3章 ---2(陰陽師 安倍勇)
安倍勇は 自分自身がまだ未熟な
陰陽師であると 自覚はしていた。
だが 魔女とウワサされている
白井久美子が 本物の魔術を
使える本当の魔女であると 日が経つにつれて
確信していた。
だから 陰陽師として未熟な 自分自身なことは
わかっていても どうしても自分がやらねばと
決意したのだった。
そして その日は7月7日に対決しよと
決めていた。
その日まで あと1週間にせまった7月1日から
決戦の日までの間 学校を休んで 陰陽術を
とことん極めておこうと その日から短期集中の
修行が始まった。
陰陽師が使う陰陽術のことを くわしく説明すると
とてつもなく難しくて 長くなるので
この物語は 陰陽術のことを 大ざっぱな区分でしか
書かない。
そういうことなので 陰陽師とは 呪術使いの
式神使いという 扱いのカテゴリーで
進んでゆくのが この物語である。
そして 運命の日の 7月7日の朝に 安倍勇が
「ふ~やっと この日が来たんだ。
やっとこの運命の日が来たんだな」
と 学校の登校の途中に そう言ってた。
そんな安倍勇の 持っている黒いリュックの中には
これでもかというくらいに 人型の式神を
召喚する紙が どっさりと
入っていた。
今回は式神を使って 魔女こと
白井久美子と対決しようと 決めていたのだった。
その為の人型の紙が たくさん必要だと思って
用意したのだった。
あらゆる対決の戦いを 頭の中で
シュミレーションして あとは実際に
それをうまく出来るかが 勝敗のカギを握っていると
思っていた。
そういう7月7日の 安倍勇の心境だった。




