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6/22

その男は空回る

長めです

3時間ほど過ぎた頃、レッドが身じろぎをし半身を起こした。耳がピンと立っている。


「ピンショー様が来たな」


「え? 今?」


「ああ。思ったよりも他の案件が早く片付いたんだろ」


「えっと、私どうしたら良い?」


レッドとコミの反応から伺うにちょっと厄介そうな人だ。

それに……半獣たちを差別する側の人間。カノンにはそれが恐ろしかったし、嫌悪も感じていた。


「なんもしないで大丈夫。

ピンショー様は……なんていうかなあ。ポンコツだから」


「ポンコツ……」


「戦いに関しては強いんだけどなあ。うーん。

まあ……少し面倒なところもあるけど害は無い」


「不安になってきた」


「大丈夫大丈夫」


レッドは笑ってカノンの頭を撫でると簡単に身支度を整えた。

もう、来るのだろう。

カノンはギュッと服の裾を掴んだ。


レッドはノックされる前にドアを開けた。

外にもう、いる。


「どーも。お待ちしてました」


「ふ、フン。獣臭い所なんぞ来たくなかったがな!」


なんだ。

余りの言葉にカノンはキッとその人物を睨む。

ピンショー様は背の高い痩せ型の30くらいの男だった。

金髪の髪を撫で付け神経質そうに榛色の目を細めている。

身綺麗にしているがどこかやつれた印象を受けた。


格好はレッドたちと似たような軍人の格好だがジャケットを羽織り胸にはいくつものバッジが付いている。

異世界も軍人は軍人らしい格好で勲章もあるのかとカノンは頭の片隅で思っていた。


「ビアロウィーザ、早く入るんだ。ドアが閉められない」


ピンショーは後ろを振り返り誰かに呼びかけた。その誰かも部屋に入ってくる。

それは長く艶やかな白い髪を持った半獣だった。

彼女はピンショーの後ろに立ち金の瞳でカノンを眺めていた。その目は酷く虚ろだ。


「それで、貴方が異世界からの人間ですか。

私はギフォード・ピンショー。この部隊の隊長です」


ピンショーがカノンを見下ろす。彼女は睨みつけながら「水分火音です」と名を伝えた。


「ミクマリカノンさん。大体のところはレッド……あ、いや、そこの隊員から聞いていますよ。

手足の怪我もね」


「……治せるんですか」


「恐らく。まあ見てみましょう」


彼が一歩、ブーツを打ち鳴らし近付いてくる。カノンは動かない体だったが思わず離れようとしていた。


「カノン、大丈夫だって」


レッドがすかさずカノンの背中を叩く。


「う、うん」


「そんなに心配しなくても、コミ、いや、獣よりは上手くやりますよ」


フンとピンショーが鼻を鳴らした。

カノンはいけすかない奴だな、と思うと同時に何か違和感を覚えていた。


「手を見せて……ああ、これは……」


「コミは魔王の強い魔法で治しにくいって言ってましたけどどうなんです?」


「お、お前は黙っていろ。

だがそうだな……確かに強い魔法だ。

魔王の奴……何を考えている……」


「治りますかねえ」


「治るに決まってるだろ! 不安にさせるようなことを言うな!」


「はいはい」


まったく、とピンショーは息を吐いてそれから呪文を唱え始めた。

途端にカノンの体が熱くなっていく。


「い、あ、な、なにこれ!?」


「治癒魔法ですよ。魔法が強かったんで体が熱くなるかもしれませんがすぐ済みます」


「あっつ……」


ブワアとカノンの全身から汗が噴き出す。

動かない手足は特に熱くなった。


「……く、苦しい……」


「カノン」


レッドがカノンの手を握る。彼女は必死で握り返した。

そして徐々に体が冷めていく。

魔法をかけ終わったということだろう。カノンは空いている左手で汗を拭った。


「あ……ん? 手が、動く……」


「良かった。治ったようですね」


「ありがとうございます……」


「足も動きそうか?」


「うん……動く」


囁くようにそう言うとレッドから手を離し立ち上がった。

今までのことが嘘のようにスイスイと歩けるではないか。

彼女は飛んだり跳ねたりもしてみる。なんの問題もない。


「お、おおー……凄い……。ありがとうございます」


「いえ、お安い御用ですよ」


ピンショーは冷めた顔でそう言うが、口角が若干上がっていた。嬉しいらしい。


「カノン、水。ピンショー様も」


「わー! ありがとう」


いつのまにか水を用意してくれたらしい。

カノンは大喜びで水を飲んだ。熱くなった体が冷めていく……。


「ありがとう」


ピンショーもそう言って受け取ろうとしたが、突然ハッとしたように手を止めた。


「あ、いや! いらん! 獣が用意した水なんか飲めるか!」


「そうですか。

じゃあビアロウィーザ飲むか?」


ビアロウィーザはぼーっと水を見ていたがやがてゆっくりとグラスを受け取った。

そのまま飲み始めるが半分くらい口から溢れていた。


「ああ、こら……。ちゃんと口に当てないから……」


ピンショーが慌てた様子でビアロウィーザの手を掴んで飲む手助けをしてやっている。

……なんなんだろうこの人。カノンはジッとピンショーを見つめた。

言ってることとやってることがどうもちぐはぐだ。

彼はポケットからハンカチを取り出しビアロウィーザの口元を拭っている。

しかしカノンの視線に気が付くや否や「全く! これだから獣は……」などとブツブツ言い始めた。


「け、獣がいると話が進みませんね!

