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ヴァーチカ

作者: 青の

ヴァーチカは鳴り続ける耳障りな機械音に苛ついて、何度も頭の位置を変えた。

枕の丁度いい具合を探りながら寝返りをうち、足をバタつかせ、しまいには毛布を頭から被ってしまった。

途切れとぎれ遠くの方で鳴っていた発信音は、群青のまどろみの中で漂っていたヴァーチカの夢想の中まで邪魔するように響いていた。

ふわふわとした感覚の中、爪先が感じていたまどろみの波が、ただのシーツの皺と皺のたわみだと気付いたのは間も無くだった。

「いけない!」

ヴァーチカは、毛布を顔半分下げて瞼を擦った。

すぐに半身を起し、クシャクシャに乱れた栗毛を手でなでつけ、電気信号の鳴る方へ足をふらつかせて近付いた。

「ママー。ママー。電話よう」

ヴァーチカはカーテンの隙間から差す白色光に目を細め、力無く呼んだ。

返事がないのを気にしながら、通信機の受話ボタンに触れた。

スピーカーからは聞き慣れたハスキーボイスと、モニターにはソバカスだらけの少年が映っていた。

「ヴァーチカ?今起きたの?ボク向かっているよう。ヴァーチカの家によったけど、誰も出てこなかったから、先に行っちゃったよう」

モニターに映る少年は、カメラレンズに寄りすぎているせいか、鼻と口元しか映っていなかった。そして、話す度にレンズが曇り、それを見てヴァーチカはクスっとした。

「イグナート、すぐいくわ。ごめんなさい。いそぐから」

通信を切断し、ヴァーチカはベッドの脇にたたまれた水色のセーターに袖を通し、スカートをはいた。

「ママー。わたし、噴水に行ってくるわ。イグナートも一緒よう」

ヴァーチカは通信機のパネルに埋め込まれた、さらに小型の通信機を取り出し、それを小さな手提げカバンに放り込んだ。

普段であれば、キッチンからママが飛び出して「通信機忘れないで!」と声をかけてくるはずなのだが、今朝はそんな気配が一切しなかった。

ヴァーチカは、タイツの皺をなおしながらキッチンの様子を伺ったが、やはり返事はなかった。いつもテーブルの上に出しっぱなしの鍋や皿は片付けられ、紅茶を作るためのケトルは冷たかった。

ヴァーチカはシンク脇にあった缶箱からビスケットを何枚か取り出してペーパーで包むと、それをスカートの小さなポケットにそっとしまった。そして玄関のドア取手を握ったまま、ヴァーチカは一度キッチンの方を見やった。

「いってきまあす」

ヴァーチカは少し待ったが、すぐにドアを閉めた。



町まで続く畦道は霜が所々溶け始めぬかるみができていた。

ヴァーチカの白いブーツの底周りはすぐに泥まみれになった。

足早に行くヴァーチカの栗毛は、朝日が反射していた。

吐く息は白く、溶けきらない霜を踏む音はリズムをもっていた。そして剥き出しになった霜に太陽光線が照らされ、所々キラキラと輝いていた。

「イグナートはもうみんなと一緒なんだわ」

ヴァーチカは切れ切れの息でいながら鼻歌を鳴らした。


町までは一直線の道のりではあったが、ヴァーチカはいつもの通り脇道にそれて、針葉樹の森へ入っていった。

「ごめんなさい。イグナート、ぜったいこっちから行かないといけないの。だって素敵なんだもの」

切り立った崖のように、ヒノキの壁がヴァーチカの進む左右に立ち並んでいた。古代神話の宮殿のように、何かしら規則をもって木々は立ち並んでいた。

白色の光線は、並ぶ木々の隙間から斜めに差し込んで、ヴァーチカと行く先を照らしていた。

ヴァーチカは学校で習った歌を声に出して歌った。何度も同じメロディを繰り返し繰り返し。

「かーがーやーくうーあのおーほしいーにーみいなーかえーりーなーつーかーしーきーふーるーさとーへー」

差し込む光線の中を、ヴァーチカはクルクルと踊りながら進んだ。また、歌詞を覚えきれていなかったので時折鼻歌に。頭上のずっと高い所からは、それに応えるように鳥のさえずりがしていた。


林の中を進むうちに、手提げカバンの中から通信機が鳴っているのに気がついた。歌いながら踊りながらカバンを振り回していたので、いつから鳴っていたのかわからない。取り出した通信機の受話スイッチに触れると、親指の爪ほどのモニター画面にさっきのソバカスの少年が映っていた。

