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五頁 第二村人/セカンドコンタクト

うはっ!いつの間にか合計8000文字を超えている...!全く話!進んでないけどね!!


 お、まじか。ウェミシア王国遠いな……。

 一番近くてこれかよ……何キロあんだ、これ……?


 まあでも、久しぶりにいい運動をした。


 ここがまだ森の中ということもあるが、前いた世界の時ほど暑くないようだ。


 ちなみに、暑いのと寒いのどっちが嫌? と聞かれれば即答する!


 そう! 暑いだっ!! 寒ければ着込みまくれば解決するが、暑ければどうであろうか!!

 いくら脱いでも脱いでも……って素っ裸になるではないか!!


 それでは意味がない!! アウトだ!!


 一体何を考えているのだろう……そんなことを考えながら森を進んでいく。

 ある程度進むと、そこには若干舗装されたようなちょっとした道がひらけている。


 獣道ってやつか……?


 よし! ここ進んでいくか!


 ってあれ? さっきもここから道に入ったよな……嘘、迷った? この森、複雑っ!


 って、あ、地図使えばいいんだった! ずっと視界にあったのに見てなかった……。


 はぁ……疲れた……。

 歩き回った俺の数分よ、永遠に……。


 と、道中様々なことはあったが、かくして俺は、無事にオーニルの森を抜け出し、王国のある方へ向かう。

 だが……。


 一応国に続く道は整備されているんだな!

 だんだん気分がのってきたぞ!


 でも問題があるのだ。

 俺の服、どう考えても場違いだよね!?


 だって仕方ないじゃん! ここに来るまで寝てたんだよ!? うん! そのまま来たからパジャマなんですけど!!

 やばい……ちょー怪しいじゃん……このおしゃれなセーターのようなもふもふの上着に、普通にパジャマのズボン……絶対なんかあるって……。


 と、とりあえず国に入って服でも買うか……。


 と道を歩いていると、ウェミシアに向かうのであろう貨物を乗せたトラックが横を通り過ぎようとしている。


 俺はとっさに車を追いかけ手を振り猛アピール。

 止まってくれたおじいさんに尋ねる。


 言葉が通じなければそれだけで、完全に不審者!

 ただでさえ服装があれなんだ……。


「あ、あのう、ウェミシア王国までどのくらいかかりますかね?」


「お、ウェミシアへ行くのかい? それならほら、あそこに検問所があるじゃろ? あそこから先はウェミシアじゃよ! でも気をつけな。このご時世だ……もうすぐ戦争が起こるって噂もある」


「あ、ありがとうございますっ!」


 でも、戦争って物騒だな……。

 国境付近の検問所か。確かに有事だ、厳しくもなるか、と納得した。


 優しそうなおじいさんは軽く会釈し、ウェミシアへ向かっていった。


 まじかあそこかよ……結構近いとこまで来てたのな。

 地図では検問所など見えなかったが……。


 でもまぁ多少なりとも近づいたか。


 多少希望を持てたところで、俺はつらつらと歩いてゆく――。


 はぁっ、はぁっ……!

 遠かったああああああ!!!!!!!


 やっと、やっと検問所に着いた!

 そこにはさっきの車もあり、列に並び順番を待っているようだ。


 そして順番は周り、俺の番。


 検問所のお兄さんが


「はい、ここにサインして」


 と紙を差し出す……と同時、頭をよぎるあの一言。


 読めねぇええええええええええ!!!!

 なんだよこの文字!! 初見だぞ! 俺ここに来て早々詰んだな!


 ま、まぁ感覚で場所はわかるんだが? 日本語で書いてもいいのかな...?


 清水 亮太っと。


 すると、お兄さんは一瞬きょとんしたが名前の件はOKらしく次の言葉を発する。


「じゃ、はい。次、通行料の500シアね」


 ん? シア? 値段的にもシア=円ぐらいの感じか……。

 でも、もちろん持ってるわけがない。


 それにこんな怪しい格好をしているときた。


 どうしよう……!


