安い国
安い国。
2月5日。
「外国人の土地購入は認めるが収益は全て政府に納めるように」
外国人に土地所有認めないと差別だと言う人いる。
でもだ。
移民を認めたらSC連合支部=フレデリカ=に国を乗っ取られる。
それに食わせる食料の余裕もないのだ。
反乱起こしたら土地も全財産も没収して追放なのだ。
「この国みゆの命令で100坪100万円で売るのだ」
「おおっ?有り難い。あのう。火星の土地1坪3万円で売ってくれ」
テレポートでも月までなら兎も角火星だと補給もする必要がある。
その補給基地に襲撃かける邪神の下僕がいた。
「補給基地をブルト国の残党が襲撃しました。撃退しますか?」
「小惑星の資源確保してブルト国は無視よ。スパイス連邦8割で」
専務アイラに防衛大臣、ドマシに財務大臣。
キユアにみゆの財産管理人にボンケルが国防軍司令官。
ガタリフとエンチョフとバーディスとオイスタール。
バーディスとオイスタールはディムー帝国に潜り込んでいる。
「コロニー空爆って何考えてるんだよ?」
「コロニー廃墟にしたらお前らだって困るじゃないか?」
空気が抜けるので慌てて宇宙服=ユニタードスーツ=に着替えて。
アニメの宇宙飛行士だとユニタード風の衣装着てるヒロインも多い。
宇宙空間に投げ出されても生きているから宇宙服も兼ねてるらしい。
何故か胸と尻が強調されるが不思議にセクハラと言われない。
「スパイス連邦。月の領地の8割を献上するから火星には手を出すな」
「OK。月の補給農業安定させないと人送り込んでも全滅する」
火星に人送り込んでも実はテレポートで500人派遣した日本国。
無期懲役の囚人と死刑囚を火星に送る計画だが死ぬよりはマシだろう?
5万人の囚人に懲役20年に減刑を約束して火星に送り出した。
「この流刑囚が火星でプランクトンを培養して空気を作り基地に集結」
ユニタードを着込んでテレポートで送り込んだ組み立て式火星基地。
これに立て籠ってプランクトン固めて作った食い物を豚に食わせる。
彗星が来たぞ。
「隕石召喚」
この魔法でホンのチョットだけ水を分けてもらう。
プランクトン=植物性=は光合成するから空気作れるのだ。
2月6日。
「1日で4千人が脱落しました。テレポートで送り返されてきます」
人糞を発酵させて酒を作るが豚に飲ませる。
「豚肉食ったら二度と酒は飲めねえ。食料は3ヶ月分だ」
「隕石召喚により湖を火星に作り出し重力を増すのだ・・・」
それで宇宙に散った水分を魔法で回収して隕石を落として気温上げ。
火星基地はカビの生えてる地域=胞子を播いた=で酸素増やすのだ。
「湖できた。ファンタジー世界を舐めるなよ」
湖に隕石落とし気温上げ、-80度まで温暖化させた。
無酸素でも生きられるアンデットの国を作るのだよ・・・。
「酸素を作る魔法ないのか?」
「酸素ボンベならあるけど魔法で複製しようか?」
ユニタードで泳ぐ若い女性囚人は菌類の促成栽培に励む。
日本首都。
「火星に送り込んだ囚人は良くやっている。移民希望者を募れよ」
「本気で火星の利権独り占めにする気なんですか?」
剣と魔法の国日本はテレポートの使える犯罪者を流刑地に送り込む。
「悪いか?」
「無理無理。絶対無理よ。SC連合とスパイス連邦を敵に回す」
みゆはレベル550の兵がいても月を統治するのは困難だ。
「ブルト国の残党は3億の国民を引き連れて月の独立国ブルト共和国」
この共和国に激怒する日本人だ。
ブルト人の独裁政権が何を抜かすかぁ。
「ブルト国は先住民を滅ぼし国を奪った」