ミクマリカノンさん、あなたの今置かれている状況についてお話ししましょう」


ピンショーは丁寧にハンカチを畳むと咳払いと共にカノンに向き直った。


「あー、はい」


「レッ……そこの獣からどれくらい話を聞いているかは知りませんが一応我々の現状についてまずお伝えしておきますね。

我々は5年前突然現れた魔王の存在に悩まされています。魔王は我が国に攻撃を仕掛け始め、当時の首相を殺しました。それから主要施設の破壊を何度か行っています。

これでは国が立ち行きませんから我々は専用の部隊を編成し魔王とその軍隊の殲滅を目標に行動しています」


ここまでは概ねレッドから聞いていたことだった。

目新しい情報といえば5年前に魔王が現れたことぐらいだろうか。

それから首相がいるということは、王政ではないということ。

自分と価値観が近いかもしれないとカノンは思った。


「ですが、魔王はかなり厄介な相手でして力が弱まると異世界に作った隠れ家に逃げ込んで、その入り口を閉じてしまいます。

あなたたちが来た世界が偶々魔王の隠れ家のあった世界なのでしょう。

我々としては早急に魔王を倒し……生活を、取り戻したい……」


ふと、ピンショーが言葉を切った。だが首を振って再び話し始める。


「あなたとそのご友人は何故ここに来たのか。何故ご友人だけ魔王に攫われたのか。

それは分かりませんが必ずや解明しあなたたちにも元の生活に戻って欲しいと思っています。

そこで、我々としては魔王に接触して生きていられたあなたを協力者として軍に招き、一緒に魔王を討伐して頂きたい」


急な話にカノンは暫くピンショーの顔を眺めていた。

痺れを切らしたように「ミクマリカノンさん?」と名前を呼ばれハッとする。私に言われているのだ、と。


「そんなこと言われても、私ほんっとうに何も出来ませんよ。戦いなんてしたことないし、足遅いし、頭も良くない」


「まさか一緒に戦ってくれとは言いませんよ。

ただ協力して欲しいのですよ。隠れ家の情報や、あなたの体に付いている魔王の魔法。そういったことから魔王の正体を掴む手がかりになるんです。

魔王は今まで尻尾を出しませんでした。だからあなたの存在は貴重なんです。

ここであなたに適当な国民番号を与え適当な役職を与え、生活させることだって勿論出来ます。

ですがそれじゃ双方にとって利点は無いのです。あなたのことを守りつつ情報を手に入れたい我々と、無事に元の世界に戻りたいあなた。利害は一致していると思います」


カノンは思考を巡らせる。

ここで話に乗って良いのだろうか。レッドのことはカノンはかなり信用している。

だがピンショーはどうだろうか? 何も知らないカノンを自分にとって都合の良いように扱わないとは限らない。

彼女はチラリとレッドを盗み見た。

彼はフッと目元を緩めてカノンの頬を人差し指の背で撫で始める。銀の毛がカノンの肌を擽った。


「オマエの好きなようにしたら良い。

この人は信頼できるし、言ってることは本当だ。

ただ危険は危険だ。軍にいたらどうしても、な」


「私の一存では精々協力者という立場が限界ですからね。

どうしてもこの部隊と共に行動をすることになります。

そうなると必然的に魔王軍と近づく事になり……基本はあなたの保護を最優先しますが、何事もないというのは無理でしょう……。

最悪の場合というのもあり得ます」


なるほど、確かにピンショーは信頼できる。カノンは思った。

ここで安易に「絶対安全」と言われるよりはっきり言われた方が良い。


「どこにいても、魔王がいたら安全なんて無いんですよね」


「……はい。残念ながら」


「なら協力します。友人のこともかなり心配ですし……早く助けてあげたい」


カノンの言葉にピンショーはパッと顔を輝かせた。だがすぐにギュッと眉根を寄せ「それが最善の選択かと思いますよ」と低い声で言う。


「良かった」


レッドも嬉しそうな声を出し両手でカノンの頬を覆った。


「オマエが傷付かないように頑張るから」


「うん? ありがとう……?」


カノンは違和感を覚え首を傾げる。ピンショーも不思議そうにレッドを見た。


「……ん? レッド。お前まさかまだ彼女を預かる気か?」


「え? 違うんですか?」


「いやだって……男だろお前は」


「でも半獣ですよ」


「それは!……そう、だな」


「何も出来ませんから」


ピンショーはレッドに両頬を挟まれぐにぐにと頬肉を弄られているカノンの顔を見た。


「ミクマリカノンさんがそれで良いなら良いんだが」


……信頼できる人物ではあるがちょっと丸め込まれやすいのかもしれない。

というか、ここまでレッドは触っているのに何も出来ない訳がないと思うのだが。カノンは少し呆れた。

とはいえ、レッドと離れたくない気持ちが確かにカノンの中に存在していたので何も言わないでおく。


「じゃあミクマリカノンさんはレッドと行動するようにしてください。

……まずは、服の支給をしないと。それ、コミのでしょう。人間用の服を探してきます」


「わざわざ? これで平気じゃないですか?」


「……尻尾は無いんだ」


ピンショーはハアとため息を吐いてビアロウィーザの肩を叩いた。

カノンは顔が赤くなる。臀部が出てしまうこの服の構造を彼は理解していたのだ。今はシャツで隠しているが正直心許ない。


「ありがとうございます……」


「いえ。手足が動けるようになったんですから、暫く動いていると良いですよ」


「は、はい」


「では、1時間……いえ、もしかしたらもう少しかかるかもしれませんが、また来ます。

少し仕事が溜まっていましてね」


ピンショーはビアロウィーザを引き連れあっさりと出て行った。カノンはそっとお尻を触る。もしかしたら彼もこの服を着た時背後の心許なさを知っているから取りに戻ってくれたのかもしれない。


