第三話 神様の苦労と初めてのガチャ
加護を通して念話のようなものをしようと考えていると意外にもスルッと神界と繋がり、
どうやら最初に見た場所とは違った場所に転移してきたようだが近くにあの時の女神様がいたので、さっそく話しかけようとするが、
しかし、そこから聞こえてきた声は
「ああーもうなんでこの世界の王族や貴族はこんな自分のことしか考えられないのー
しかも、教会だってまともなの一部の信者ぐらいじゃない 他の大半なんて、多種族差別したり、布教金のほとんど自分たちの懐に入れるは、はーほんとめんどくさいわー」
それを聞いた日陰はこれ以上は聞いてはいけないと早く声をかけようとするが
「しかもさ、今回召喚したことだって前の転移者達が貴族に利用されるだけ利用されて
結局は死んだことが原因だったのよね。ま、今回の奴らは少しまともだったのと転移地点を森にしたのもあって、かなりいいのよね
でもその代わり、私寝ぼけちゃって転移するタイミングが合わなくって、一人取りこぼしてしまったのよねー しかも……」
そこで堪忍袋が切れた日陰は
「いい加減にしてくださいこのダ女神様、あなた様に話しかけようとしているのに、愚痴は言うは、自分の失敗談話すはで長いんだわ!
しかもは私はあなた様のせいでこうなったみたいなものじゃないですか
その割には全然反省してそうじゃないけどー
何か言うことはありませんかー」
それだけ言うとミエナ様も怯えてしまったようで、
「申し訳ありませんでした」
と急に退け座をし始め、30分が経ち、日陰は
「はーもうそのことはいいんですけど、次から待たされる人がいるかもしれないから
しっかりその所しっかりしといてくださいね」
「あと、何か人にぶちまけたいことがあるなら、他の神様や僕にでも相談してみた方が
スッキリすると思いますよ。まあ相談相手がいなかったり、相談しづらかったら
話は聞きますから」
そこまで言うと、ミエナ様は泣き始めた
「う〜始めて私の話をまともに聞いてくれる人が〜〜
あ、あ、あり、がと、ご、ご、ござい、ます〜」
そんなミエナ様をみていると自然に頭を撫でていました
ミエナ様が落ち着くまで、話を聞きながら待っていった後、
「おっほん、ご迷惑をかけたようで、これからも相談にのっていただけたらと思います。そういえば今日はどのようなご用件でしょうか?」
そうしてやっと、目的のガチャのポイントのため方について聞いてみると
「ああーそれはですね。 その世界の魔物なんかを倒すことでポイントを増やすことができるのです。例えば今回狩っていたゴブリンも含まれているのですが、ゴブリンくらいだと50ポイントぐらいには確かなるはずです」
その後も聞いてみてわかったことは
S級の魔物 1000ポイント以上
A級の魔物 500ポイント程
B級の魔物 300ポイント程
C級の魔物 150ポイント程
D級の魔物 100ポイント程
E級の魔物 50ポイント程
F級の魔物 30ポイント程
といったことがわかった
これを聞いて日陰はもっと強くなってガチャを引いた方が
今後の生活の上で安全になるだろうから
もっと魔物を狩っていった方がいいのだと感じた
「ありがとうございました ミエナ様」
「いえいえ、こちらもあなた様に迷惑をかけた上に相談にものってくださってありがとうございます。今回のお礼も含めて、ガチャのスキルの強化も少ししておきますね」
「それはありがたいですありがとうございます。」
「ではそろそろここで失礼します。」
「はいではさようなら」
そうして転移してきたような眩い光に包まれて拠点へ転移していった
日陰はその後、拠点に帰ってきて今の自分の現状について知ろうとステータスを開いた
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日陰 拓人 17歳 男
ステータス
レベル 4(+3)
HP 30(+9)
MP 337(+6)
筋力 20( +8)
耐久 24(+12)
敏捷 21(+6)
知力 64(+8)
器用 31(+13)
持久力 22(+11)
幸運 20(+2)
スキル:剣術3 、神眼
回避4 、偽装
料理10、風魔法1
錬金術10、火魔法2
土木10、闇魔法1
鍛治10、光魔法1
調薬10、弓術2
アイテムボックス♾️
ユニーク ガチャ、創造
装備: 鉄剣
革鎧
鉄槍
短弓
初級ポーション5本
加護:世界神の加護
ミエナの加護
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うん今回のゴブリン狩りだけでかなり強くなれたぞ
しかも、それでスキルもいくつか上がったしかなりいい感じだな
ではさっそく貯まったポイントを使ってガシャを引くとするか
ひとまず魔石は残しておいて、でも魔石ってなんかに使えないかな?
