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すると、警備の兵とシロが現れた。
「うるないな! お前達は……とりあえず無実は証明されたが、今後は——こう言った勘違いが起きないように自分達の行動にも注意をしてくれ!!!」
二人は、誤認で逮捕されたにも関わらず! めちゃくちゃ怒られた後に釈放された。
*
街の喫茶店で、休憩を取る三人……
「怒られた理由がよく分からなかったが……俺達は何を怒られていたんだ?」
「さぁ〜……」
「分からないすッ……」
「まぁ……誤解は解けたし万事解決と言う事だな!」
「そうすッね!」
「そうね」
「でも、先輩……姉さんを見失ってしまいましたが……これからどうしますか?」
「それなら問題ない! 俺の発信機型オタマジャクシをエリアルにつけてあるから、あいつが何処に居ようが追跡出来る!」
「さすが! 先輩すッ!!!」
「カエルさん……凄い!
私も、結構いろいろ出来る方だけど——他人が出来ることで凄いと久しぶりに思った!」
そうして、三人は改めてエリアルを追う事になった。
*
そして、その道中——山肌、断崖絶壁にて……
「先輩!!! 本当に、この道で合ってるんすッか!? この道、ヤバすぎないですか!?」
「そうか……俺はカエルだから別に平気だけど」
「そうね。私も魔法少女だから空も飛べるし平気ね」
「なら、自分も平気すッ!!!」
そんなこんなで最初の村に着いた三人は……
*
「あっ! 村が見えたぞ……」
「えっ!? 何処?」
「見えてはいますけど、まだまだ遠いですよ」
「えっ!? 何処何処???」
「じゃー村まで競争だ!!! ケロケロのーーーロケット!!!」
「あっ!!! 先輩、ズルい!!!」
「村、何処よ?」
そして、フロックは先に村に行ってしまった。
「ねぇ、置いていかないでよ!」
「知らないすッよ! 崖の時、助けてくれなかったじゃないすッか……」
「あの時の事は、謝るから! お願い置いていかないで……」
「いやすッよ!」
そして、キバが走り出すとシロはキバにしがみついた。
「おいオラ! 放せ……」
「いやだぁーーー!!!」
そんな感じで揉めながら二人が村へと到着すると……村人の円の中心でフロックが倒れていた。