「これが正しいならブルト国を倒す者がいても文句言えない筈だ」
「俺達は良いのだ。神に選ばれた神民なのだからな」
「大量破壊兵器の所持を禁じる。査察に応じねば空爆するぞ」
お前らが言ったのだ。
査察に応じなければ攻撃されても仕方がない。
死人が出ようがブルト国に逆らうお前らの自業自得だ。
まあ自分が査察を受ける立場になれば侵略など主権侵害だとか。
訳の分からん屁理屈で正当化して世界に戦火をもたらすのだ。
「黙れ~。侵略者に発言する権利はないのだ」
「月だって最初に月面着陸したピー国の物で日本に領有権はない」
「亡国のブルトに発言権はないのだ」
スパイス連邦、SC連合、パンストールと日本の4ヶ国で会議。
ブルト国を追放して海王星と天王星贈りにすることを決定した。
「テレポート防止魔法で火星と月と地球には帰還できない」
「そんな。殺された方がマシだ」
それでも天王星と海王星で基地を作り僧侶魔法で食料作る。
「俺の故郷を奪った日本が。組み立て式基地で隕石召喚・・・」
諦めたブルト国兵は天王星と海王星で独立宣言をしたのだ。
2月7日。
邪魔者を太陽系の果に追い払い月を4分割。
火星に全世界から集めた移住希望者20万人を宇宙船で送りつける。
「補給はどうするんですか?宇宙船だと5ヶ月はかかりますよ」
「ふふふっ。魔導砲を撃つ。魔導砲は閃光だから光速だ」
同じ速度で宇宙船を反発させれば宇宙船は光速で宇宙をに押し出され。
1日で火星に行き着く筈である。
乗組員の無事は保証できないので無人機で補給だけにするが。
「魔導砲で火星に補給物資が届いたぞ。無から有を生み出すパンだ」
人間が労働すればエネルギーが生まれる。
これは無からエネルギー=人間の有が原資だが=を生み出すことだ。
このエネルギーでパンを作れると言った奴がいたのだ。
まあエネルギーはリアルでも植物性プランクトン固めてパンにすれば。
十分自転車漕ぎで灯りつけてそのエネルギーでパンを作れば。
宇宙空間でも水さえあれば。
てかファンタジー世界だと普通に氷魔法で無尽蔵に水確保できるけど。
「安い国だ。レアアースは火星にはないのか?」
ズル王はレアアースの発掘場所をロビン司祭に念写させる。
「ふふっ。冒険者を月に送り込んで宇宙ステーション3基・・・」
時間停止でアンデットに宇宙ステーション組み立てさせる。
ここで唐突にズル王が退位を考え始めた。
戦争は終わりかかってるのに王である必要ないだろう。
「昴。俺は退位しようと思う。お館様とかご隠居様と呼ばれながら」
税金使って火星に土地を買い火王アキラを名乗ろうかと考えていたが。
「ユキ姉。俺は国民の金で火星の土地を買い占めた偽王ですよ?」
「それはズル王が火星の相場を知らないからよ。失政ではない」
ここでこのメンタル弱い国王を慰める言葉を考えた。
「勝手に退位する方が問題だ。隠居するくらいなら何故義務を」
果たそうとしないのだ。
「貴方も見たのでしょう?」
「この世界は乱れまくってる。権力者が私腹を肥やしているからよ」
「アニメ好きだし国王になれば伝説の聖君として子孫に語り継がれる」
「そうは言うても俺ズル王だぜ。俺に王は務まらんよ」
チョット出前で牛丼持ってこさせます。
「王は勝手に退位しちゃいけないんです。公務は命令書へのサイン」
これだけは国王本人がやってくれないと困るんですよ。
「紅茶持ってきてくれ。その間に書類30枚にサインする」
火星に送る光速貨物船に渋々サインするズル王とひなた司祭なのだ。
ズル王の野望3の予定です。




