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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

いとかわひでお

尊敬する科学者糸川英夫氏の著書に関する感想をぽつぽつつぶやきました。一応、災害とかミサイルとか悲惨なシチュエーションが言葉として出てきますので、R15にさせていただきました。糸川英夫氏は御存命ではないですが、第二次世界大戦以前の人かというと、戦前生まれで戦中は隼を開発して戦後には著作や芸術活動でも活躍されて天寿を全うされた方だったかと。糸川英夫氏の著作からの連想です。

高校生の頃読んだ

糸川英夫の著書

「前例がないからやってみよう―不可能からの脱出 (1979年) (カッパ・ブックス) 」

だったか

もう一冊のカッパ・ブックスの同様の仕様の本だったか

「独創力―他人のできないことをやる (カッパ・ブックス) ペーパーバック – 1982/8/1」(←インターネットで検索してみた)うーん、これだったかなあ

他の本だったかもしれないが


糸川英夫の著作だった記憶なんだ


もう手元にないので

うろ覚えの内容だが


何かの工場なり施設なりにおける

動力源

要するに発電機を

如何様なスペックで設計するかっていう

テーマで

けっこう長く語っていた部分があるんだ


それで

私物理とか

工場の仕様とか

厳密なこと知らないし覚えてないから

詳しい人からすると

笑止千万だろうけど


要するに

工場を運営するのに必要な発電力が1000(単位はよく知らないから無視・・・)

だったとして、

発電能力1000の発電機を1基作りつけるのが

当たり前のことのようだが

もしもその発電機が故障したときに

工場が止まったら困る場合に

どうやってバックアップするかという

例題だったと思う


そこで糸川英夫氏は

①発電能力1000の発電機を2基用意する

(2基の発電機が同時に故障する確率は低いという前提・・・①´で)

を考えたわけだが

それでは予算がかかりすぎるとしよう(工事費用としても、運転資金としても)

年がら年中使いきれない発電力2000の発電をして発電力1000ぶんを無駄にするのは困る・・・①´´という考え方ね


そこで

大雑把に

②発電能力500の発電機を2基用意する

というアイデアを提示していたのだ

これなら①´も①´´も、うまいこと満たすってアイデアね


その時は絶対に止められない工場施設として

溶鉱炉かなんかが例に挙がっていたかなあ?

間違っていたらごめんなさいね・・・


高校生の頃、それを読んで

なるほど、ナイスアイデア!と感動したわけ


それで、

ものすごく残念で

悲しい話なんだけど

東日本大震災の時

原発の発電機が・・・という話を聞いたとき


糸川英夫氏の

この

シュミレーションが浮かんだ(シミュレーションだっけ)


私は

雰囲気だけで話をするから

詳しい人によくおこられるんだけど

現場が分かってないって叱られるんだけど

素人のつぶやきも

必要かもしれないと思って

恥を承知で頑張って話すんだ


そんなこと

先刻ご承知だって

言われてもいいよ

それなら

それでオッケーなんだから

私が

そのアイデアの発見者ですとかなんとか

おりこうでしょうエッヘン・・・とか

そういうことが言いたいのではないんだから


よもやまさか

その積み重ねで


よもやまさかのことが

おこるから


するととてつもなく

恐ろしいことが起こるから


話を戻すと

原発とその補助電源の話は

糸川英夫氏の論の展開に出てくる

①´発電機が故障する確率

という

究極のシチュエーションだと

気付いて


東日本大震災では

海水をかぶって

発電機がだめになったという話でしたか?


じゃあ、津波などの海水をかぶった場合を回避するために

発電機だけでも高台に設置するか?という話だよね


そしたら、

運命のいたずらで

空から隕石が降ってきた場合は

発電機を地中に埋めていたほうが

発電機を温存しやすいって話だよね


じゃあって、地中に埋めてたら隕石は回避しやすいかもだから

危険分散で

地中に埋める発電機と

高台に建てる発電機を2台用意するってこと?


今、私は

運命のいたずらって仮定したけど

もし

悪意のある勢力が

人為的に

発電機を破壊しに来たら?

ミサイル飛ばして来たら?


隕石の確率は?

悪意のある勢力の確率は?

ミサイルの確率は?


きりがないんだよね

どこで割り切ったらいいんだろう


治水関連でも

100年に一度の洪水に耐える仕様で作ったが

1000年に一度のレベルの洪水が来てしまった・・・

とか

わかったようなわからないような

定量できてるのか

できてないのか

よくわかんない表現を

ニュースなどで聞きかじる


確率の問題なんだ

それにどこまでお金をかけるかということなんだ


そしてまた、

よもやまさかに備えすぎても

何もできないジレンマも発生する


だから

社会は結構

うまいバランスで

成り立っているんだと

歳食った今となっては

思うのだけど


よもやまさかに出くわすたびに


言葉を失い

立ち尽くす


糸川英夫さんなら

どう考えるのかなって


分別ぶった

いい歳食ったおばさんスタンスに逃げるのはやめて


糸川英夫さんなら

どう考えるのかなって


ご本人様は

宙の彼方で

くしゃみをしているかもしれないけど


勝手に神格化してしまって

申し訳ないんだけど


あなたの幻を借りて

心の中で

シュミレーションしてみるのも

わるくないのかもしれません

















日常と災害の境界線は真っただ中にいるときにはわかりにくいんですよね。

年中根暗なことを考えるわけにもいきませんしね。

治に居て乱を忘れず・・・ですかね。

糸川英夫氏の著作は本当に興味深かった。読んでいて元気が出ました。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  何ごとも発想力ですかね、ときにはや〜わ〜ら〜か〜く〜、時には硬く、時には  跳んだ  発想力も必要ですね。 [気になる点] 雰囲気だけで話をするから。ですが、私も両方経験ありますw。  …
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