決戦④
そして、次の日なった。
*
「魔法部隊は、このカエルを一匹ずつ持っていけ! このカエルには、魔力がなくなり次第——本陣に転送する魔法がかけられている。
では、作戦開始だ!!!」
そして、ギルド軍! 全軍が動き出した。
第一陣の魔法攻撃により敵の部隊は混乱すると、続いて弓兵による攻撃が敵兵を襲う……
すると、魔物達は——背を向けて撤退を見せた。
そこに、兵士達が追い打ちをかけると……敵戦力は、みるみる減って行った。
そして、我々ギルド軍はスネーク軍が到着する前に魔王軍を半分以上も削り——この時点でこちらの死者0人ほぼ無傷の状態で勝利が確定した。
それから次の日になり。
「リサさん……私の部隊は前線に出なくても良いのですか?」
「良いよ。休んでおけ……後は、中央のギバの部隊だけで問題ないから」
そう言うと、リサはエリアルに紅茶を入れる。
エリアルは、席に座ると……それをゆっくりと飲み出した。
そこへ……げっそりと痩せこけたフロックが現れた。
「ボ……BOSS……俺にも、お水を一杯……」
そして、お水を一杯飲んだフロックは……肌に潤いが戻り。
高い所に登ると、何故か魔法のステッキを取り出し振り始めた。
「…………何やってるの? フロック」
「これは、あれだ! ギバの為に、レクイエムを奏でているんだ……♪」
「何かの影響? ギバは、死んでないわよ」
そして、リサの元に一報が入る。
*
「BOSS……大変です! 前線の部隊がほぼ壊滅しました」
「何があった! 詳しく説明しろ」
「コルバチョフが前線現れて、物凄い攻撃を放ち……部隊は、ほぼ壊滅——残った数十名と隊長のキバで、コルバチョフと交戦しているとの報告を受けました!」
すると、次々に前線の兵士達が本陣に転送されて来た!
「まだ息はあるな。伝令、すぐに救護班を呼んでくれ!
フロック、エリアル! お前達は、前線に向かいキバを助けろ」
「承知しました! 直ちに救護班を呼んでまりいます」
「はい、リサさん! フロック……あんた、これが分かっていたの!? だから、レクイエムを……」
「……冗談のつもりで、やっていただけだ。
こんな事になるとは……でも、大丈夫だろ! ギバなら。
BOSS——コイツらの治療は俺がします!」
すると、フロックは体液を皆んなにぶっかけると……瀕死の者がたちまち回復していった。




