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 そして、只今フロック達は森に入るとエルフの襲撃を受けていた。


「速攻で、見つかってるじゃないですッか!?  先輩……」


「ヤバいぞ! キバ……捕まって見つからたら確実にエリアルに怒られる。

 絶対に、捕まる訳にはいかない……」


「ちょっと、あんた達……私を置いて行かないでよ!!!」


「お前は、顔バレしてないからどうとでもなる。だから、知らん! 勝手に逃げろ!」


 そして、シロがエルフに捕獲されると……電光石火で飛んで来た! 何者かにキバが捕まった。


「……キバ、何であんたがいるの?」


「あ……姉さん……」


「って、事はフロックも居るのよね!

 フロック出て来なさい!!!」


 その場から逃げようとしていたフロックの足が止まる。


「…………」


 フロックは、渋々出て来た。


 そして、エリアルは仲間に下がる様に伝えるとフロック達、四人だけとなった。

 二人と一匹は、エリアルに怒られるのを覚悟していたが……エリアルは、怒る事なく 普通に話して来た。


「あれだけ付いて来るな! と言ったのに——やっぱり来ちゃうのね。貴方達は……まぁ、ちょうど良かったけど……それより、この子は?」


「エリアルの代わりにツッコミに入ってもらったんだけど……ダメだ!

 エリアル! 早く戻って来てくれ!!!」


「姉さん! 本当すッよ……コイツのせいでトラブル続きで、もう限界すッ!!!」


「いや、私のせいだけにしないでよ!」


「だから、頼む! エリアル戻って来てくれ。もう、呪いは解けたんだろ!?」


「呪いは解けたけど……私は、戻れなくなったわ。

 良いじゃない! この子、可愛くて! 白髪の美少女なんてヒロインに持って来いよ」


「えっ……嬉しい!」


「ダメすッ!!! コイツ性格悪いんで!」


「へぇ〜そうなの? こんなに可愛い顔してるのに……てか、この子……ダンジョンの——あのお爺さん?」


「…………」


「はぁ!? そんな訳ないだろ」


「いや、魔力って人それぞれ特徴があるんだけど……この子の魔力は、あのお爺さんと全く一緒なのよね」


 そして、フロックが……


「シロ……『ひぃ〜〜〜』」


 シロは、逃げ出した。


「エリアル、やっぱり! お前じゃないとダメだ。

 俺は、アイツを殺さなきゃいけなくなった……」


「フロック、やめない……」


 そして、フロックはシロを捕まえると罰として四つん這いにして、椅子として使った。


「話を戻そう。エリアル、コイツは抜きにしても本当に戻って来てくれ!」


「ダメよ……」


「何で!?『何ですッか!?』『たすけて……』」


「エルフの女王様に、里の警護を任されたの。

 だから、貴方達とは戻れない……」


「そう言う事なら、女王を説得出来れば良いだけだな……俺に任せろ!!!

 俺は、昔——エルフと旅をしていこともあるから。そいつの名前を出せば何とかなるかも知れない」


「多分、無理だと思うけど……どうせ引き下がらないだろうし。案内するわ……」


 そうして、フロック達はエリアルの案内のもとエルフの女王の元へと向かった。


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