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ひたすら修行、鬼畜の所業



なんやかんやで、今日からヒイラギ改造トレーニングが開始されます。

全ての資本は健全な体から、まずは筋トレです。

何から始まるかというとー……はい!ひたすら走り込み!

まずは、十分間走。

五分の休憩。

また、十分間走。

四分の休憩。

そして、十分間走。

三分の休憩。

最後に、五分間走。

三十分の休憩。


はい、ここで何かに気付きませんか?

そう!ステータス1の奴にこんなことができるのかってことです。結論から言うとできます。なぜかね、疲れないんだよ。いや、疲れてるんだけど、ちょっとの休憩でなんともなかったかのように疲れが取れるんだよ。

なんだろうね、これ。こう言うスキルなのかな?ステータスが、1で絶対固定!とか?

三十分の休憩が終わりました。


200メートル走。

一分の休憩。

200メートル走。

一分の休憩。

200メートル走。

一分の休憩。


「ねえ、父さん!これ初めの日からやるメニューじゃないよね!」

「ああ!初めの日からやるメニューじゃない!」

「だよね!」

「しかし、ヒイラギ、お前には強くなってもらわなければならないんだ。社会ってのはな、ステータスでまず決まるんだ。他の子達の平均は、だいたい100くらいなんだ」

「え、そこまで差があったんだ」


めっちゃ、驚きです。もう、すごい心に傷を負いました。百分の一のステータスでどう世界を救えと言うんだよ!


「ああ、これから、学園入学までの五年の間に、みんなはだいたい800前後、強いやつで1000はいく。だから、お前にも、せめて700は目指してもらわなきゃならない。そのためには、こうするしかないんだ」


そう、12歳になったら、この世界では学園に入学が可能になる。

学園は、主に五つあり、俺はその中で最も栄えている王都にあるマグナイツ学園に通うことになるのだ。マグナイツというのは、この国の名前。

マグナイツ学園では、様々な職業を選ぶためにあらゆるコースが設置されている。一年の間は、基礎的な魔法と戦闘術、応急処置方などを学び、二年次からはそれぞれのコースに分かれて学ぶ。騎士コース、魔道士コース、騎・魔融合型。その他、鍛冶コースや薬学コースなどがある。コースにより変わるが、多くのコースでは四年から更に細かく学びの内容が分類されていく。そのため、マグナイツ学園の生徒数は毎年1500人ほどが入学する。

王都にある人気校のため、入学希望者は3000人ほどになり、入学倍率は2倍になる。

入学試験は、基本的な戦闘術、魔法、そして、総合ステータスにより採点され合否が決まる。

この時点では、戦闘術や魔法なんて学園からみたらどれも大したレベルに到達していないため、ぶっちゃけ、ステータスで合否が決まると考えていい。

つまり、今の俺では、全く手が届かないのだ。合格判定E判定を通り越して、判定不能だろう。

そんなわけで、クスノキさんは俺のステータスを普通じゃない方法で、上昇させようとしてるのだ。


しかし、それでも、これはおかしい。俺、前世は極一般的な高校生だよ!部活だって……ねえねえ、何部だと思うー?それはねー、演劇部!多少は、走り込みとか肺活量トレーニングとかしたけど、たかが知れてるレベルだよ!


「だが、あれだな!ヒイラギもこんだけやってよくへばらずについてくるな!いいタフネスだ!」


気づいて、父さん。ステータス1がこれについていくのはタフネスとかでは不可能なんだって。


「よし、続けるぞ!」


もう、ヤケクソだ!これで、強くなれるってんならやってやるよ!


「っはい!!」

「いい返事だ!これから、一ヶ月は走り続けるからな!」

「はい!!」


こうして、おれは一ヶ月間、ひたすら走り込みを続けた。


ツヨクナレルトイイナ。

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