第二話 この森は少しやばい場所かもしれない?
前回までの話
主人公、日陰拓人は神様により、森に転移され、森を探索し始めようとしている
「まずどこからみていくとするか? やっぱり食料かこの周辺の生態系の確認かな
でもまずは、自分能力を実際に試してみてどんなものかを確認を行なっておくか」
じゃあー早速試してみるか やっぱり最初はこれが一番気になるよな、
よし、
「ガチャ」
すると目の前によくみたことのあるような物体が現れた
うん、ガチャガチャだな。
「それで、今どんなことができるのかな?」
お、ミエナ様たちがおまけでポイントくれてる どのくらい引けるんだろう?
ポイントの量を見てみると10000ポイントも入っていた
それをガチャで確認してみると、
えーっと一回引くのに50ポイントで、今のガチャの種類はノーマルガチャってのががあるのか とりあえずはガチャは200回は引けるのからひとまず、30回引いて行ってそれであまった分は後で考えるとしよう
うんこれは、かなり時間がかかりそうだけどどうするか?ひとまずは引いてみて余った時間で探検をしていくか
そうして早速引いて見ようとすると、10連という項目があり、なんと400ポイントで引けると書かれていた。それを見つけたのもあってせっかくなんだし、こっちで引いてみることにした。
「じゃあ、まずは昨日から何も食べていないし、食べ物が出てくることを祈ってさっそくガチャを引いてみるか」
その結果は
10連 1回目
R ジャーキー
R 鉄の槍
R ランプ
R 食器セット
R 敏捷+6
R 力+4
R鉄の盾
Rトレジャーブーツ
SR調薬セット
LR 神眼(ミエナ神と世界神からのお詫び)
おおー、かなり有用そうなものが入ってるんだな
と言うかなんか凄そうなスキルが入ってるんだけどこれなんだ?
[神眼]
神の持つ瞳と同等の能力を持つ
鑑定や看破、幻影、未来視などさまざまな能力が
通常のスキルより高性能になって含まれている
神様たち自重って言葉知らないのお詫びの気持ちで入れていい
ラインナップのスキルじゃねーだろこんなもの
でももらったからにはしっかりと使いこなしていこう
では次に行ってみよう
10連 2連目
R 丈夫なの斧
R 丈夫なツルハシ
R 炭酸水 5本
R お米 2キロ
R 短弓
R 矢 150本
R 金貨 十枚
SR 細工セット
SSR料理セット
SSR 偽装のスキルオーブ
おっ さっきと同じでかなりいいものが出たな斧とかこのあと住む場所の充実度を上げるのに最適なものも出てきたし、弓も出てきたのはアツいな これだけで戦闘の手段も大きく変わってくる。
あとは、うん?この偽装ってスキルはなんだ?せっかくだしさっき出た神眼のスキルで確かめてみるか
「鑑定眼」
[偽装]
自分のステータスの内容を任意に隠したりすることができる
ただし、自分より強いステータスや取得していないスキルは表示にはできない
そして、自分より上のレベルの鑑定で見られた場合、見破られることがある。
これはかなり便利だな
街に行った際のことも考えるとあった方がいいな
そうして、出てきたものを確認したあと、
「さて最後の10連をしていくか」
10連 3回目
R 知力+7
R 風魔法のスキルオーブ
R 火魔法のスキルオーブ
R HP+12
R MP+24
R ポーションポーチ
R 即席めん15袋
SR 闇魔法のスキルオーブ
SR光魔法のスキルオーブ
SSR 携帯型鍛治ボックス
うんかなりいいものが出たなこの30連で大抵のものは揃ったぞ
あとの足りないものはこのあたりを探せば、みつかるかもしれないし
ひとまずはそれはいいとして、地球のものが出てきたのはかなり嬉しいな
そういえば朝ごはんたべてないし、今から済ませるか
「うん、やっぱり即席めんとはいえ、地球のものが食べれるのはいいな」
じゃあさっき出たものはひとまずアイテムボックスにしまって、
出てきたオーブも全部使って
剣とベルトにポーションだけセットして、周辺の探索に踏み込んだ
しばらく森を探索していくと、
「お、さっそく異世界と言ったらで有名なゴブリンさんがいらっしゃいますね」
では、早速鑑定してどれくらい強さか試させてもらいますね
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ゴブリンA オス 12歳
ステータス
レベル 6
HP 26
MP 7
筋力 19
耐久 12
敏捷 19
知力 8
器用 10
持久力 16
幸運 2
スキル:棍棒術4
身体強化1
回避1
装備:トレントの棍棒
粗末な腰ミノ
ゴブリンB オス 12歳
ステータス
レベル 8
HP 29
MP 12
