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足跡  作者: まろこ
1/1

クラスメイト

友情か恋愛、どっちをとるか。


選べるわけがないのに。


わざわざそんなことを聞く世の中はおかしいと思う。



いつからだろう。

君を"好きだ"と思い始めたのは。

いつからだろう。

あんたを"面倒だ"と思い始めたのは。


あの子が彼を好きだから見てしまうだけ。


自己暗示。

でもそうしきれないのは、それだけ、君がすきなんだってこと。



私は、どっちも、選べないのに。


神は残酷だ。



でも、ここには、私たちの


確かな足跡がある。



どっちもなんて贅沢。

選ばなくてもできることがある。



今、踊り出せ。才能よ。

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