手紙③
「薬を飲むだけで、かなり伸びたな……。
これなら、戦闘でも使えるが……本当なら薬を使わないで、このくらい持続出来た方がいいな。
とりあえず、今日はカエル化の時間を長くする為の訓練だけにしよう」
そう言うと、その後……
二人は、一日中……ぼ〜として自然エネルギーを体内に溜め込んだ。
そして、次の日……二人は五階層に向かうと
「エリアル、俺は手を出さない。
まずは、目だけを使って戦ってみてくれ!」
そう言って、エリアルに戦闘を任せた。
「分かったわ……」
その後、エリアルは目だけをカエル化すると十分ほど戦闘を続けた。
(目だけでも、こんなに戦闘が楽になるなんて……凄いわ! この力……)
それから、薬も使い全身化も試す……
*
その後。数日そんな事を繰り返すとエリアルのカエル化は、自身で目だけなら三十分! 手足だけなら十五分……全身化は五分しか出来ないが——薬を使えば二十分近くは持続出来る様になった。
「カエル化した時の必殺技まで覚えるとは、十分過ぎるな!!!」
「そうね。今だったら、私一人でも巨人の家を攻略出来るかも」
「試してみる?」
「いや、辞めておくわ……」
そんな事を話していると、一通の手紙がフロックの元に転送されて来た。
「何これ? また、ギルドからの依頼!?」
「こ……これは……!!!」
それを見たフロックは、血相を変えると
「エリアル!!! すぐに戻るぞ!!!」
「なになに!!! どうしたの? いきなり……
この前は、ギルドからの依頼なんて無視すれば良いとか言っていたじゃない!?
どうしたの? そんなに、慌てて……」
「これを見て分からないのか!!!
これは、色が違うだろがぁーーー!!! ボスからの呼び出し依頼だ!
分かったら、急いでカエルぞ!!!」
「……分かった。帰るゎ……」
そう言うと、二人は急いで転送魔法で街に帰還した。




