十一頁 厳かな雰囲気
さしあたり挨拶を...スゥ-...ドォーモ!!!!!塩島..ですッッッ!!今回もどうぞよろしくお願いします。
この国が魔導師を育成させるのは、何故か?
領土などの争い、つまり有事の際――
要するに戦争などの際に、彼女ら魔導師も、実際に戦地に赴き、施設破壊や殺人を行うことが、確実に見込まれるからだそうだ。
はぁ〜、恐ろしいこと恐ろしいこと。
戦争はいけないことだっ! と最近学校の平和学習を終えたところではないのか!?
そう叫びたくもなるが……。
だから、いつ国際問題が戦争に発展するかもしれぬこの国の現状では、俺たちのように魔法を扱うことができる者、扱えそうな者を育成するのだ。
学徒出陣のようなものなのか?
ちなみに、そういう兵士という意味だけでなく、魔法関連事業者のことを総じて魔導師などと呼ぶこともあるらしい。
兵士としての魔導師は、学園での課程を数年だけ行うと、実地に赴き硝煙の香りを嗅がされる。
その匂いを復習し、より深い理解を伴い定着させるために、わざわざこんな試験を行うのだ……。
〘視点回帰、試験会場〙
「それでは本日の本校入学試験の実施に際して、改めて確認を行うので受験番号の記載された紙に従い教室へ移動するように」
そう放送が繰り返されている――。
試験会場に到着し、せっせせっせと校門前へ教師と思われる方々がやってきたかと思うと、俺たち受験生へ順番に注意事項などが書かれた紙が配布された。僕の受験番号は……292番か。
校内の造りや見た目はまぁ、いたって普通の外国の昔の学校、といったところか。
廊下を歩き階段を登り受験教室へと着く。
椅子に座り指示を待つ。
暇だ、実に暇だ。窓側の席のため、そう思いながら窓の外のまだ朝の早い青空を眺めていると、教室にざわめきが。
なんなりやとドアへと目をやるとそこには――。
「あ! いた! 同じ教室ね!」
ミリ……。
「自分の立場、わきまえてるのか?
検問所でさえその地位から一歩退かれ、無警戒で通されてしまうような……」
「そ、そうね! がんばろ!」
それだけを言いにきたのか、詰め寄った彼女はその後すぐに自分の席を探し、席に着く。僕とは受験番号が少し離れていたため、席も離れている。
試験開始前にもなると注意事項があった。
といってもカンニング禁止などの当たり前のことであろう、そう思っていたが――。
「試験中に魔法反応が確認された場合、即刻失格とする」
そうでしたね、ここ魔法ありますもんね!!
と、そんなこんなで試験に臨むのであった。
はぁ……終わったああ!!
一息つきもしたいが今から実技の試験だ……一番の山場か〜……。
試験後にすぐに実技とか……時程改めたほうがいいんじゃないか? と言いたくもなるが、ここは抑えて抑えて……と自分に言い聞かせる。
朝の9時頃から15時頃までが筆記で、そこから17時頃までが実技。
いや日程改めろよ、とやはり常々思ってしまう。
まぁ季節柄なのか世界柄なのかは知らないが、17時近づいていくにしたがっても大して暗くならないのは少し違和感あるな。
「ただいまより入学試験“実技”を執り行う。本校の補助生徒の案内に従いグラウンドまで来なさい」
多少……いや、かなり命令口調だな、この放送。
おそらく皆がそう思ったであろう。
これから実技か〜、あまり気乗りしないな……。
等作品は主にスマホ,PCで執筆しておりますが((当たりまえ
絶賛PCの残りバッテリー3%という危機的状況ながらどうにk(ここで生き絶える