「スリット調節すれば隠れるのになあ……」


「でもうっかり見えたら嫌だよ……絶対。

……ねえ、体少し洗いたいんだけど、水場は外の蛇口だけ?」


カノンは額を拭う。治癒魔法で汗を流したせいで体中がベタベタする。

新しい服を持ってきてもらってから体を洗った方が良いのだろうが、頭を洗いたくて堪らなかった。

ピンショーが戻って来るまで時間がかかるようだしそれまで汗でベタベタした体でいたくはない。


「ああ、いやアレは泥とか洗い流す用。排水溝詰まりやすいんだよ。

体洗うのはこっち」


彼はグイとカノンを抱き上げた。慌ててその肩を叩く。


「レッド!? もう足動くから大丈夫だよ!?」


「……まあ、ちょっとだから」


「へ!?」


レッドは彼女を下ろさぬままズカズカと部屋を横断し、奥の間のさらに奥、シャワールームへと連れて行った。


一畳ほどのスペースにタイルが貼られ、タイルの壁2メートルの辺りに蛇口が取り付けられていた。簡素な作りだ。だが最低限体を洗うことは出来るだろう。


「あ、ありがとう」


レッドはやっとカノンを下ろした。

ここは脱衣所が無い。

外で脱ぐようだ。


「……あのー……脱ぐので」


「手伝う?」


「ちがう! 出てって欲しいってこと!」


「そうか……」


彼は残念そうに耳を下げシャワールームを出て行く。

それからいつものベッドルームの方へと歩いて行くのを見てカノンは素早く衣服を脱いだ。

ああ、体が動くというのはなんて素晴らしいのだろう。

無意味に足踏みしたりしながらカノンは、ちょろちょろと流れる水で体を清めた。

ぬるいお湯しか出ないようだが火照った体にはちょうど良かった。

全く泡立たない石鹸で頭と体を洗いさあ出ようというところで過ちに気が付く。

タオル忘れた。


「レ、レッド……。悪いんだけどタオルを持って来てくれないでしょうか……」


「おう」


彼は軽やかに返事をするとすぐに駆け付けてくれた。

慌ててカノンはシャワールームのドアの陰に体を隠すが、レッドはそれをパッと開けるとバスタオルを広げカノンを包み込んだ。


「ちょっと!? なに!? 良いって! 自分で拭くから!」


「遠慮すんなよ」


「遠慮してない!」


カノンはレッドからバスタオルを奪うとシャワールームに逃げ込んだ。

全身が熱くなる。何を考えているのだ、あの男。

カノンは真っ赤になりながら体中の水気を拭き取り、外に畳んで置いてあった下着を素早く身に付けた。

レッドは奥のダイニングルームにある椅子に腰掛けていたがカノンが出て来るとすぐに寄って来た。


「ま、まだ着替えてる途中だから!」


「まあまあ」


レッドはカノンの体を素早く捕らえた。

そのままサッと彼女をベッドまで運ぶと後ろから抱きしめるように腰かける。


「な、なにを、考えているの」


「何って……髪乾かそうと思ってんだよ」


「いいよ、それより、服を!」


彼はカノンに乾いたバスタオルをかけた。これで隠してるだろ、ということらしい。それからハンドタオルでカノンの髪をポンポンと叩いて乾燥させ始めた。


「……なんで?」


「何が」


「そんなの自分でやるよ……。さっきから変だし。

どうしたの?」


カノンが後ろを振り返り彼を見ると、レッドはカノンの太ももに手を置いた。


「……足が、動くようになったのは俺も嬉しい。

怪我が治ったってことだから。

だがそうなるとオマエに触れていい口実が少なくなる。

世話をしていれば、触っても許される範囲は広いけどそうじゃないとなると……」


レッドの明け透けな告白にカノンは鎖骨まで真っ赤にした。


「わ、私に、触りたい、と」


「ああ。

やらしいことがしたいんじゃなくてだな……単に触れられると安心する。

