二十五頁 絶対に負けられない戦いがここにはあるッ!?
(一体なぜここまで本気で…てか開始前から仕込んでるだろ、これっていいのか?先生達はその距離もあってか気づいてないのか…)
そんな事を考えていたのだった。
「こうしてきちんと会うのは初めてかしら?一度会っているのだけどあなたは覚えてないでしょう?だから初めまして、ね。もうすぐさようならするんだけどね」
そんな言葉を俺に投げかけてきた。
当然、先程から視界にはその一挙手一投足を捕えていたのだがその子の言うように見覚えは無い。
悪びれもせず、淡々と、彼女にとっての理由を説明してきた。
それは、へぇそうだったのか と納得出来るものであった、と同時にーー
「入試の実技会場で......私はあなたとその後ろの頭のおかしい魔力バカの後ろにいたの、私だって本来なら選抜クラスに入れたかもしれない....いや!!絶対に入れたわ!!なのに、なのに前のあんたたちがそれはもう規格外のことするから私が霞んでしまったのよ!?わかる!?この気持ちが!その所為もあってか当時は本調子も出せずに無事に一般クラス入りよ...私がどんな思いで今あなたの前に立っているか...お分かりかしら!!」
いや、すいません。ほんとごめんなさい
「あの時か...ごめんなさいです...ほんと...」
「あら? 謝って許されるものではないわよ?母や父からどれだけ怒られたと思ってるの!?今日の大会で好成績を納めて選抜クラスに編入して見せるつもりだったのだけれどちょうど良いわ!相手にとって不足なし!全力で行かせてもらうわよ!そう!まさに『絶対に負けられない戦いがここにはあるッ』よ!」
全力...だと?それになんでその言葉知ってるの?
にしても全力だとまずい
この結界の中だと威力を頑張って調整した上で作成したスキル「ちょい弱バースト」がさらに弱まってしまう。まだ試したわけではないのでわからないが、相当弱まってしまっているだろう...
非常に、不味い。全力の本家スチームバーストとちょい弱バーストしか需要なかったから作ってないんですよね...調整には時間かかるし...このままだと全力の方を使わないといけないのでは
....?などと考えていると観客席のみんなの保護者や、近隣住民、および教職員の皆さん、観客の興奮も高まってきており、選手紹介のふざけたアナウンスもそろそろ終わろうとしていたのだった
『さぁて!一年生第11試合!志水亮太くんVSシルビーナ・アリエルさん!ただいまより開催です!』
彼女の武装ーーいや、僕もだが、今回の大会は魔法がメインなので特に防具などはなく、それっぽい魔法の衣装を着ているだけだったので気楽な佇まいであった。
* * *
ここらで一旦今までの主要登場人物まとめますね。参考にでも。
志水亮太:主人公
ミリアリア・フォースカム(ミリ):親友、師匠
カトリス・エスフォード(カトリス):ライバル、友達
シルビーナ・アリエル(シル):ライバル
あと先生、クラスメイトは登場させる時その都度名前つけます←え。
ありがとうございますたますた。




