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2章 ---3(白井久美子という人)

 魔女こと白井久美子は どういう人かというと

見た目は 少しおっとりした感じだった。


 普通の人が白井久美子を 街中で見ても

魔女というオーラを消しているのか

誰も白井久美子を 一般人としてしか

見れなかったのであった。


 そんな白井久美子の性格は 魔女としての

自分の(ちから)に 絶対的に自信を持っていた。


 街中では 魔女の力の一部も 見せない彼女は

北高校に 登校して来た瞬間に 凄まじいオーラを

放ち 3年4組の教室に着いたら とてつもなく

異様な 魔女としてのオーラを 出すのであった。



 そのような白井久美子は 教室の外では

ボーッとして 何を考えているのか

わからない そんな(てい)の彼女の姿があった。


 そんな白井久美子は あまり他人とは話さなくて

自分自身の 独り言を言うのが 彼女の

話しているときだった。


 取り巻きというか しもべのような

女子生徒が二人いたが 所詮(しょせん)

忠実なだけの しもべだったのである。


 魔女としての白井久美子は 普段は

おっとりした口調で ものごとを言うので

魔術を使わないときは 本当に良い生徒で

あったかもしれない。


 しかしながら 魔女としてのウワサが

彼女の異質さを とてつもなく 際立たせていた。


 それが 白井久美子という人であったのだった。


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