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第四話 幼馴染に遭遇 

次の日になって日陰はあることに気づいた

そういえば加護のこと確認してなかったな

丁度やること思いつかなかったし、確認してみるか

そうして鑑定してみると


[世界神の加護]

概要:世界神が気にかけている証

効果:

全属性の魔法の取得確率アップ

空間属性に対して大幅な補正

自分に悪影響のある効果を無効に(呪いや状態異常)

世界神との会話機能


[ミエナの加護]

概要:この異世界を管理せしものに気にかけられている証

効果:

この世界の言語能力の理解

自分より強い相手との戦闘でのレベルの上がりやすさアップ

ミエナとの会話機能


やべー世界神の加護もミエナの加護もクソ強い

なんだよこんなんほぼ不意打ちまがいな暗殺ほぼ防げるじゃねーか!

でも慢心には気をつけよう後になって、後悔しないためにも身の安全はしっかりしなければ


ひとまず加護こともわかったし、本格的に周辺の探索を始めていくか

そういえば、今までやろうとして結局やることができてやれてなかったから

初めてまともに探索することになるんだな

まずみるべきはこの周辺の植生だな

そこで食べれるものはないかな

それだけでもいいし薬草のようなものを見つけてポーション作りに挑戦してもいいな


そうして、探していくうちに幾つかの薬草を入手することができた

使えそうなのはこの辺りかな


ポルミ草

品質:C

概要:多くの魔素を蓄えた薬草

塗り薬にしても擦り傷程度は治すことができる

中級ポーションから上級ポーションの材料として使える

苦味が強い


ビルミ草

品質:B

概要:あまり都市近郊に生えることのない薬草

魔力が貯まる場所によく生えていることが多い

食べることで力の上昇が少量ながら見られる

苦味が強く、調理しなければ食べることは難しい


マドロミ草

品質:D+

概要:どんな場所にも生える毒薬草

食べることで麻痺、毒、幻覚と色々な状態異常にかかることで有名

薬草と間違えて食べてしまうことも多いため危険である

工夫を凝らすことで解毒ポーションを作れる


ひとまずはこの三つだな

まずポルミ草はポーション制作の練習に使うとして、ビルミ草はひとまず料理して食べてみる。そして最後のマドロミ草は状態異常の煙弾を作ったり、神様の加護があるといっても耐性をつけられるようにしたりしておこう考えた。


そうして帰ろうと足を進めようとすると近くから足音が聞こえて来た

その場で身をかがめ日陰は武器を構えた

すると近くの茂みから見覚えのある人の姿を見つけた


それは幼馴染の白井優奈だったのだ

え!なんでこんなとこに白石がいるんだ

みんなで固まって行動しているんじゃないのか?


するとこちらに気づいた優奈が

「あれ、た、拓人?え、本当に拓人なの?」

急に話しかけて来た優にもうなれてしまったと感じ、日陰は

「ああ、お前の知ってる日陰拓人だよ」

それに感情が爆発したかのように優は抱きついて来た

しばらくして満足したのか

優は今のクラスの近況を語ってくれた


内容としてはみんな最初の頃は一緒に生活していて、主に異世界に適応しているクラスの男子がみんなを守っていてくれたのだけど、それは長く続かず、だんだんとギスギスとし始め、一人また一人と集団から抜けていってしまって、今は身の安全も満足に確保できていない状態だというのだ。しかも、集団を抜けていったクラスの男子の一部(ヤンキーや陽キャ)が、クラスの女子を襲おうとしていることまであったといって来たのだ。その時優は、クラスの女子たちと固まって行動していたのだがその集団から逸れてしまっていて、今こうして、俺に出会ったということがわかった。


そのことを聞いた俺は、一度優を拠点にしている洞窟に連れて帰ることにした。

それを聞いた優は少しだけ顔を赤らめながらもしっかりとついて来てくれた

そうして拠点に着くと


「ここで拓人はどう過ごしていたの?」

「うん、そうだよ」


「でもその割にはほとんど置いていないけどどうやって今まで生きて来たの?」


「ああー、それは俺がアイテムボックスっていうアイテムをしまっておけるスキルを使っているから、ものがほとんどないんだ」


「へーそうなんだ、じゃあ拓人が選んだのはアイテムボックスともう一つの何かってこと?」


「いいや違うよ僕がもらったのはねクラフト関係のスキルとガチャってスキルをもらったんだ」

「えっ、それってどういうこと」

「それにはいろいろあってね実は、、、、」

そうして、今まで自分に起きたことを説明していくと優奈は納得したようで


「でもそのガチャってスキルかなりすごいよねポイントさえあれば日本のものだって手に入るんだし、すごいね! でも、なんでみんなと合流はしなかったの?」

「あーそれは、シンプルにクラスの人と合流しても馴染めない気がしたからなんだよ

だって俺普段クラスで目立たないように生活して来たから 話す相手もほとんどいなかったし」

それにあいつらのこと嫌いだったし

「ああー確かにそうだね」


「それにヤンキーだって見つかったら絶対に目をつけられたりするだろうし」

「まーそうしてくれたおかげで私は今こうして拓人と合流できてよかったんだけど」

「その点では俺も良かったと思うよ。今情報を得られるのもそのおかげだし。」

これで少しはクラスの現状は見えてくるな


そうやって話していくと

「そういえばたっくんってこの後どうする予定なの?」

「うーん、ひとまず拠点をより快適にするためにこの洞窟の住環境をよくしようかなと思っているんだけど優奈はどう思う。優奈は何か案があったら聞くけど何かない?」

まあ、一通りのことはやるつもりだけどひとまず拠点をしっかりしてから行っていく予定だ


そうした会話が続いていき、その日を過ごしていったのだった

ちなみにその日の夕食は豚肉と森のきのこで作った味噌炒め時のも食べていたアユ目の塩焼きを出していたのだが

思い出補正と空腹度のおかげか、優奈が感動しながらたくさん食べていたことは言うまでもない




日陰 拓人 17歳 男

ステータス

レベル 4(+3)

HP 30(+0)

MP 349(+18)

筋力 30( +10)

耐久 24(+12)

敏捷 21(+6)

知力 72(+8)

器用 31(+13)

持久力 22(+11)

幸運 20(+2)

スキル:剣術3 、神眼

    回避4 、偽装

    料理10、風魔法1

    錬金術10、火魔法2

    土木10、闇魔法1

    鍛治10、光魔法1

    調薬10、弓術2

    アイテムボックス♾️

ユニーク ガチャ、創造

装備: 鉄剣

    革鎧

    鉄槍

    短弓

    初級ポーション5本

加護:世界神の加護

   ミエナの加護 

称号 異世界からの転移者

   器用貧乏

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