第二十話 ついたよハクアの街に、そして領主館に
さて今回の話はやっときました異世界の街となっていますでは続きをどうぞ
1月24日に行なった改善点:
門番の下りを追加、名前の一部変更、登場するキャラの増加
あれから窮屈な状態が続いて大体20分程度いよいよ、ハクアの街に到着するようだ
拓人:「やっとかー、って言ってもそこまで遠くはなかったんだけど、森を出てきたから余計に長く感じるなー」
優奈:「そうだねー今までずっといた場所から考えるとやっぱ少し長く感じちゃうね」
由里香:「それにしてもかなりの規模の街みたいね」
舞香:「そこは領主の住む街ってところなのかもね」
門の前に馬車が差しかかると、二人の門番が姿勢を正して敬礼した。
門番A:「お帰りなさいませ、ミルエナ様。……そちらの方々は?」
ミルエナ:「ええ、私の命を救ってくださった方々です。領主邸までご案内いたしますので、通していただけますか?」
門番B:「はっ、かしこまりました!」
門番A:「……それと、盗賊の一団を捕縛されたと伺いましたが?」
拓人:「ああ、それなら後ろの檻の中に。逃げないように縛ってある」
門番B:「確認いたします。……っ、これは……! まさか、これをお一人で?」
拓人:「まあ、正確には俺と従魔と精霊と……あと、ちょっとした工夫でね」
門番A:「……お見逸れしました。どうかお気をつけて」
(こういう反応、ちょっと照れるな……)
ミルエナ:「ではここからは私が説明しながら領主邸に向かいますね」
ミルエナ:「まず、入ってすぐに見えるのは大通りですね、この道から街のいろいろな場所に行くことができます。
次に右側の方にあるのは、冒険者ギルドや道具屋といった、外での活動に向いたものが多くあります。
逆に左側には、家庭での食料品や教会などのどちらかというと一般人に必要なものが主に位置しています。
そしてこの先を進んで行くと領主邸に着くことができます。」
(なるほど、区画ごとに必要なものが固められた感じなのか、でもその分整備は簡単そうだな)
すると星崎は
明里:「でも、なんでこんなに外壁は高いの?やっぱり魔物とか?」
と言った感じで疑いつつ聞いてみると
ミルエナ:「はい、確かにこの町ではスタンピードという魔物の大氾濫が起こる件数が多く危険なためこれほどの高さの外壁が建てられており、定期的にも検査が行われており、この都市の要の一つと言えます」
(確かにこの城壁は成人した人の軽く10倍の高さはあるようだし、これならかなりの魔物の被害を防ぐことができるだろう)
めぐみ:「すごいですね、王都?でもこれほどのものがあるのですか?」
舞香:「確かにこんなものがあったら、どの国でも最低限は防げそうね」
ミルエナ:「いえ、ここでは特に魔物での被害を防ぐためにも王都と同等のものを立てていますがどちらかというとこちらの方が魔物の襲撃を防ぐという意味ではこちらの方が規模としては大きいですわ」
拓人:「やっぱり辺境ってだけあってかなり危険なんだなこの地域は、でもその割にはあの森の魔物は俺たちでも
倒せたのはなんでだろうな」
ミルエナ:「、、、、」
なぜかミルエナは今の発言を聞いて少し黙ってしまった
そして話に区切りがついたタイミングで馬車が停止した
ミルエナ:「さ、さて案内とお礼もありますので、ぜひ領主邸へお入りください」
そうして、領主邸の中に案内されていった
領主邸はよくアニメや漫画で見るような西洋の大使館と小さなお城があわさったような建物だった。
流石に権威を記すためか、鎧や絵画などの骨董品も見られたが悪質な制作をしているようには見えない
いい領主の館のようだった
優奈:「すごい、やっぱり貴族の家ってすごいんだね」
でもその割には屋敷を見た感じ、そこまで豪華って感ーじじゃないと言った感じで話していると
あるクラスの女子が語り始めた
彼女は俗にいうオタクに近い存在で、こういった内容には慣れているようで
みのり:「えっと……たぶんだけど、この街って、あんまりお金に余裕ないんじゃないかな。 だから、貴族としての最低限の体裁だけ整えてるっていうか……うん、そんな感じだと思う」
とクラスでいつも端でもじもじしているタイプだった林野みのりは答えた
その意見に納得したようでそれ以上の質問はせずにいた。
ミルエナ:「確かにこの町では安全の面で十分に確保できているとは言えない状況なので、領主邸の外装より街の安全と
発展を優先しているためにこのような館になっているのですわ」
拓人:「すごいなみのりはよくそんなことわかったな」
みのり:「別にこれぐらい漫画や小説でも見ればみんな考えられると思うけど?」
と恥ずかしながらも顔に笑顔を浮かべるみのりであった
それを見てクラスのみんなもほっこりするのであった
???:「そこの少女のいうとおり、この街は安全が十分に確保できないためにこのようになっており、街の人のために定期的な間引きを騎士団や冒険者ギルドに依頼をするなどの形をとっているのだよ。まあ、そもそもの話私がゴテゴテした物を好かないのものあるのだがね」
全員:「「「!!!」」」
と少し渋い声の聞こえる方を見ると階段の上からちょっと老けたイケオジ風の男が降りてきた
ゼルビス:「やあ、どうやら私の娘を助けられたようだね、貴族として、そしてこの子の一人の親として感謝を申し上げたい
私はこのハルフェンの領主であるハルフェン・セルビスという。どうか君たちにお礼がしたい、どうか今晩は止まっていってくれないか?」
拓人(……このおじさん、見た目は渋いけど、話してみると意外とまともだな) 拓人(よかった、テンプレ悪徳領主じゃなくて)
これなら、お世話になってもいいかな、ここで貴族とのパイプは決して無駄にはならないはずだからな
それを皆の方に向かって聞いてみると
優奈:「うん、私はいいと思うよ、この人からは私たちを騙したり、悪利用しようとする感じはなさそうだから」
由里香:「私も大丈夫だと思うけど、これからのことを考えると確かに心配だよね」
明里:「でも、このおじさんは絶対に今後お世話になることが多いと思うし、いいんじゃない」
詩織:「うんそうだね」
拓人:「じゃあ、みんなここでお世話になっていいと思う?」
女子全員:「「「「うん!!」」」」
拓人:「じゃあ、そういうことなので少しの間お世話になります」
ゼルビス:「もちろんだよ、どうかくつろいでいってくれ」
ミルエナ:「このあとは、食事の準備をしていますのでぜひいらっしゃってくださいね」
ゼルビス:「では、あとはミルエナと執事たちに任せるとしよう」
従者達:「「「「かしこまりました旦那様」」」」
ミルエナ:「みなさまここからは私共が一度お部屋にご案内し、そこで準備が出来次第食卓へと案内させていただきます、そこでご不明な点に関しては専属でつくメイドどもに質問していだければわかると思います、ではごゆっくりとお過ごしください」
今回はやっと異世界の街編が始まりました。しかし、まだ拓人たちにはヤンキーという脅威が残っています。それをどうしていくのかや町での生活も気になるところです。次回は少し変わった感じで、領主の視点から拓人たちをみた話を書いていけたらと思います。少し短くなるかもしれませんが納得できる仕上がりにして出すつもりなので
みていただければ幸いです。




