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書生備忘録/Memorandum Of The Student  作者: さりす
[本編]書生備忘録-Memorandum Of The Student
35/36

三十三頁 不敗の魔導士-志水亮太①

お久しぶりです...お待たせしました。こんな時期だからこそ、というのもありますが少し頑張って書いてみました。みなさんコロナに負けないように頑張りましょう!

死にたくなりそうなほど晴れた空だ、と戦場を駆ける亮太は思った。


 荒野と草原が国土の大部分を占めるウェミシア王国の、短い夏の空はとても綺麗だったけれど、何故か亮太は死を連想する。


この不条理に見える戦争を、なんとかして終わらせるっ!


* * *


 「どういうことだ...!?このままでは包囲陣の思うまま、敵部隊に包囲され...そして、そのまま...」

悲壮感漂う面持ちで現状を告げるミリに亮太は「否」というように踵を返す。

「失礼ですが、これは好機であると捉えるべきかと」


 黒っぽい軍服を身に纏った自分と同じ魔導士達が一列に並び、恭しく敬礼をする。


「それはどういうことだ?」


 作戦本部は椅子の前、深く腰掛けたままであったミリの真っ当な質問に亮太は、鷹揚に頷いた。



 

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