 すると後ろの列の人から声がした。


「あら、その人の料金なら私が払う約束になってるわ」


「こ、これは魔導師賢者様……そうですか。それならば問題はないです」


 ま、魔導師!? この世界、魔法あんの!? ゲームにはなかったはずだ……。


「ほら、いきましょ?」と彼女は俺に声をかけてくれた。まじで天使にしか見えん……!


「魔導師様、お気をつけて……。

 ほら! いけ!!」


 さっさと面倒ごとを済ませたいのか、俺の扱いが心なしかひどい気がした――いや、ひどかった!


 なにこれ泣きそう……とかいってる場合じゃない!


 この人! 魔導師さんに助けてもらったのだ!


「とりあえず、王国内に入りましょ? 話はそれからよ!」


 言われるがまま王国へ向かう俺であった。


 と、まぁそんなこんなでウェミシア王国への入国も叶い、こんな華麗なおねぇさんに助けてもらって、とても幸せである!


 場所は変わって王国内のとある公園の椅子にて。


 さっきからちらちらと視線を感じるが、それは俺に対する怪しい目線とこのおねぇさんに対する眼差しだろう。


 俺は勇気を出して先に話しかける。


「さ、さ、さっきはぁ! 助けてくださってありがとうございます!!」


 すると彼女は女神のように微笑み、


 「ふふっ、そんなにかしこまらなくてもいいのよ」と返してくれた。


「ところで君はどうしてお金……というかなにも持ってないの?」


 その質問……! 答えにくいんですけどおおおお!! てかもうそれ俺があいつに聞きたい。


「え、えと、森で道に迷って、小川で休憩していたら……その、無くしまして……」


「まぁ、それは大変ね」


「質問に答えたところで俺からもひとつ。

 不躾なことを聞きますが、このせか……いや、この国には魔法があるんですか?」


 俺は大真面目に質問した。どこもふざけてなどいない!! だが、


「おかしなことを言うのね! あなた」


 と笑いながら言われ、続けて、


「えぇ、この国……だけでなく、魔法なんて勉強すれば誰でも使えるわよ」


「えと! それじゃ、スキルってわかります?」


「えぇ、あるわよ? 災害レベルの魔物がたまに所持していてね。それを倒すことで得ることができるの。

 稀に普通の人でも……ユニークスキル? を持っている人はいるしね。稀っていっても教会のえらーいお方とかよ?

 一般人でスキルを持っていればまず戦争の時に駆り出されるし、報告しないって人もいるわよ!

 でもまぁ基本的には魔法の効果とそんなに変わらないものが多いし、魔法の方がよっぽど有意義ね。

 あ、ちなみに、魔導師の中でも最高位の賢者の通称をほしいままにした――そんなことはどうでもいいわね――私は光系と、火系の魔法を扱うことができるの!」


 スキルはあるのか!!

 てかなんかこの人あれだな、テンション高いな……。


 それでも..……だ。


 俺の知っているゲームの世界にはスキルの概念しかなく、魔法なんてものはなかった……。

 やはりここは、ゲームに似た別の世界なのだと、()()()()()した。

うぅ...疲れた..けどたぁぁあのしい!でも思ったように描けない...なんかおかしくなってしまう笑

これからもよろしくお願いします!

そろそろ森とか、国の位置とか書いた地図出しましょうかね..(皆さんように)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公の現実世界から異世界に行った時のハッチャケ具合が面白くて、細かい部分の工夫などがあって読みやすかったです。 [気になる点] まだ、ここまでしか読んでいないけど特にないです。 [一言]…
[気になる点] やっぱ、セリフ文中の改行はどうしても気になります。大丈夫です。そんなところ改行しなくても、文章がしっかり整っていれば、読みにくくないですから。  どうしても気になるようでしたら、セリフ…
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