「まだあ?まっすぐ来てないでしょう?」

かすれ声のイグナートが映るモニターは曇ることなく、小さな窓の中でちょこまかと動いていた。

「ごめんなさい、もうすぐよ。ねえ、イグナート、そこにママいるかしら?起きたらお出かけしているみたいだったの」

ヴァーチカは通信機を片手にしながらも、イグナートではなく、そばにあったヒノキに語りかけた。

「いないよう。パーシャと二人だよう。パーシャなんか望遠鏡買ってもらったりしてさ、貸してくれないんだ」

ゴツゴツとしたヒノキの表皮を撫でながら、ヴァーチカは耳をあてがった。ガサっとした音の中に、風の揺らぎを感じていた。

「望遠鏡なんかなくても、くっきり見えるわ。ママいない?待っていて、すぐだから」

通信機をカバンに戻すと、ヴァーチカは「ふっ」と息をついて、走り始めた。



プレセペの噴水は、噴水自体が町であって、雲間まで貫く巨大な塔の様だった。

遠目で見れば、丘にそそり立つ山の様であり、段差をもって積み重ねられた、巨大なバースデーケーキのようであった。

その麓に辿り着けば、外周ははるかに長く灰色の壁としか認識できない。

町は(噴水は)針葉樹の森から畦道をまっすぐに、緩やかな丘を登り切った頂上に。

空を貫くその先端は霞かかって、高すぎて薄らぼんやりとしている。


その丘の上の巨大な噴水は駆け寄るごとに灰色の壁となって迫り、ヴァーチカはその壁面の麓にイグナートと、パーシャの姿を見つけた。

ハンチングをかぶった少年は、そばにいた少女に懇願しているようだった。

「ヴァーチカ、おはよう」

パーシャは、大事そうに真鍮製のテレスコープを両手で握りしめ、イグナートから逃げるように、ヴァーチカに近付いた。

「イグナートがしつこいの」

パーシャはヴァーチカの背中に隠れた。瞬間、櫛の入った絹糸のようなペールブロンドからは、柑橘の香りがした。揺れる青いラインの入った白いスカートは、プレセペの住人しか着られない制服だ。

ヴァーチカはスカートの袖をふわりと触って「いいなあ」と、声に出さず呑み込んだ。


「パーシャのパパは観測人だから、いっぱい望遠鏡あるじゃないかあ、貸してくれよう」

イグナートは泣きそうなふりをして、ヴァーチカの向こうにいるパーシャに頼み入った。

「イグナート、私のビスケットあげる。もう行かないと見れなくなっちゃう」

ヴァーチカはパーシャの手をひいて、外壁の一か所に開いたアーチ状の門に向った。



灰色の外観に、角度のついた橋を渡しているかのように、アール状のアーチがあった。門扉は存在せず誰でも自由に出入りできる。しかし灰色の全体とアーチの先は薄暗く、入りやすいというものではなかった。またパーシャに関して言えば、プレセペの住人であったので戻ったと言うべきだった。

「望遠鏡がなくても大きく見えるわ、イグナート」

ヴァーチカが言っても、既にイグナートはビスケットに夢中で聞いていない様子だった。アーチが頭上を過ぎると、日の光はすぐに届かなくなった。

町の中は薄暗く、ひんやりとした静寂に包まれていた。

町の内壁には正方形の採光が等間隔で開けられており、頭上より棒状の光線が三人のいる1階広場を求めるように集まって射していた。


光線を避けるように、薄暗い壁面に沿って白い集団が歩いていた。

フードでその顔は隠され、青いラインの入った白いマントは足元まで全体を覆っていた。彼等は、両の腕に銀色に輝く円筒形の物体を抱えていた。

「パパたちだわ」

パーシャは白装束の集団に手を振ったが、彼等は振り向く事もなく広場の奥へと姿を消した。姿が確認できなくなった静寂の中、集団の裾を引きずる音だけがゆっくりと彼方へ。

「今日は特別な日だから、忙しいのね」

ヴァーチカは、広場にある中央階段へ進んだ。

石作りの、大人が何十人も横に並べそうな幅の大階段だ。

「僕が一番だよ」

イグナートが、ヴァーチカとパーシャを追い抜いて階段を駆け上がった。残された二人も、それにならって駆け足に上がった。


2階回廊は幾つものランタンが石畳に無造作に置かれ、射しこむ日の光で補えない足元を照らしていた。イグナートは何度もそれを蹴りそうになっていた。

回廊の壁面には商店と思われる看板や、ゴミ入れや鉢植えが壁側に寄せられて置かれていた。おそらく普段は看板に灯が入り、店名などが分かるようになっているのだろうが、今はどれもそうではなく、目の前より先の看板はそのシルエットしか確認できないほどだった。

