二十三頁 欠乏した思考②
前回の続きです。
こんだけの文字数なら前のに追加しろよとかいう気持ちは抱くが最後命はないと思え。( )
「おはよう亮太くん」
そんないつも聞き慣れた声で発せられた言葉、聞き慣れた言葉が今日は嫌に重く感じるのだった。
時にふとこう思うことがあるのだ。
みんなにとってはここが――いや、この不条理だけが自分の世界なんだろう。でも僕は違う。一体僕は何をするのが正解だったんだろうか、と。
たまに問いたくなる「自分ってなんだろう」現象に似たものをまさに今経験したところだが、それはまぁ置いておくこととしようか。
今日は明日の体育大会の予行演習、登校時間はいつもよりほんの数時間遅めなのだ。
それもあってかいつもよりも睡眠時間を多くとってしまい、少し寝起きにしては体が重い気がした。いや、寝起きだから重いのか。
「予行って何するんだろうねー」
「ん? 予行……? あぁー、多分スケジュールの確認とかするくらいじゃないかな〜。学年別にやる訳だしさ。こういう順番〜とかね」
「だね〜、多分そうだ〜」
寝転がったまま質問してくるのやめてくれないかな……と言いそうになるほどにだらけていたミリさん。
後から聞いたらいつもと同じ時間に起きちゃったらしく、暇でだらだらしていたんだということだった。
それだけのことだ。ほのぼの日常系のギャグアニメかよ。とかいうツッコミも入れる人間がいるわけもなく。この会話は幕を閉じるのであった。
「はぁ、言ってる間にもうそろそろ家でなきゃじゃん……ね……」
「そうだね、朝ごはんだけ食べたら行こっか、ミリ!」
「うん」
* * *
「よう! 亮太!」
「あ! ミリさんだー! おはよ、二人とも!」
そんな暖かい朝の挨拶に会釈及び返答を済ませながら待機場所である教室へと着いた。
数分後先生がやってきた。
「さぁ知っての通り今日は明日の予行練習。と言っても応援席の位置の確認やその他諸々だけで午前中には終わるのであしからず……」
やっぱりそうだった……それだけなら紙でも配布しとけよな!! とクラス全員の心の声が聞こえた、ような気がする。
たったそれだけのことだったのですぐに終わった。
実際に応援席――いや闘技場か? ここ、と言うような声は必須。誰も忘れてはいなかった。
武舞台のような台があってその周りに円形に取り囲まれた応援席、そこの位置の確認や諸注意だけで済んだため、午前中、と言うかもっと早く終わった。そのため今日は呑気に昼寝でもs……。
「じゃあ! 明日に備えてちょっと特訓しよっか!」
「 知 っ て た 」
はぁ……せっかくの休みのお時間が……。
「特訓って言ったって特にすることなんかないだろ?」
「いいの! するだけ無駄にはならないんだからさぁ!」
そう言うことで今から特訓が始まるのであった。...
DUだと「づ」。ZUだと「ず」。打ちにくいですね。これから昼寝しようと思います。それでは良い1日を...