人間の肌は凄く……」


彼は急に黙った。自分の腕を眺めハアッと息を吐く。


「綺麗だ。ピンク色で、血管が見えそうなほど薄い。

爪も、薄くて……すぐ割れちまいそうだ」


「レッド……?」


「耳だって……」


レッドの指がカノンの赤くなった耳を優しくなぞった。

耳の輪郭を、耳たぶを、三角窩を。


「小さくて柔らかい……」


振り返りレッドの方を見ようとしたカノンの頭を抑え、彼はまたタオルでポンポン髪の水気を吸い取り始めた。

レッドは黙っている。カノンも黙っていた。

レッドがカノンに触りたがるのはてっきり躾けの範囲を見極めているのだと彼女は考えていた。

だがどうもそれ以外にも何かありそうだ。今の彼の言葉は何かを懐かしむような響きがあった。


……誰かと自分を重ねている? カノンはふと思う。

彼には人間の知り合い……もしかしたら恋人などがいて、その人と自分を重ねて見ているのではないだろうか。

そしてその人とはなんらかの要因でもう会えない。だからレッドはカノンのことを大事にしているとしたら。

彼女の胸がキュッと締め付けられる。何があったかは分からないが酷く寂しい気持ちになった。


「ピンショー様、怖くなかったろ」


不意に落ちて来たレッドの言葉にカノンは考えるのをやめた。全て憶測に過ぎないのだ。


「うん……っていうか、なんだろう。違和感があった。

レッドたちのこと獣め! とか馬鹿にしたような、下に見てるようなこと言う割にちゃんと個人を見ているし……私に対しては紳士的な対応だった。

それに、レッドが私を触る事に何も言ってなかった。

コミやカルパティアさんは焦って止めさせてたのに」


そう、ピンショーは言ってることとやってることがちぐはぐで……。それは恐らく言っていることが嘘、ということなのだろう。


「……演技してる? 半獣たちを見下す演技?」


「そう」


レッドは正解というようにカノンの頭を撫でた。


「あの人は一度も、故意に躾けをしたことがない。

そういう人間は珍しい」


「なんでわざわざ演技なんてしてるの」


「ビアロウィーザの為だろうな」


「あの、ボーッとしてる人?」


「……そう。あの人は耐えられなかったから」


「そう、なんだ?

ピンショー様はなんでビアロウィーザさんのために、ひどいことを……」


そう言ってからカノンはやっと気が付いた。

きっと軍内部の人は半獣を見下す人が多いのだ。

その中で親半獣派といえる振る舞いをしたら、隊長という上の役職に就けないのかもしれない。

ピンショーが隊長になれなかったらきっと、酷い人が隊長になってビアロウィーザやレッドたちを虐める。だからピンショーはわざと半獣たちを蔑む言葉を言っている。


「隊長になるため、居続けるためってことかあ……。

でも、私みたいなのに考えがバレてしまってるけど良いのかな」


「察したか。そう、だからあの人ポンコツなんだよ」


「あー……」


レッドとコミの反応を思い出す。確かに底が浅いだとかポンコツだとか言っていた。


「他の隊の奴らに分かられたら面倒だからこっちも上手く乗らねえと。

隊長が他の奴らになったら嫌だしなあ」


「そうだよねえ……」


彼の少し硬い声に、カノンは半獣たちの置かれている状況を思って悲しくなった。

そもそも半獣とは一体どういう存在なのだろうか。


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★★個人サイトでも小説投稿しています★★ 小説家になろうには掲載していないものもあるので是非〜
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