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22/56

②ー⑨

 エリアルも戦闘に参戦!!! 


 二人は、次々と虫を葬って行く……しかし、一向に虫の数——勢いは衰えない。


「どれだけ居るのよ! コイツら……」


「違うぞ! コイツらは、倒す度に増えてやがる……このままじゃジリ貧だ!

 エリアル少しの間、時間を稼いでくれ」


「いや、無理無理——!!!」


「なら、MPポーションを飲んで魔法を使え——死の後の言っている場合じゃないだろ!

 奥の手を使う為には、時間が必要なんだ」


「分かってるわよ! 

 ポーションは、もうとっくに飲んだわよ!!! それでも、無理なの。

 一匹一匹が速いから対処するので、やっとよ」


「えっ……そうなの? なら、どうしよう……

 俺もおおくの手を使いたいけど、溜める必要があるし……」


「溜めがいらない。奥の手は無いの!?」


「そんな都合の良いもの、あるかーーー!!!

 この数を相手にするには、あの魔法が一番効率がいい……仕方ない。

 まだ、試作品だが……試してみるか、あの薬を…………」


「何かあるなら、早く試しなさいよ!!!」


「お前が、そう言うなら……エリアル、これを飲め!!!

 これは、俺の自然エネルギーを凝縮して抽出したものだ」


 フロックは、エリアルにビンに入った白い液体を手渡した。


 これは、フロックが巨人に捕まっている時に、暇でやる事が無かったので……ボーとして自然エネルギーを集めながら体内で生成していたもの。


「こ……これを飲むの……!? 私が……

 でも、これを飲めば……カエルに変身できるのよ……ね……。でも、これは……抵抗が……」


 エリアルは、すっごく悩んでいた……ポーションとMPポーションは、粘度は違えど色は同じ。見覚えが、ある色なら何とか行けるが……


この液体は、乳白色……なんか、抵抗がある。


「早くしろ! エリアル——もう、持たない!!!」


「うるさい! 分かってるから、焦らせないでよ!!!」


 そう言うと、エリアルは……その液体を全て飲み干した。


「……なんか……喉ごしも、味も気持ちが悪い…………」


「吐くな! 吐くなよ! エリアル……」


「…………ワガッデル………………」


 そして、エリアルの姿はカエルへと変化した。


「ヨッシャーーー! 成功だ!!!」


 しかし、カエルに変化したエリアルは——グロッキー状態だった。


「エリアル、がんばれ!!! 俺は、魔力を溜めるから……後は頼んだぞ」


 そして、グロッキーエリアルは必死に戦い続けた。





「待たせたな! エリアル——準備は、整った!!!」

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