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研鑽
そしてついに約束に日を迎えた。
僕はワクワクが止まらなくて昨日寝ることが出来なかった。
「レイン今からお前の魔術の先生が来る、失礼のないようにしろよ。」
「はい父さま。」
「まあ、お前なら大丈夫だと思うけどな。」
どんな先生なんだろう?
楽しみだな。
ワクワクだな。
「おいおい、先生が来るのは昼だぞ。ずっと待ってるつもりか?」
「うんうん待ってる。」
「確かにこの前渡した筆記試験の予想問題は解けたかもしれないがそれで勉強しなくていいわけではないぞ。魔導騎士を作りたいならトップを目指すんだぞ。
今の実力で本当に大丈夫か?」
「.....分かりました...勉強します。先生が来たら教えて。」
「分かった先生が来たら教える。」
誤字脱字がございましたらお教えいただけると幸いです。