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2014~詩~  作者: ことは
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誰も知らない

わたしの胸に ぽっかり 空いた

この空洞を 埋めるもの


お月さま

お月さま


いますぐ ここに 下りてきて


叶わない 願いごとなら

こんなに簡単に言葉にできる


揺らがない 安らぎは

望みや欲を 溶かして 消して

わたしの胸に ぽっかり 空いた


この空洞を 埋めるもの

お星さま お星さま

流れるときを待ちわびて

ぼんやりと 見つめる 空は




わたしの足は何処へ消えた?

わたしの翼は夢の中


わたしの声は何処に消えた?

この空洞からこぼれて落ちた




朝陽とともに起きておいで

おやすみなさいは 夜の間だけ


朝焼けのベールを越えて

蒼い小石を探しに行こう


わたしの胸に ぽっかり 空いた

この空洞を 埋めるもの

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