今起こったことが日常茶飯事のように女性が語り掛けた。

「君、魔法使えるの?」


だが木島は人が目の前で破裂したことだけにしか頭になかった。

こんなことはもちろん初めてなので頭はパンクしておりそれ以外のことは何も頭に入ってこなかった。


だが女性はこう言った。

「君がショックを受けているのはわかるけどいつまでそうしているつもりなの?

そうしてたらいつの間にか今起こったことが忘れられると思っているの?

違うわよね。きっと忘れられないでしょうね。

そんなことをしているより絶対に私の質問に答えたほうが効率的でしょうね。」


木島は頭が真っ白になっていたがその女性が言ったことにはすごくイラついた。

今起こったことを自分なりに清算しているつもりだった。

だが女性が言ったことも一理あると思ってしまった。

自分は何もできなかったが少なくとも青年はバケモノに立ち向かった。

この場で悪いのは自分かもしれないと。


女性に対するものと自分に対する怒りを抑えてこう言った。

「断言はできませんがきっと使えないと思います。」

と。


「そう。まあ私は使うのは得意だけどそういうのを見極めるのは苦手だからそういうのが得意な人の所いってきて。」


そういわれた瞬間 体がとても軽くなったと思ったら先ほどいた場所とは明らかに違う貧民街のようなところに木島はいた。

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