そう言いながらひとまず収納しておいた
ではさっそくどれぐらい引けるのか確認していくか
ポイント残高:8900ポイント(+100)
うん、これだけあればかなりの回数引いてもいいな
でも今後ことを考えると、ある程度は残しといた方がいいよな
あっそういえば強化してくれたっていってたけど何かないかな?
するとこんな欄があった
[スーパーガシャ]
ノーマルより上のランクのものが出やすい
10連に900ポイントかかる
1回引くのに100ポイント
景品例
鋼の武器、能力が付与された武具
ポーション中級程度のもの
戦闘の補助的なスキル
素材C級並みのもの
一般的でない魔道具や地球の製品など
おおー前より確実にいいものが出そうだな
ひとまず前と同じ30連だけしておくか
ではさっそく10連一発目
10連1連目
R 豚肉のバラ500g
R 調味料のセット
SR鋼の短剣
SR短剣術レベル4のスキルオーブ
SR魔力付与のスキルオーブ
SR身体強化のスキルオーブ
SR 中級ポーション3本
SSR 玉鋼5キロほど
SSRレッサーベアの毛皮
SSRメタルリザードの鱗
なんかファンタジーっぽい素材が出てきたなこれも出て来たことだし鍛治に挑戦してみてもいいかもしれないかもな
あとはスキルと地球のものだがかなりありがたいな特に調味料セットは今の食事をより良くできるからかなり嬉しい
そして、スキルは手数を増やしやすい短剣のスキルがレベル4で手に入ったのと魔力付与や身体強化も応用性があっていいな
じゃあ次に行ってみよう
10連2連目
R 銅貨150枚
R 力+10
SR敏捷+19
SR鋼のインゴット10個
SR物理耐性の指輪
SR耐久+22
SR 風の弓
SSR 幸運+31
SSR状態異常の双剣
SSR隠密のマント
今回は能力付与されたものが多いなあとステータス上昇系はかなりありがたいな
その他だと銅貨は街に行った時に役立ちそうだけどひとまず今はいらないかな
とりあえずこれはしまっておいて、隠密のマントは奇襲に使えそうだから
今後の戦闘で絶対に役に立つな
そしてお待ちかねの最後の10連に行こうか
10連3連目
R ポーションの容器50セット
SR初級マジックポーション10本セット
SR闘気のスキルオーブ
SR俊敏のリング
SR器用+21
SR 念話の耳飾り6セット
SSR 魔導書(従魔との契約)
SSR運命の指輪
UR 器用貧乏(称号)
最後になんか新しい項目が出て来たな
なになに
[器用貧乏]
称号というそれ準じたことが評価されつけられるもの
あらゆる分野に手をつけ学ぶ姿勢のあるものに授けられる
効果
スキルの成熟度のアップ
レベルアップ時のステータス上昇率のアップ
おーラノベだとデメリットのあるスキルはこの世界ではかなり有用なんだな
他のものは、概ねよさそうなものが出て来たな
特に従魔に関する魔導書には興味があるな
その時、日陰は忘れていたこの森にはまだクラスの人がいることに