頭上には洗濯物を干すためのロープが等間隔に張られていたが、やはり衣類がかけられている様子はなかった。

ゆるやかなアールの回廊の壁は全て居住区になっていたが、廃墟の様に動く物は何一つなかった。


「やっぱり、だれもいないねえ」

イグナートは「わーっ」と大きな声を出した。声は2階回廊と、さらに上層に響き渡り木霊が何重にも繰り返された。

「みんな、上の展望台へいっているんだわ」

ヴァーチカは、回廊の手摺りから身を乗り出して声を出し続けるイグナートの手を引いた。

「ごめんね、わたしのせいでゆっくりできなくて」

5階、7階と町を上がっていき、三人は息を切らしていた。

イグナートは一番後ろで手摺りにつかまりながら上がってきていた。

「ヴァーチカまってえ、わたし、だめえ」

パーシャは階段踊り場で座り込んでしまった。スカートが空気を含んで、ふわりとなった。イグナートもその隣で座り込んでしまった。

「ママがね、このまえ」パーシャが息を切らしながら話し始めた。

ヴァーチカは立ったまま、イグナートの汗をハンカチで拭いてあげていた。

「ヴァーチカはもうすぐ、私と家族になるんだって。一緒に町で住むようになるんだって」

ヴァーチカはハンカチをしまった。

「ほんとに?!みんなと?ママもパパも?だったらいいなあ」

イグナートは、はっとして立ちあがった。

「いいなあ、ヴァーチカ。ボクなんか、パパにきいたら、うんと先だっていってたよう。町に住めたらいいなあ。ボクんちヴァーチカの家より遠いから、毎日学校とか大変なんだ」

パーシャはスカートをはたいて駈け出した。

「イグナートはまだ先ね。でも、頑張って、展望台に一番になったら住めるかもしれないわよ」

「ホントに?」

パーシャの後を追いかけるように、イグナートも駈け出した。

ヴァーチカはその後を追った。そして一瞬振り返り、階段を見下ろした。

回廊ごとに左右に分かれた大階段は薄暗い深淵に消えていき、その先はまったく見えなくなっていた。

階ごとにランタンの灯によって縁取られた円形の吹き抜けは、見下ろすトンネルのようだった。



12階の踊り場には、真鍮の模様入りの大きな扉があった。三人は息を切らせながらも、一緒にその扉を押し開いた。

わずかな採光と、ランタンの灯だけの薄暗闇に慣れていた三人は「わあ」と目を細め、手をかざした。

大円形の頂上は、雲の海に突出してそびえる塔だ。段々重ねにあった町を土台とし、円錐の塔がそこにはあった。

さらに円錐の頂上には球体が掲げられていた。三人はその円錐塔の麓の扉から出てきた。

「もう昼だねえ。おなかすいたよう」

イグナートは空を見上げた。

大小二つある太陽は遮るものもなく、温かな光を発していた。紫と群青のグラデーションに、点々と黄色や赤い明滅する星があり、それは寄り集まってガス星雲となっていた。

不協和音のメロディを奏でるように、ゆっくりと星雲は動いているようにも見えた。


ヴァーチカが麓広場の縁から、自分の家があるであろう方角を見やった。針葉樹の森の向こうだ。

さらにその向こうの地平線には、薄っすらと大小様々な惑星が見えていた。

「前はあっちのほうの星だったねえ」

イグナートが指を差した。赤みがかった、鷲の形をした星雲の辺りだった。

「大きな光だったわ。今日はそれよりも小さいって、パパが言っていたわ」

パーシャは手にしていた望遠鏡をグっと握りしめた。

「ほらあ、やっぱり望遠鏡あったほうがいいじゃないかあ」

イグナートは「チェッ」と舌打ちした。

「シーっ、もうすぐはじまる時間よう」

ヴァーチカはイグナートのハンチングをキュっと直してあげた。



三人は、扉の前で騒いでいたが、少し離れたところに群衆があるのをしばらくして気付いた。

1階で見かけた集団の様に、白装束のフードで顔を隠した町の人々だ。

おごそかに、三人の様におしゃべりをすることなく、ただ立ち尽くしていた。また、白い制服の連中以外にもヴァーチカ同様の普段着の人々もその集団の中に混ざるようにいた。ただ、多くはなかった。

「ママ、あの中にいるのかしら」

きょろきょろと、集団を覗き込むように見て回ったが、見つけることはできなかった。

「はじまるかも」

パーシャが、白装束の一人が空を指差すのに気がついた。それにならうかのように、その方角を皆見上げた。ヴァーチカは、毎回のことだしきっと近くで見ているのだわ、と探すのを諦めた。

 


