②ー②
「…………」
「…………何ここ……?」
「家だな! 誰かの家」
「確かに、家だけど……家具やテーブルなんかがデカ過ぎない!」
「確かに、あのテーブルや椅子なんかを見るかぎり……ここは、巨人の家だな」
「巨人て、人を食べるのかな……?」
「知らんがな。
でも、見つからない方がいい事は間違いないな! 害虫と間違えて潰されるかも知れないしな」
「そうね。
出来るだけ見つからない様に、行動しましょう」
すると、遠くの方から地響きが聞こえて来る。
ドスンッ……ドスンッ……ドスンッ……ドスンッ!!!
「ヤバい! 巨人が来た!!! 隠れろ!」
そして、二人は物陰に隠れると……
そこに現れたのは、子供の巨人だった。
その巨人の子供は、テーブルの前で立ち止まると……指をちゅぱチュパとしゃぶりながら、テーブルの上の物を直視していた。
「テーブルの上に、何かあるのかな?」
「テーブルの上なんだから食べ物に、決まってるだろ!」
「確かに、巨人の食べ物って何かな?
そんな事を考えてたら、お腹空いて来ちゃった……」
「確かに、腹減ったな。
せっかくだから、巨人が居なくなったら上に上がって巨人の食べ物の確認と、あれだったらチョイと摘み食いをしてみようぜ!
どうせ俺達の体格じゃ対して摘み食いにならないと思うし」
「確かに、そうしましょう!」
そして、もう一つの足音が聞こえると……
母親の巨人が現れて! 何を話しているかは、分からないが——子供の巨人は、怒られた様子で二人とも、その場から立ち去った。
それを確認したエリアルとフロックは、カエルの手足を使い! テーブルの足をよじ登って行った。
そして、その頃にはフロックは——頭を残して、ほとんどカエルに戻っていた。
「ねぇ……フロック」
「あ?」
「カエルの体に、イケメンの顔が付いているって——物凄く気持ち悪いんだけど!!! どうにかならない!?」
「別に、不便はないから俺は問題ないぞ」
「いや、こっちが迷惑なのよ!
ずっと、怖いのよ! あんたの見た目が」
「お前だって、カエル何だから気にするなよ」
「嫌なのよ。なら、顔だけでもブサイクに変えてよ!!! イケメン! って、所が——よりいっそう気持ち悪さを引き立たせるのよ」
「お……お前、失礼だぞ!
そんな事を言っていると、世の中のブサイクを敵に回す事になるぞ! 気をつけろ!!!」
そんなこんなで、テーブルの上によじ登ると……お皿の上に檻が置かれており。
その中には、人間が捉えられていた。
「…………」
「…………こわ!」
「こわ! じゃないわよ。助け出しましょ!」




