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最凶アサシン転生~最凶殺し屋は老衰で死んだが、異世界転生して現代知識で無双する~  作者: 佐々牙嵯峨兎
1章 王都守護編

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第25話 試験結果

 そして入学試験から明後日経ち、俺は学園の前に出される合格者一覧表に、自分の名前があるか確認する。


「えっと、俺の名前は……おっ、あった!」


 俺は自分の名前を見つけて喜ぶ。

 よしっ、これでゴエティアにある真理の王(ロード・オブ・ワン)を調べれるな。

 そう思いながら、合格者だけの予定を聞ける会場に行こうか。

 そう思いながら歩もうとすると、エステルとリザにばったり出会う。

 俺は久々に出会って、二人に話しかける。


「二人とも明後日ぶりだけど、エステルの方は大丈夫か? フォンに利用されたけど、俺を失格にしようとしていたからな」


 俺はそう言いながらエステルを心配する。

 あれは利用されたけど、事情知らない人からすれば最低みたいなことだからな。

 俺はエステルを心配すると、エステルは少し苦笑いをして答える。


「アハハ、実は理事長が直々に謝ってきて、謝礼としてリザと共に入学してもらったの」

「そうだったんだな。それは良かったな」


 俺はそれを聞いてほっとする。

 それは良かったな、一応大丈夫かと思っていたが、あの理事長そんな事をしていたのか。

 俺はそう思いながら会場に向かおうとする。

 しかしエステルは俺の袖をつかんで言う。


「待って! 少し頼みたいことがあるの!」

「エッ?」


 俺はエステルの言葉を聞いて首をかしげる。

 頼みたい事って一体全体何だろうか?

 そう思っていると、エステルは俺に頭を下げて言う。


「私たちをあなたの仲間になりたいの!」


 エステルのお願いの内容に俺は頬を掻きながら呟く。


「えっと、マジ?」


 俺はそう呟くとエステルはこくりと頷く。

 マジで!? 俺の仲間になるなんて予想もしてないんだけど!

 えっと、これどうやって答えればいいの? 素直に受け入れるのか?

 でも大丈夫だろうか? 俺はチート能力や前世の知恵を使いこなしているから戦えるけど、この世界の住人の強さはかなり低めだ。

 一応、銃を使わせれば多少戦力になれるだろうか?

 そう悩んでいるとサジェッサが提案する。


《マスター、彼女らの才能を強化すれば、天魔と戦える事が可能です》


 サジェッサの提案に俺はピクリと反応する。

 何? エステルとリザにある才能を強化すれば、天魔とまともに戦えるのか?

 俺は疑問を持ちながらサジェッサに聞く。

 するとサジェッサは誇らしげにしながら言う。


《はい、もちろんです》


 サジェッサの言葉を聞いて、俺は心の中で喜ぶ。

 おぉ、サジェッサは本当に頼りになるし、こいつの提案なら安心して仲間にできるな。

 だけど俺は少し質問する。


「仲間になりたいのが分かったが、天魔に殺される可能性がある。それでも戦う覚悟はあるか?」


 俺はそう言うとエステルとリザに向けて、強力な殺気を二人に向ける。

 二人は俺の殺気を感じて冷や汗を流す。

 これはただの戦いじゃない、世界を守るための戦いだ。

 ちょっとやそっとの覚悟なら、大儀の前じゃ無駄なんだよ。

 そう思っていると、二人は声を震わせていう。


「うん……覚悟はあるよ……!」

「僕もあれを見て自分が情けないし、誰かを守れる強さになりたいよ」


 二人の言葉に俺はあごに手を当てる。

 前世のころは依頼者が嘘をついているか目を見て確認するが、二人を見ても一ミリも嘘を言ってない。

 うん、これなら信頼を預けることはできそうだな。

 俺はそう思いながら手を差し伸べて言う。


「そうか、俺の名前はルイ・アーク。仲間としてよろしくな」


 俺はそう言うとエステルは満面の笑みを浮かび、俺の手を掴んで言う。


「うん、よろしく!」


 エステルはそう言い、リザはその様子を見てほほ笑む。

 こうして、俺に仲間が二人増えたのであった。

 ソロモン学園に入学したけど、これからどうなるのやら……。




▲▽▲▽▲▽




 一方そのころ、地下牢に投獄されたフォンは怒りを煮えたぎっている。


「くそくそくそ! なんで、俺様は最強の転生者なのに……!」


 フォンはそういながら、自分を痛めつけたルイとレグルスに怨恨を燃え滾る。

 すると地下牢につなぐ扉からレグルスが諜報員の兵士を連れてやってきた。

 フォンは扉が開く音で気づき、レグルスに鋭く睨んで叫ぶ。


「このクソゴリラ、俺様を地下牢に閉じ込めやがって! 一体何の用で来たんだよ!?」


 フォンは憎々しいレグルスに向けて叫ぶが、レグルスはフォンの叫び声を受け流して言う。


「ここに来た理由は貴様が知りえる情報を全て話してもらうことだ。もちろん、情報提供してくれた報酬は、死刑にさせないよう国王に要求する。これで良いだろ?」


 レグルスの言葉を聞いたフォンは訝しげにしながら聞く。


「ハッ? それは本当か? 嘘じゃねぇんだよな?」

「あぁ、本当だ。我輩は約束を反故したりしない」


 約束を必ず守ると聞いてフォンは、ドリルのように手のひら返し、知りえる情報を言おうとする。


「マジかよ! それなら話すぜ、確か俺が転生してくれたのは――」


 フォンは転生してくれた人物を言おうとするが、突如額に血のように赤い魔方陣が展開する。

 それと同時にフォンが苦痛に歪んで叫ぶ。


「ギャァァァ!? あ、頭が痛ぇぇぇぇぇぇ!」


 フォンはそう叫びながら苦痛に耐えれずに暴れ、嫌な予感を感じたレグルスは諜報員の兵士に命令する。


「今すぐここから離れろ! 天魔が何か仕掛けたのかもしれん!」

「ハイッ!」


 レグルスの命令に諜報員の兵士は頷きながら地下牢から脱出する。

 レグルスは諜報員の兵士が逃げ切れたと確認し終え、苦しむフォンへ向く。

 しかしそこにいたのはあごから下腹部まで抉れた怪物がいた。

 頭髪や顔つきはフォンだが、肉体はほぼ死体のように変貌している。

 異形の怪物になったフォン・呪われし死肉霊(カース・ヴェータラ)は呻き声を上げながら、レグルスに襲い掛かる。


「グォォォォォォ!」


 しかしレグルスは焦ることなく拳を強く握って、呪われし死肉霊(カース・ヴェータラ)を腹部に向けて殴る。


「豪覇!」

「ガァァァ!?」


 魔力に似たエネルギー・魂力をもろに受けた呪われし死肉霊(カース・ヴェータラ)はそう叫ぶと、肉体が爆散して牢屋内に肉片が散っていく。

 レグルスにも返り血が掛かってしまうが、当の本人は気にせずにつぶやく。


「ふむ、これは少し嫌な予感がするな」


 レグルスはそう言うと、肉片が散らばった牢屋から去る。

ここまで読んでくださってありがとうございます!

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