ダンジョン②ー①
四階層へと進む途中で、フロックの足もカエルへと戻ったが……
なんか、人間の体に短くて細い手足がくっ付いているのは、とても気持ちが悪かった。
「ねぇ……あんたは、一応——手足はカエルに戻ってるけど、私は——いつになったら戻るのよ?」
「知らねーよ。自然エネルギーが無くなれば、元の姿に戻るんじゃねーのか?」
「いきなり戻るの?
それと……一つ聞いて良い? 自然エネルギーって何? 魔力とは違うのよね……」
歩いて向かっているだけなので、今まで聞けなかった疑問に思う事を聞く事にした。
「俺もよくは分からないが……魔力とは、違うけど……近いモノでは、あるらしい!?
分かりやすく例えるなら……魔力は、水で自然エネルギーは炭酸水? みたいな……。
いや、違うか!? 魔力が水で自然エネルギーは、ジュースみたいなモノ?
まぁ、とりあえず似ているけど違うモノって言う事だ!」
「分かりにくい……」
「あれだ! あれ……魔力の他に、剣士が使う闘気ってモノがあるだろ。それの親戚みたいなモノだ!」
「そうなのね。分からないけど……」
結局、分からなかった。
「良いんだよ!
別に、気にしなくて——もう、カエルにはなりたくないんだろ。お前!」
「いや、なりたくない訳ではなくなったのよね。
この体のとても、使い勝手が良いから……人間の姿に戻れるなら。
たまにならカエルに、なっても良いかなぁ〜と思って!
所で、あんたは人間の姿に変身したりカエルに戻ったり出来るの?」
「まぁ、可能だな。
わざわざ人間に、なんてなりたくは無いけど……」
「それって、私も可能?」
「多分……可能だな。
なんなら、後で試してみるか?」
「お願いするわ!」
そんな事を話している間に、四階層をへと到着した。