星雲の隙間、小さな太陽のそばにさらに小さな星があった。

青く、所々白い大気に覆われた星だ。

「きれい・・・」

パーシャは覗き込んでいた望遠鏡を黙ってそっとイグナートに手渡した。

「あっ」

イグナートはすかさず、それを目にあてがい同時に声をあげた。


青い星は一瞬黄色い閃光を放つと、表面が紫から赤へ膜をなすように覆われていき、徐々に黒味を帯びていった。そして膜は腫れあがるように膨張していった。

やがてその腫れが限界に達したかのように、青かった星は白い輪を描いて爆発した。

音もなく、まったくの無音のまま、幾重もの白色の輪郭を描き、星は跡形もなく消え去った。

ただ、白色の輪郭だけがいつまでも残り、太陽とガス星雲の乱反射により、虹色に輝き続けていた。

「やったー!」

イグナートは飛び上がった。

「すごかったわねえ」

パーシャは、イグナートが放り出さんとしていた望遠鏡を取り上げた。

「なんてきれいなのかしら」

ヴァーチカは、いつまでも見上げていた。


三人が余韻に浸っていると、ヴァーチカは白装束の皆がわずかに震えているのに気が付いた。そして、そのうちの何人かは涙を流しているかのように見えた。

フードに隠されたまま、かすかに見える頬には涙の筋が見てとれた。

「なぜあの人たちは、いつも泣いているのかしら」

白装束の群衆はヴァーチカ達が出てきた扉を開け、順序良く整然と中へ入っていった。そして最後の一人が入った瞬間、円錐の頂上にあった球体から水が一気に噴き出した。


噴き出された水は、宇宙まで届く勢いで一直線に登り、真上を向いた朝顔のように町全体を水の膜で覆った。そして乱反射に輝きを放ち、いたるところで虹をこさえた。

「すてきだったねえ」

パーシャが、我に返ったようにつぶやいた。

「うん、でもママいなかったわ」

ヴァーチカは見上げるのを止め、辺りをクルクルと見渡した。

 


円錐の麓に取り残されて、三人はもう自分たちの他誰もいないことに気が付いた。

球体から噴き出された水は止まることなく、町の円周に膜を作りながら流れ続けていた。

「ボクも大人になって、観測人になるんだ。その白いの着ちゃてさ」

イグナートはポケットから通信機を取り出し、小さな画面に映りだした女性に話はじめた。

「もう終わったよ、これから帰るよ」

通信機をしまうと、イグナートは鼻歌を歌いながら扉の方へと向かった。

パーシャはイグナートのハンチングをグイっとやっていたずらをし、笑いながら階段へ向かった。

ヴァーチカは手提げカバンの通信機を気にしたが、踵を返し二人の後に続いた。



町の外は霧雨で、外へ出た三人の髪はすぐに水気を吸ってペチャンコになった。

ただ見上げれば青空で、その霧雨は噴水のものであるとすぐにわかった。

周辺は虹が反射し合いあちこちで表れ、鏡の世界の様だった。

「イグナート、わたしいそいでおうち帰るね。心配なの」

ヴァーチカは言い終わらないうちに駈け足になった。

「え、またボク一人でえ?」

イグナートは地団駄を踏み、ヴァーチカの後をとぼとぼと歩きだした。

「ヴァーチカ、また学校で」

パーシャは望遠鏡を握ったまま、その腕を大きく振った。



ヴァーチカは息を切らしながら、町の学校で教わった歌を思い出していた。故郷の歌だ。

そしてママとパパが今よりもうんと幼い頃に話してくれた、あるいは、ヴァーチカに聞かせるつもりではなかった会話を少しずつ思い出していた。


青い、美しいあの星では両親は生まれ、育って、恋をしたこと。

いつかは帰りたいと言っていたこと。

イグナートの両親もそうであったこと。

 

針葉樹の森を横目にヴァーチカは走り続けた。とにかく急いでおうちへ。

森の中で歌うことももう出来ないかもしれない。ただ紅茶とビスケットがいつものように用意されていて欲しいと、それだけを願って走った。


畔道が終わるころヴァーチカの家は出かけた時と何も変わることなく、ひっそりとしてそこにあった。

息を弾ませてヴァーチカはドアノブに触れようとして、一度手を引っ込めた。

ドアの向こうは物音一つせず、辺りにはヴァーチカの吐息だけが響いていた。

 


黄昏に染まる空に二つの太陽は沈みかけ、惑星がその輪郭を煌々と照らし始めていた。

そして青き美しかった星はあった場所に存在せず、白色の帯が幾重にも輪を作ってそこにあるだけだった。


プレセペの噴水は、いまだ水を出し続けていた。


おわり






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