表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

あとがき

最後までお読みくださりまして誠に誠にありがとうございます!


ダークだし、バタバタと人は死ぬし、主要人物は全員狂っているし…小説家になろうで好まれる悪役令嬢からのざまぁ展開もないですし。



好まれる物語ではないだろうな…と思っておりました。それでも、ブックマークが100件以上越えてくれて、多くの方に読んで頂けて本編完結できました。ありがとうございます!


ここからは、こぼれ話などをハイテンションでお話いたしますので、物語の余韻に浸りたい方はUターンをオススメいたします。



ーーーーーー

こぼれ話1 ~物語を考えたきっかけ


活動報告には書きましたが、物語を考えたきっかけから。


悪役令嬢×婚約破棄は書いた。

婚約破棄×異世界転生も書いた。

じゃあ、次はなんだ?

そうか!

悪役令嬢×転生か! という物凄く単純な発想から始まりました。。


当時の私は悪役令嬢→婚約破棄→ざまぁ展開なんてテンプレに気づかず、「悪役令嬢か…なんで、彼女は悪役令嬢になったんだろう。そのまま処刑までいったら、どんな話になるだろう」と、悪役令嬢の人生をそのまま書いてみようと、思ったのがきっかけです。


悪役令嬢は性格悪いと書いていて嫌になるかもしれないから、じゃあ、何か理由があって、悪役令嬢を演じてるようにしよう! と、こんな感じで女神の設定やらがどんどん出てきました。


元々、短編にしようと思っていたのですが、4話目を書いていた時に、うん、長いな! 読んでいて疲れる! 連載にしよう! とこれまた単純な思考で連載が始まりました。


ーーーーー

こぼれ話2 ~省いたエピソード


読んでいてお気づきかとは思いますが、処刑が終わった後の展開が早いです。


え? 国滅んだの? と、思った方もいるのではないでしょうか。


ここは新聞記者クロタが主人公のエピソードがもともとありました。


ダリアは処刑された。王は国政をしない。だけど、王が国政をしないのは先代から続いていたし、令嬢の死だけで、国がそこまで傾くか? という疑問が私の中にもありました。


なので、クロタはダリアの生涯を語った手記を新聞で掲載し始めます。そこで、彼女の願いや女神の予言や、予言に頼ることでしかできない王や貴族の脆弱さを暴露したんです。最終的には国民による国政をとの話をタンジー公爵ともしていたので、その意識づけの一歩として。

その結果、クロタは殺されかけ、アザミにぶん殴られながらもラブラブに~なんて話を用意してました。


また、タンジー家と対なるもう一つの大貴族も登場する予定でした。娘の不敬罪により、タンジー公爵は国政から手を引くことを余儀なくされ、代わりに台頭するのが、もう一つの大貴族たちです。彼らはタンジーのせいで苦汁をずいぶん嘗めさせられていたので、しめたとばかりに好き放題します。

それも、クロタが不正の証拠を握り、悪事がばれ、国民は不満爆発! クーデターに! という展開でした。


クロタはダリア処刑から国が滅ぶ間まで活躍する予定でした。


でも、ダリアとローバーの話に焦点を当てて話を進めた方が、話としてはわかりやすいかなーと思って、ばっさりカットしました。 クロタ、ごめん!


あと、省いたエピソードは、ユリの独白です。ピィールの死後、彼女は幽閉されますが、最期は毒を飲み獄中で死にます。ありえないことですが、見張りを誘惑し、体を使って、彼女は死を遂げます。ダリアに会いたいがために。


これもクロタと同じ理由で省きました。ごめん、ユリ!


とまぁ、省いたエピソードがあったので、駆け足だと感じさせてしまったのは、申し訳なくおもっております。。



ーーーーー

こぼれ話3 ~ローバー視点について


ローバー視点で書いたのは、ぶっちゃけますと、私の逃げでした。


ダリア視点で書くと、どうしても彼女の死への恐怖をかかざるおえないし、話がより重たくなるし…いえ、これは私の言い訳ですね。自信がなかったんです。ダリア視点で書くのが。


なので、最後までダリア視点は書かないつもりでしたが、公開処刑の話で彼女自身が出てきてしまいまして…え? 話すの? ええええ!? と、思いながら書きました。私が思っていたよりも、ずっとずっと彼女は強かったです。なので、あの場面は語ってもらってよかったなーと書きおえて思いました。



ーーーーー

こぼれ話4 ~ピィールのはなし



王子の独白を書き終わった時の私の心境は、ズバリ、やっちまった…! です(苦笑)


ものすごーく、楽しんで書いたのですが、やりすぎ? 病みすぎすぎ? 大丈夫? R15ギリギリすぎる? とハラハラしながら投稿した覚えがあります。


ですが、予想にはんして、王子の独白を投稿後、ちらほらブックマークが増えまして…話別のユニークではすごいuu数になっていて、混乱しました!


話が分からなくないかな?と、思ったのですが、意外とわかりました。。。


あ、そっか。連載だけど、一話完結型にしているし、あとがきの公開中の設定を見れば大筋はわかるよな…タイトルもみれば話の内容もわかるし…と、そこで一話完結型にしていたことに気付きました。


みなさま、綺麗な男子が病んだとこは好きですか? 私は大好物です(笑)


ーーーーー


長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。また熱が高まったら番外編などを書くかもしれませんが、ひとまず完結という形にさせていただこうと思います。


それでは!

ありがとうございました。










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