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「ねぇ……カエルさん、お兄ちゃん……歩くの早い……だから、手を繋いで……」
「はぁ!? 何言ってんすッか、コイツ……」
「まぁ、良いじゃねーか……子供なんだから。
キバも、そうカリカリするなよ」
「……分かりました。確かに、子供だと思えば怒りも少しはマシになります」
そうして、三人は手を繋いでエリアルを追いかけた。
すると、見回りをしていた兵士に声をかけられて止められた!
「君達……ちょっと待った! その女の子は?」
「仲間です」
「……仲間? お嬢ちゃん……親は?」
「居ません……」
「そう……これから何処に行くのかな?」
「これから、お兄ちゃん達とお姉ちゃんを探す旅に出ます!」
「お姉ちゃんは、近くに住んでいるの?」
「分かりません! でも、お兄ちゃん達が連れて行ってくれます」
「…………そう」
「なあ、コイツらって……あの少女にオシッコをかけたカエルと、その一味だよな?」
「確かに……」
「とりあえず、話が聞きたいから君達——一緒に来てもらえないか!」
兵士に、そう言われて三人は従ってついて行くと……
ガシャンッ……
フロックとキバは、牢屋に入れられた。
「なんすッか!? なんなんすッか!? 何で俺たち牢屋に入れられているんすッか?」
「分からん……」
「姉さんを追うって言ってから、街からも出てないすッよ!」
そして、フロックは鉄格子を持ちながら……
「俺達は無罪だーーー!!! ここから出してくれーーー!!!」
「くそーーー!!! やっぱり、姉さんが居ないから……こんな事に」
「落ち込んでも仕方がない! 今はただ自分達の無実を叫ぶしか道はない。
助けてーーー!!! 俺達は、無実だーーー!!!」
すると、警備の兵とシロが現れた。




