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空腹感

作者: 黄昏
掲載日:2026/03/15

なにもない

最初からなにもない

今まで取り入れた有象無象

全部が全部

泥粘土で

見た目ばかりで味はない

しまいにそのまま留まって

胃を重くして

この感覚を強める


ああ

あれもきっとそう

あれに飛び付いて

貪ってやろうか


寝てやり過ごしてやろうか

いっそ諦めて探すのをやめようか

気づかないふりして

詰め込もうか

そんなんでも

この地面は動くことをやめない

その動きがまだなにかあるのかもと

この身体のどこかに期待をさせる

もう騙されんからな

魂胆は分かってんだからな

でも

まだ

やめる気にはなれない

昨日よりすこしさめた頭で

みっともなく

歩きまわる

俺は諦めるふりをやめたのさ

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