筋力 13
耐久 18
敏捷 12
知力 8
器用 17
持久力 20
幸運 4
スキル:身体強化2
回避1
大盾術2
装備:革の大盾
粗末な腰ミノ
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うん、少し強すぎないかな、こんなのがいる森ってまだ始めてきた人たちにとってかなりきついんじゃないか
普通、初心者が戦うようなゴブリンって棍棒だけ持ってるものじゃないの
なんで盾なんって持ってるのほぼ初心者ゴロシみたいなものでしょ
「ひとまず自分の力を再確認しよう」
そうして、現実逃避の意も込めてステータスを確認して行った
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日陰 拓人 17歳 男
ステータス
レベル 1
HP 30(+12)
MP 324(+24)
筋力 12( +4)
耐久 12
敏捷 15 (+6)
知力 56
器用 18
持久力 11
幸運 18
スキル:剣術2 、神眼
回避3 、偽装
料理10、風魔法1
錬金術10、火魔法1
土木10、闇魔法1
鍛治10、光魔法1
調薬10
アイテムボックス♾️
ユニーク ガチャ
装備: 鉄剣
革鎧
鉄槍
短弓
初級ポーション5本
加護:世界神の加護
ミエナの加護
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うーん、ステータス的にはなんとかはなりそうだけどまだどうスキルを使うかわからないし
ひとまず逃げるとするか
「よし今日は、一度帰って他のスキルの確認だな」
そうして、その場からひっそりと拠点に帰ってきた
その日いっぱいスキルの確認、特訓を行なった結果、大体の内容は理解することになった
次の日
昨日ゴブリンがいたあたりに行ってみた
そこにはまだ昨日と同じくその場で立ち止まっていた2匹のゴブリンがいた
どうやら今は、狩で撮った肉や魚を焼いているようだった
「どうやら、焼いているものに夢中なようだし、まず面倒な太田手持ちのゴブリンから片付けていこう」
そうして昨日頑張って練習して手に入れた弓のスキルを使って、盾使いのゴブリンの頭を狙って矢をつがえ、そして放った。その矢は目標とは違うが肩に当てることができた
すると攻撃されたことを理解したゴブリン2匹は早速辺りを警戒し始めた。
しかし、負傷してしまった影響もあって盾を持ったゴブリンの動きはかなり鈍い
「よしまずは厄介な盾持ちを片付けるとするか」
そうして盾持ちに向かって走り出した
流石にそれに気づいたゴブリンはなんと躱そうとはしているが時間が経つにつれて、
ダメージを負ってきている
その中でも、もう1匹のゴブリンは襲ってきてはいるが動きが単調ということもあって
かなりかわしやすかった
そうしていくうちに盾持ちのゴブリンを倒すことはできた
その時、急に体の動きが軽くなり、その調子でもう1匹のゴブリンと戦っていった
感覚としては、かなり楽だったのもあって、実践のためにも、
何回か打ち合っておこうと思い、剣で何回か打ち合ってもみた
その後、さらに何回か打ち合った後に、首を刎ねて無事に倒すことができ
また体が軽くなる感じがした
そうして、ゴブリンの死体をどうにかしようと考え、もう一度死体をみると
急に吐き気が込み上げてきた
しばらくして、落ち着いたところで、ゴブリンの所持品と異世界で見たことのあるような
魔石?のようなものを取り出して、残りは火魔法で起こした火で燃やして灰にしておいた
その後、一度拠点に戻り、ゴブリンの所持品や魔石?を一度鑑定してみた
その結果、
[薄汚れた腰ミノ]
価値F
効果:防御+1
薄汚れたハンカチサイズの布
材質は何か判断はできない
綺麗にすることで何かに使えるかも?
[トレントの棍棒]
価値D
効果:腕力+5
トレント材からゴブリンが作った棍棒
さらに加工することで魔法の触媒にすることもできる
[皮の大楯]
価値E
効果:防御+3
よくあるような動物の皮を使って作られた簡易的な盾
こんな感じかあと残ってるのはこの石っころみたいなやつだけど
ラノベでよくある魔石だよな?一応確認してみるか
そうしてみてみると
[ゴブリンの魔石(小)]
レア度E
ゴブリンから取れる魔物の力が込められた石
浄化することで魔力バッテリなどに使える
へー、色々応用できそうだな
しばらく活用法を考えていると
「あ、そういえばガチャのポイントも余ってるしガチャでも引こうかな
あれ、でもどうやってこのポイントって貯めればいいんだろう
試しに加護を使って聞いてみようかな?」
さっそく、加護を通してミエナ様に話しかけてみよう