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爆縮と体温の機知(8)

ソレ

僕等は何かの行方を

探している

感覚的な何かを欲しがって

本能的な欲望を満たして

誰一人として

手に入れた事が無いモノを

探している

だったら

壁を壊しているか?


結局は

誰も怖い事はしたくない

壁の内側で

その辺に有るモノを手にして

嬉しがっていたいのだ

そんなんじゃ

ソレは手に入らない

簡単じゃない

手に入らないから

価値があるのだろう


この世は

「幸せ」と簡単な言葉にして

「不幸」だと簡単な言葉にして

壁を作り出したら止まらない

そんな檻の中に

正解なんて無いのだ

有るのは不確かな

今からの時間だけ

悲しい時間だけだ


生まれ持った力を

何に使う

何に注ぐ

そのうち見つかる命の終わり方に

僕は何を見るだろう

この世のソレの形

幸せの向こう側を知って

不幸の向こう側が分かって

壁なんか要らないと

ソレの形は沢山あると

正解は全てが正解なのだと

はっきり知り得たとしても

短くなった人生の隙間で

僕のソレが

どう変わるのだろう


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